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えほん文庫


絵本を中心とした地域の交流の場

えほん文庫


絵本の貸し出し、お話会を開催しているミニ図書館


はじまりは。。。

幼い頃、叔母の家には図書館から家庭文庫用に貸し出しを受けた本がたくさん置かれ、そこで子ども達が自由に本を読んだり借りたりしているのをみて、子育てをする中でその様に子ども達に読み聞かせをするような夢を持ちました。

そこで、浜松市主催の「読み聞かせボランティア養成講座」に参加したり、子育て中に集めた絵本250冊の他、浜松図書館からの本も活用できるホールのような空間を夫の協力を得て自宅に併設する計画もたて、温かみのある広々とした家庭文庫を開設する準備を進めていました。

ところが自宅が完成し、その直後に生まれてきた第3子がダウン症との診断を受け、とても落ち込みました。何も手につかなくなってしまい、ただ涙が流れる日々をすごしていました。

そんな折、家庭文庫への助言を受けていた友人からの励ましがあり、気持ちを切り替え自身の夢でもあった家庭文庫のオープンに向けた準備を進めることができました。

色々な方達のお力添えと、第3子の面倒は兄姉がお手伝いしてくれるなど家族のサポートを得て、暖かい空間の中に「えほん文庫」をオープンすることができました。

こんな思いでやっています

えほん文庫では子育てで悩んでいる多くのママたちの心安まる居場所になってほしいと思っています。障害のあるなしに関わらず、色々なひとたちが集える場になってほしい、そして「その子その子にあった絵本を届けたい」という思いで絵本を集めているうちに、絵本が既に5千冊に増えています。「読み聞かせの会・この本だいすきの会(浜松支部)」、「わらべうたの会」などの他にも、ママたちの声を受けて、絵本がいろいろなつながりを作ってくれています。子育てしているママに寄り添いたいという思いの中、相談にのったり仲間を紹介したりしている中で、この「えほん文庫」に次々と色々な仲間が集まってくるようになり、「赤ちゃんのママの会」「不登校の会」「発達を考える会」「ダウン症のあるこどもの会」などが発足してきました。

心配を抱えていたママが笑顔になって帰られるのがうれしく、それがモチベーションとなり、やっていてよかったと思える活動に繋がってきています。

こんな活動をしています

えほん文庫の活動

1. お話会
毎月 第4金曜日11時から30分間
2. 絵本の貸出
毎週、木曜日の午後15時〜17時と、金曜日午前10時〜11時半まで
3. コンサートの開催(現在はコロナの関係で休止中)

参加するには。。。

・絵本を借りる。
毎週木曜日・金曜日の開館時間に、えほん文庫にご来場ください
(コロナ対応などで休館していることもありますので、毎回ホームページでご確認ください)
・イベントに参加する。
えほん文庫のブログからお申し込みください
コーヒーカップ 医科大学や、医療系の大学で、医師、看護師、助産師さんを目指している学生さんたちに「ダウン症のある子どもの母親」として授業をして、お話する機会もあり、このような講演活動も続けていきたいそうです。
団体からのメッセージ
絵本を中心に様々な人が集まり、また子育て中のママを応援する場として、絵本のある豊かな時間を過ごしてもらいたいと思っています。
こんな団体です。
活動分野
子どもの健全育成(子育て)
活動対象
子ども 一般(子育て中の方など)
活動地域
市内全域
代表者名
大村 由実(おおむら ゆみ)
連絡先
(電話)053-439-3810
(Eメール) mail@ehonbunko.jp
(ホームページ) http://www.ehonbunko.jp/
(2022年3月現在の情報です)

はまはっぴーのロゴ


家族の“えん”をつなぐ

地域支援団体 はまはっぴー


こども食堂やフードバンク活動、子育て・不登校などの相談支援を通じて笑顔を届ける活動を行っています!


