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里山題楽校のイメージ


集落が”楽”校(がっこう)

一般社団法人 里山題楽校


里山集落で学習支援や体験・実習を行うフリースクール


はじまりは。。。

野外活動やテレビ番組等を観て、造られた環境ではなく自然のありのままの環境下で活動をすることで生き生きとした「目」「声の大きさ」「発想」が豊かに滲み出るようになり、不登校等で気持ちの面で沈みがちな時でも、ゆったりした里山集落の環境の中で活動をすることで、癒しや体力面での維持向上、自信につながるきっかけづくりの場となればと思い開校しました。

こんな思いでやっています

「まずは、やってみなければ分からない」をベースに様々な活動を行っています。無農薬での野菜類の栽培や創作活動、自然遊びなども行っています。挑戦や発見なども含め、新たな視点を持つことで視野が広がり、今よりも一段階落ち着いた構えで歩みを進められるようになるといいなと思います。

こんな活動をしています

小学4年生から中学生を対象にしたフリースクールです。通信制高校のレポート作成指導や進捗管理を行うサポート校でもあります。

フリースクールでは、午前中は学習支援の時間となり生徒さんが持参する課題に取り組みます。午後からは畑や川など集落のいろいろなところに出かけて「生きる力」「生き抜く力」を育てます。ここでの活動を通して学校の登校日数や時間数が増えたり、ふたたび登校できるようになることを目指しています。

コーヒーカップ ある日の一日はこのように時間が流れます。

活動の拠点である建物を訪れると、ちょうど教科の勉強が終わるところでした。午前中は各自が持参した課題を進めていたそうです。

里山題楽校の活動

午後からは集落内にある畑へ向かいました。ここでは、たくさんの種類の無農薬野菜が生徒さんたちの手で育てられています。畑に着くとすぐに水まきをしました。近くの水路でバケツを使って山から流れる水をくみ上げ、一輪車に乗せて畑まで運びます。その後はネット張りなどの整備をしました。

畑からの帰り道、集落にあるお蕎麦屋さんの横を通った時、ちょうどお店の皆さんが薪を作っているところでした。そのお蕎麦屋さんは薪を燃料におそばを茹でているそうです。「せっかくだから手伝っていこう」となりました。お蕎麦屋さんも「どうぞ」と快く受け入れてくれました。

里山題楽校の活動

このように、たまたま出くわした人や出来事も学習の機会となっていました。「集落全体が教室・先生」と鈴木さんはおっしゃいます。集落の人、自然などからさまざまなことを学ぶことができるのだなとその言葉を実感できました。地域のコミュニティが活きている里山ででしかできない、フリースクールの活動です。

参加するには。。。

まずは、HPの「お問合せフォーム」や「公式ライン」からのお問合せをお願いします。見学や相談も日時を調整して時間をつくります。 定期利用については、面談後、利用曜日をご都合に合わせて設定します。スケジューリングの習慣を少しでも持ってもらいたいため、利用曜日を固定しています。週1日からの定期利用が可能です。 利用途中での利用曜日の追加や曜日の変更も可能です。

団体からのメッセージ
日頃の雑踏や時間に追われるような生活から、ゆったりと時間が流れ穏やかな雰囲気の里山集落で過ごすことで心身ともに安定するようになると感じています。川の流れ・音、風の音・感触、天気によって変わる雰囲気、土に触れる、栽培した作物を食べる、持ち帰って食卓に上る、など、「癒し」を感じられる環境で過ごすことは、普段の生活にも効果が波及すると思います。この環境は、他の地域に持ち出すことは出来ません。集落の住人の方々も本当に人情 味があり温かい方ばかりです。今後のための充電場所になると思います。
こんな団体です
活動対象
子ども
活動地域
浜松市天竜区横川 下百古里地区
設立年
2017年
代表者名
鈴木 浩之(すずき ひろゆき)
連絡先
(電話) 080-5674-1606
(Eメール)satoyamadaigaku.s@gmail.com
(ホームページ)https://peraichi.com/landing_pages/view/satoyamadaigaku/
(2022年3月現在の情報です)