外出困難な方の理美容を助ける
NPO法人 訪問理美容サービスベル
外出困難な方を訪問して理美容サービスを提供。利用者に「いつでも希望するサービス」、「親身なサービス」を自ら選択し、自由に受けられる訪問理美容を目指しています。
はじまりは。。。
これから超高齢化社会になっていき、介護の必要な高齢者、障害のある方々、社会的引きこもりの人達が、髪や髭が長いことによった様相の後ろめたさを感じ外出しづらくなる生活の質の低下が見受けられ、外出困難者への対策も早急に構築する必要があると考えています。そのため、私自身が理容師という免許を持っていましたので、「安心」で「安全」な訪問理美容を作っていきたいと思いました。まず、ホームヘルパーの資格を取得し、賛同者を募りNPO法人を設立しました。
こんな思いでやっています
身なりがキレイになることで、いきいきとした表情や笑顔が増します。理美容室に足を運ぶことが困難な方でも、安心して散髪や髭剃りのサービスを受け、明るく清潔になって生活を楽しんでいただきたいと考えています。
実際、外出が面倒という人が髪を整えたことにより、家の周りを車椅子で散歩するようになったというお話もうかがっています。このような方が増えてくれることを願っています。
こんな活動をしています
- 1.外出困難者への訪問理美容事業
- 若い方から高齢者まで外出困難な方々に、カットや髭剃り、毛染めやパーマをしています。出張先は、自宅はもちろん、病院や施設などにも出向きます。男性、女性の理容師・美容師がいますので、男性には顔そりまで行い、女性には女性美容師により美しく仕上げるよう努めていいます。
料金表
無償の外出支援サービス
身なりがキレイになった後、そのまま家にいるのはもったいないですよね。昨年度、愛の都市訪問より、車椅子で乗れる軽の福祉車両を寄贈していただきました。おしゃれな帽子が欲しいという方の帽子店までの無料送迎をしたこともあります。また、車椅子の方のみですが、提携している理美容院への送迎も行っています。
身なりがキレイになった後、そのまま家にいるのはもったいないですよね。昨年度、愛の都市訪問より、車椅子で乗れる軽の福祉車両を寄贈していただきました。おしゃれな帽子が欲しいという方の帽子店までの無料送迎をしたこともあります。また、車椅子の方のみですが、提携している理美容院への送迎も行っています。
- 2.訪問理美容に関する資格の取得助成事業
- 会員の方を対象にホームヘルパー2級の取得の助成や、理容師・美容師の国家資格の助成を行っています。
ママさんボランティアによるハンドマッサージサービス
ハンドマッサージによるスキンシップで信頼関係が生まれ、会話がはずみ高齢者の優しさが引き出されます。心の交流を図るためにも大変有効なうえ、慢性疼痛や認知症周辺症状を和らげるのに大変効果があります。
ハンドマッサージによるスキンシップで信頼関係が生まれ、会話がはずみ高齢者の優しさが引き出されます。心の交流を図るためにも大変有効なうえ、慢性疼痛や認知症周辺症状を和らげるのに大変効果があります。
- 3.福祉に係る訪問理美容師の教育研修事業
理美容師やそれに係る人達を対象に、講演やセミナーを行い、利用者の負担を少しでも減らし快適に散髪してもらえるようにする事業を行っています。
自分の経験から
私自身の祖母が認知症でした。当時はどのように対応して良いかわからず、決して優しいとは言えない態度をしてしまったこともあり、悔いている気持ちがありました。その経験から認知症に対しての理解を多くの方にしていただきたいと知識を広める取り組みをしています。親身になることによって、認知症の方はたくさん話してくれます。少し回復することもあります。昔のときの事を聞きながら施術を行っていると、とても活き活きとした表情がみられます。
私自身の祖母が認知症でした。当時はどのように対応して良いかわからず、決して優しいとは言えない態度をしてしまったこともあり、悔いている気持ちがありました。その経験から認知症に対しての理解を多くの方にしていただきたいと知識を広める取り組みをしています。親身になることによって、認知症の方はたくさん話してくれます。少し回復することもあります。昔のときの事を聞きながら施術を行っていると、とても活き活きとした表情がみられます。
参加するには。。。
- 訪問理美容サービスを受ける
- まずはお電話ください。365日受付ています。予約優先ですが、空いていたら当日でも伺ってカットすることが可能です。ベッドの上でもカットができます。また、体調が悪くなって当日キャンセルでも、キャンセル料はかかりません。お気軽にお問い合わせください。
- 会員になる
- 理美容師さん、一般の方の賛助会員や委託会員を募集しています。ママさんボランティアの方も募集しています。
■ こんな団体です ■
- 活動分野
- 保健・医療・福祉、災害救援、情報化社会の発展、職業能力開発・雇用機会、消費者保護
- 活動対象
- 障害のある人、高齢者
- 活動地域
- 静岡県西部
- 設立年
- 2012年4月
- 会員構成
- 会員 15名
- 会費
- 個人 正会員 1,000円/年、20,000円(入会金)、賛助会員 5,000円/年、5,000円(入会金)
委託会員 1,000円/年、10,000円(入会金)
団体 賛助会員 一口5,000円/年、5,000円(入会金)
- 運営スタッフ
- 常勤(有給) 4名
- 総事業支出額
- 12,743,348円('22年度)
11,969,078 円('21年度)
12,438,240円('20年度) - 内閣府NPO法人ポータルサイト
- (外部サイトへのリンク)
- 代表者名
- 鈴井 基文(すずい もとふみ)
- 連絡先
- (住所)〒432-8002 浜松市中央区富塚町1437-12
(電話)053-571-2484
(FAX)053-571-2485
(Eメール)info@houmonribiyou-beru.com
(ホームページ)http://www.houmonribiyou-beru.com
(2014年10月現在の情報です)