はじまりは。。。

18歳の時に父親を亡くしたことが大きな転機となりました。その時に精神的にも経済的にも苦しい中、周囲の人に支えられ学業が続けられ仕事にも就くことができました。今の自分があるのはたくさんの方々のお陰で、その恩返しをしたいという純粋な気持ちがあります。

また、以前に児童養護施設での虐待を受けた子どもの心理支援をしていました。様々な事情で親子が一緒に暮らせない、幼い時から施設に入っている子ども達と接する中で、問題が起こってからのケアも大事ですが、そうなる前に予防的に地域のつながりを深め、気軽に人とつながることができる場所が必要だと感じていたのがこの活動を始めたきっかけです。

こんな思いでやっています

近代化、核家族化のなかで、地域コミュニティが希薄となりお互いにうまくコミュニケーションがとれないことが増えてきていると思います。仲良くしたり大事にしたい気持ちがあっても、それが正しい形で伝わっていかなかったり、もつれたりしています。切れてしまったり、もつれてしまった家族のつながりを、再びつなぎなおしたりほぐしたりすることを丁寧にやっていきたいと考えています。

地域を一つの家族と捉え、家族団欒のみんなの居場所を作りたいという思いで活動がスタートしました。そのため、子どもだけではなくて誰でも来られる場所(多世代交流拠点)という意味で「家族食堂」と呼んでいます。

フードバンクを立ち上げたのは、近年課題となっているフードロス削減をしたいという思いからです。企業では賞味期限が近くて廃棄している食品がたくさんあると聞きます。それを受け入れ必要な方に届けることで地域支援にもなる。フードロス削減と地域支援と二つの課題が一気に解決する、持続可能な社会を創っていく上で大切な活動だと考えています。

こんな活動をしています

はまはっぴーの活動

  1. はまはっぴー家族食堂(こども・地域食堂)
    家族食堂は毎月1回から2回。孤立の防止、安心できる居場所、地域コミュニティの創生など、家族団欒をテーマに活動しています。
  2. フードバンクはまはっぴー(食品ロス削減)
    フードロス削減、食を通した支援、困窮支援を目的に、各企業や団体、個人の方々からの寄贈された食品を必要な方々に届けています。
  3. はまはっぴーの活動

  4. 専門家による相談支援活動(子育て・不登校など)
    はまはっぴーのスタッフ・会員には臨床心理士、公認心理師、教員、保護司、社会福祉士、看護師など専門家が多数在籍しています。子育てのこと、福祉のこと、健康のこと、心理のこと、様々な分野の専門家による相談支援を行っています。
  5. 子育て支援広場
    互いの悩みや苦労を共有したり、アドバイスをもらったりすることのできる憩いの場を開放しています。
団体からのメッセージ
ここは誰が来てもいい場所。ここに来たらほっとする、ここに来たら何とかなると思える場所にしていきたいと思います。みんなの居場所。ここで家族団欒を味わってほしいということが私たちの願いです。
私自身がいろいろな人に助けてもらいました。その恩返しという思いで、子どもたちを支援しています。その子どもたちが、大人になったときに次の子どもたちを支援していく。恩返しも大事だけど、一歩進んで「恩送り」。たすかった人が次の人をたすけていく。そのたすけあいの輪が次の世代につながっていってほしい。それが持続可能な社会ということにつながっていくと思います。

参加するには。。。

ボランティアで加わりたいときは、HPの問い合わせか、フェイスブックページなどから問い合わせをお願いします。

家族食堂やフードバンクなどは公式ラインでお知らせすることが多いです。こちらもHPで登録できます。

寄付や物品の受付も随時行っています。皆様からの温かな応援をお待ちしています。

こんな団体です。
活動分野
子どもの健全育成(子育て) 保健・医療・福祉(健康) 社会教育(生涯学習)
活動対象
一般 子ども
活動地域
市内全体
設立年
2018年
代表者名
平野 大心(ひらの だいしん)
連絡先
(電話)053-586-6492
(Eメール) info@hamahappy.com
(ブログ) https://hamahappy.com/
(2022年3月現在の情報です)

KSC子どもサポーターズクラブ


外国ルーツの子ども達 学習応援隊

KSC子どもサポーターズクラブ


外国にルーツを持つ子どもたちの未来づくりを支援


はじまりは。。。

KSCが発足した2009年当時は、外国人労働者が急増する中で親と共に暮らす子どもたちの教育問題が深刻化してきました。日本語能力の不足から、日本の学校の勉強についていけなくなったりする子も多く、不就学に陥る児童、生徒の存在が問題になっていました。

そうした子どもたちの支援に地域住民が関わっていくことが必要だと、HICEの呼びかけで発足したのがKSCです。2008年10-12月に開講されたHICE主催の「シニアから始める日本語ボランティア養成講座」の修了生が、このままで終わらず、何か実践して役立ちたいと言う思いで、浜松市内の主婦十数人でスタートさせました。

