
一生懸命
NPO法人 NPO法人 スマイルベリー
(旧:ちいさこべ)
スタッフ一同、力をあわせて、障害のある方とともに働くよろこびをつくっています。
はじまりは。。。
以前より株式会社として製造業を営んでいた代表は、特別支援学校の先生方との交流の中で障害のある方々の雇用に取り組んでいました。製造業で培ったノウハウを活かし、仕事をする喜びを一人でも多くの人に知ってもらうために、NPO法人を設立し、就労継続支援A型事業所を始めました。
2014年に法人名を「ちいさこべ」から「スマイルベリー」に変更しました。
就労継続支援A型とは障害者自立支援法に基づくサービスのひとつで、通常の事業所に働くことが難しい方に就労の機会を提供し、活動を通じて知識や能力の向上に必要な訓練などを提供する制度です。最低賃金が保障される雇用契約を結ぶ「A型」と、雇用契約を結ばない「B型」があります。

こんな思いでやっています
- 一生懸命さ
- 「はじめは障害者の雇用をするということは、考えたこともなかったんです。たまたま雇った方がとてもまじめで一生懸命さがうかがえて、いつのまにか障害のある方との関わりが増えていきました。」と代表は言います。「一生懸命やってくれる方は、能力や作業スピードが遅くても私はいいと思ってるんですよね。そういうところがみえれば雇用はしていきたいと思っています。」そんな思いで、スタッフともに仕事に取り組んでいます。
- 個性に合わせた仕事
- 製造軽作業を中心に、利用者さんの個性に合わせた質の高い作業が出来るよう、商品梱包、部品加工、製品組立など様々な仕事を行っています。仕事に対して誇りや責任を持ってもらえるよう、納期厳守はもちろん、品質管理には特に注意を払っています。仕事を通じて生きがいや満足感を得ることで、幸せな日々につながっていってほしいと思っています。

NPOのマスコット将来の農業分野の事業化を目指して、敷地内には耕作予定地があります。そこにはなんと2匹のヤギが…。右側の白がチーズ(オス)左側の茶色がショコラ(メス)です。近くの子どもたちが遊びに来るなど、みんなに愛されています。
こんな活動をしています
- 就労支援 就労継続支援A型事業所
-
- 業務内容
- 部品袋詰め・シーリング・部品梱包・製品組立・廃棄物開梱仕分・商品製作・部品加工・ハンダ付け・不良品修正・部品シール貼りなど
- 活動日
- 平日8時40分~16時
遠州鉄道小松駅より送迎バスあり
参加するには・・・
- サービスを受ける
- 障害者自立支援法に基づくサービスを受けたい方は直接お問い合わせ下さい。
- 運営に携わる
- 不定期で職員を募集することがあります。詳しくはお問い合わせください。
■ こんな団体です ■
- 活動分野
- 福祉、職業能力開発・雇用機会
- 活動対象
- 障害のある人
- 活動地域
- 浜松市内
- 設立年
- 2011年4月
- 会員構成
- 正会員 10名
- 会費
- 個人 正会員 2,000円/年、賛助会員 1,000円/年
団体 正会員 10,000円/年、賛助会員 10,000円/年
- 運営スタッフ
- 常勤 11名
- 総事業支出額
- 151,551,569円('22年度)
148,036,898円('21年度)
144,037,949円('20年度) - 内閣府NPO法人ポータルサイト
- 外部サイトへのリンク
- 代表者名
- 豊田 郁也(とよだ ふみや)
- 連絡先
- (住所)〒434-3314 浜松市浜名区寺島2401-1
(電話)053-586-3327
(FAX)053-545-5988
(Eメール)smileberry@hamazo.tv
(ホームページ)https://www.smileberry-npo.com/
(Faacebook)https://www.facebook.com/smilberryfarm/



江戸時代から織り始められた「遠州綿紬」を使用した縫製品は、情緒的な日本の風景のような柄や色合いがあります。浜松の地域ブランド「やらまいか浜松認定品」にもなっています。三ヶ日町にある初生衣(うぶぎぬ)神社で、七夕で有名な織姫さまが伊勢神宮のために織っていた、御衣(おんぞ)の絹の紬から「遠州綿紬」へと発展しました。

活動を始めた当時は、女性が結婚・出産後再就職することは大変なことでした。まだまだ男女の性別の役割が残っていたり、子どもをあずけることも難しい時代でした。そのような時、自らカウンセラーとして相談を受ける専門性を持つことと、女性たちも持っている能力を活かし、自らの力で解決できるよう援助したいという思いで資格を取り、相談事業を始めました。その後、企業や行政と連携しての専門性が広く役立つようになり、NPO法人として立ち上がりました。

実は、以前は障害のある人は採用できないとお断りしてきたんですよ。その理由として、芽ネギの定植作業を例に、手で苗のラインを水平にするのに障害を持った方には無理だと。そうしたら、数日後に就労を支援する人(ジョブコーチ)が来て、「下敷きを使ってこうやると植わりませんか?」と提案。熟練した技術が必要だ、と思い込んでいましたから、これにはびっくりしました。
ジョブコーチではカバーできない問題が起こるときがあるんです。そんな時はダイジョブの出番です。コミュニケーションが上手くいかずに配転命令に納得されないときの対処依頼や、残業に関わる問題処理などが最近の例としてありましたね。
強い思考をもつ現代人は感受性や想像力が低下し、運動不足にもなっていますよね。強い抑圧を強いられた状態の人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに効果があるなと感じているのは佐鳴湖ウォーキング。湖岸をわたる心地よい風を感じながら歩く。面と向かう位置でないのがいいんでしょうねえ、いろんなおしゃべりをするんです。並んだ状態で会話を続けると気持ちが安らぐんです、解放されるんです。





