ネパールの生活力向上を目指して
認定NPO法人 ブッダ基金
ネパール山間部の無医村での医療援助活動はじめ、移動図書館車によって山間部の学校へ本を届ける支援、女性の地位向上に取り組んでいる団体です。
はじまりは。。。
1991年に設立者の山口医師が日本で持病のあるネパール人青年と出会い、術後のケアのためネパールを訪問したことがそもそものはじまりです。1990年より浜松市に外国人労働者が増え、健康問題が深刻化したこともあって、1996年より浜松で外国人無料検診会を始めました。
その活動を通じて、ネパール人の疾病相談、病人の世話などをする機会があり、2001 年にネパールの無医村で健康診断と治療を実施するキャンプを行いました。ネパールの医療や教育の窮状を目の当たりにして、ネパール支援のために医師・ロータリークラブ会員・市民などに賛同者を募り、2001年に「NPO法人ブッダ基金」を立ち上げました。
その後、政情不安の中も支援活動を続けてきた活動が認められ 2004年には寄付金が優遇税制の対象となる、日本で30番目の認定NPO法人となりました。
こんな思いでやっています
ネパールは世界最高峰のエベレストがあり、美しい自然の国ですが、アジアの最貧国の一つであり、農業以外の収入の道がないため、外国への出稼ぎや、外国からの援助をあてにしないと成り立たない国となっています。ネパール国の人々が自立できるように、地域に密着した支援活動を行い、生活力向上の支援をしたいと考えています。
こんな活動をしています
- 1.医療支援
- ネパールでの無医地区での無料医療キャンプでは、現地NGOやロータリークラブなどと協力し、これまでに20回以上、1万人近くにおよぶ村人を検診しています。また、支援して完成した病院の支援、医療機器の提供のほか、学校検診、救急医療法の指導、救急医薬品の支援を行っています。
- 2.教育支援
- 子ども移動図書館を拠点とし、山間部の恵まれない村の学校に本を届ける「ブッダ子ども移動図書館プロジェクト(BCMLプロジェクト)」を中心とした教育支援事業を行っています。2014年度は年間180校の学校を移動図書館車で周り、図書室のない学校などに本を貸し出しました。
また、学校の裏山にコーヒー園を作りその収益を学校の運営費に充てられることを目指した「コーヒー園プロジェクト」や、老朽化の激しい校舎を立て直す「学校建設プロジェクト」なども行っています。 - 3.女性の地位向上支援
- 女性の自立支援として裁縫技術を学べる「サクラリグランスプロジェクト」を行っています。
4.産業支援 上記の事業を実施するにあたり、現地の村人の雇用を創出しています。
参加するには。。。
- 会員になるには
- 随時募集しています。
- ボランティアをする
- ネパールで活動できるお医者さん、看護師さん、学校の先生を募集しています。
■ こんな団体です ■
- 活動分野
- 国際協力(ネパール:医療、教育、女性支援)
- 活動対象
- ネパール国内のネパール人
- 活動地域
- ネパール
- 設立年
- 2002年2月
- 会員構成
- 正会員 34名、賛助会員 9名 医者・ロータリークラブの会員・教育者が多い
- 会費
- 正会員 個人 12、000円/年1口、団体 12、000円/年1口
賛助会員 個人 6,000円/年1口、団体 30,000円/年1口
- 運営スタッフ
- 非常勤 4名
- 総事業支出額
- 6,897,891円('22年度)
4,232,635円('21年度)
3,547,186円('20年度) - 内閣府NPO法人ポータルサイト
- 外部サイトへのリンク
- 代表者名
- 加藤 義一(かとう よしかず)
- 連絡先
- (住所)〒432-8021 浜松市中央区佐鳴台3-52-23 はるかむビル 3F
(電話)053-415-8144
(Eメール)buddhafoundation1991 @gmail.com
(ホームページ)http://buddha-f.org/
(2015年7月現在の情報です)