
どんな顔でも幸せに生きる社会を
NPO法人 ユニークフェイス
顔にあざや傷があって、外見的なハンディキャップを持っている人たちを支援しています。
顔にアザや傷のある人たちのことを「ユニークフェイス」と命名し、ユニークフェイスな人たちの幸福な生き方について模索しています。「ユニークフェイス」として幸福に暮らすこと、そのノウハウを次世代に継承すること、そしてそのことを通じて社会とコミュニケーションしていくことを目指しています。(NPO法人は2018年5月に解散しました)
はじまりは。。。
生まれつき顔の右半分に赤あざがある代表が、自分の自伝を出版したことを機に、同じように顔にあざがあって悩んでいる人たちを支援する市民団体を立ち上げました。当時ユニークフェイスを持つ人たちが悩みを話せる場はほとんどなく、出版物を読んで連絡をしてきた当事者は大勢いました。それを受けて、もっと大きい組織にして支援の幅を広げたり、一般の人々への啓発活動を進めるためにNPO法人化しました。
こんな思いでやっています
ユニークフェイスを持つ人たちは、実際にいろいろな問題を抱えています。就職ができない、友達ができない、彼女・彼氏ができない、いじめを受ける、うつ病になる…。また、カミングアウトすることも非常に勇気のいることです。ユニークフェイスでは、それらの問題を社会に提起していくことが役割だと感じて活動しています。インターネットの普及で当事者同士がつながりあうことが容易になってきましたが、もっと広く社会に情報を発信していくことを考えています。
こんな活動をしています
- 1.ユニークフェイスな人たちを対象にした相談事業
- 2.ユニークフェイスについての講演、執筆活動
- NHK 道徳ドキュメント 2011年5月27日放送 第四回「ちがう」ことを「ふつう」に 出演

今後は、ユニークフェイスを持つ子どもの支援に力を入れていこうと考えています。ユニークフェイスを持つ人の中で、最も孤立感が強いのは、子どもと育児中のお母さんです。子どものころから悩みを打ち明けたり、コミュニケーションしていくことで、自分のことを語れる人が増えると考えています。
団体からのメッセージ
人と異なる外見をもった人についてのさまざまな問題の問題提起をしてきた、日本におけるパイオニアであると思います。これからは、日本各地で、当事者と家族たちが、問題提起をして、多くの人と協力して、問題を解決していくことが重要になってきます。とくに次世代の子供の当事者のために、大人たちの行動が必要になっています。
人と異なる外見をもった人についてのさまざまな問題の問題提起をしてきた、日本におけるパイオニアであると思います。これからは、日本各地で、当事者と家族たちが、問題提起をして、多くの人と協力して、問題を解決していくことが重要になってきます。とくに次世代の子供の当事者のために、大人たちの行動が必要になっています。
■ こんな団体です ■
- 活動分野
- 社会教育、福祉、人権
- 活動対象
- 顔にあざや傷のある外見にハンディキャップのある人とその家族、一般
- 活動地域
- 全国
- 設立年
- 1999年(2002年1月法人化)→法人は2018年5月に解散
- 会員構成
- 会費
- 運営スタッフ
- 総事業支出額
- 内閣府NPO法人ポータルサイト
- 外部サイトへのリンク
- 代表者名
- 連絡先
(2012年1月現在の情報です)