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安全で基本的人権が守られる社会を目指して

NPO法人 浜松検察審査協会


検察審査会制度を多くの人に知ってもらう活動をしています。(NPO法人は2015年2月に解散しました。)


1948年に法施行された検察審査会制度は、検察官の職務の上に一般国民の良識を反映させたり、不当な不起訴処分を抑制したりするためのものですが、まだ十分に知られてはいません。一人でも多くの人たちに制度の重要性を認識してもらうために、制度の普及・発展を図ります。

はじまりは。。。

検察審査会は、検察官が被疑者を裁判にかけなかったことの善し悪しを審査する機関で、その意義の一つとして犯罪被害者が泣き寝入りする事態を防ぐという役割があります。検察審査員は、選挙権のある一般の人の中から無作為に選ばれます。

浜松の組織として、静岡県司法裁判所浜松支部管内の検査審査員修了者が制度の普及と発展を目的として動き出したときが1953年。その後、2005年にNPO法人化をしました。

こんな思いでやっています

検察審査会は裁判員制度とともに市民が直接司法に参加する制度です。冤罪をなくし、市民が安全で安心できる人権侵害のない社会の構築を目指します。国の広報不足のため、認識度は一向に向上していません。検察・司法のコンプライアンス無視のない制度の運営実施を求めて広報活動をしています。

これまで審査した事例
JR福知山線脱線事故事件、明石歩道橋事件は、ともに昭和21年の法改正により実施された「検察審査会の二度の起訴相当議決」により実施された「強制起訴裁判」です。同じ強制起訴裁判でも「小沢元民主党代表の政治資金違反事件」は、検察の真の法の趣旨「検察権力の抑制」と正反対の、第二エンジンとして利用された検察の違法性が指摘されています。検察のコンプライアンス無視が具現されたものです。

こんな活動をしています

1.広報用ポスター・リーフレット配布
静岡県西部地域の中学高校大学、自治会、金融機関民間企業(2010年実績:1800枚)
2.街頭PR
静岡県西部地域の駅前、イベント会場等でリーフレットとティッシュ配布
3.新聞・広報誌掲載、TV放映
4.講演会の開催
制度の正しい認識のための講演会を地域住民向けに年に数回
「活動奨励賞」受賞しました!
2011年に静岡県社会福祉協議会から、地域の福祉活動に尽力する団体ということで「活動奨励賞」を受賞しました。地味でなかなか日の目を見ない活動でしたが、これまでの実績が評価されました。今後の活動の励みになります。

参加するには。。。

会員になる
募集しています。検察審査員経験者、「検察審査会」制度の重要さを理解している一般の人が対象です。電話またはメールにて、お気軽に問合せ下さい。
団体からのメッセージ
本協会は、基本的人権が正しく守られ、市民が安全で安心して暮らせる社会を目指します。そのためには、市民一人一人が「自立」と「自律」により社会を見つめて「考える」習性を自分のものとすることが不可欠です。
検察審査会と司法の実施状況をモデルとして検証して、真のコンプライアンス「法を守り社会の要請することの実施」を市民との対話で協働しましょう。
■ こんな団体です ■
活動分野
人権の擁護
活動対象
活動地域
設立年
1953年(2005年11月法人化)→2015年2月解散
会員構成
会費
運営スタッフ
総事業支出額
内閣府NPO法人ポータルサイト
代表者名
連絡先
(2012年1月現在の情報です)