こんな思いでやっています

“外国にルーツを持つ子どもたちの未来づくりを支援したい”、と言う設立時の強い思いを今も引き継ぎ活動を続けています。彼らは日本語が分からないために学習が遅れがちです。そんな子ども達の宿題や勉強の手助けをしながら、学習をやり遂げる粘り強さや楽しさを共有できたらいいなと思っています。

こんな活動をしています

KSC子どもサポーターズクラブの活動

  • 本読み、音読、書き取り、筆順などのサポート
  • 学校から出される各種宿題(プリント問題等)のサポート

現在、3箇所の小学校で活動を行っています。

  1. 佐鳴台小学校
    対象:小学1年〜6年生の希望者
    現在の対象児童数 37名(国籍:フィリピン、ブラジル、ペルー、中国等)
    活動内容:学校のクラブ活動の一環として、国語、算数を中心に週2回(火、金曜日)の放課後勉強会を実施。担任の指示のもとに、宿題や遅れた学科のフォローをしています。
  2. 城北小学校
    対象:小学1年〜6年生の希望者
    現在の対象児童数 5名(フィリピン、ブラジル、スリランカ、エチオピア)
    ※担任の指示のもと、同じクラスの子供たちとは離れ別室で一人一人の学習支援(全教科、マンツーマン方式)を行っています。
  3. 浜名小学校
    対象:小学1年〜6年生の希望者
    現在の対象児童数 35名
    活動内容:週2回(月曜日、水曜日)の放課後勉強会を実施
    ※国語、算数を中心に担任の指示のもとに教科学習支援
    ※KSC以外の他のメンバーとの共同支援

参加するには。。。

・学習支援者になる
HICEが主催する日本語ボランティア養成講座の修了者を中心とし、それに準ずる講座の受講者、教員資格を有する方で会員になることが必要です。
入会希望者はHICEの窓口を通して、あるいは知合いの会員を通してご連絡下さい。
見学可能です。
団体からのメッセージ
外国にルーツを持つ子供たちにとって、日本語は日常生活ではもちろん、学校生活の基盤になるものです。その一生の思い出になる学校生活が楽しくなるよう、子ども達に寄り添い勉強に対するやる気を引き出してくれるボランティアを募集しています。自身の子育て経験や各種講座を通して見につけた知識を生かしながら、子供達が日々成長していく姿に関わって行きませんか。興味のある方、ぜひご連絡ください。いつでも見学可能です。
こんな団体です。
活動分野
国際協力(多文化共生・語学) 子どもの健全育成(子育て)
活動対象
在住外国人
活動地域
浜松市内全域
設立年
2009年1月
会員構成
約30名(20~70代)
主婦、社会人、リタイア組など、様々な年代の方が活躍されています。
会費
年500円
運営スタッフ
役員5名(会長、幹事、会計)
代表者名
岩田 正夫(いわた まさお)
連絡先
浜松市外国人学習支援センター(U-ToC)事務局まで問い合わせ下さい。
(電話 053-592-1117)
(2022年3月現在の情報です)

cont-eのロゴ


自分らしさを創造し、幸せな人生をおくることができる社会の実現を目指す

株式会社コンテ


臨床心理学に基づいたカウンセリング。子どもの「見て、考えて、カラダで行動する」力を育て、のびのびとした発達・成長をサポート。


はじまりは。。。

困っている人を助けたいし、心理相談や発達相談をもっと身近にしたい。「困っているのだけれど聞いてくれる?」のように、身近なものに心理相談発達相談がなったらいいなと思って始めました。もともとは精神科病院で働いていました。その時、発達支援のことを学んで、支援方法を知らなくてはいけないなと感じ、発達支援相談センターに入ったんです。そこで、まだまだそんなに認知されていない、支援方法も広がっていないということが分かりました。公的なところより、柔軟にやっていきたいなと思います。困っている方の声「もっとこういうこと無いの?」「こうしてほしい」とかを拾っていきたい。その要請にこたえればいいなと思い、より柔軟対応ができる株式会社にしました。

支援方法は教科書に載っていることや自分の経験したことでアドバイスをするんですけど、それに当てはまらないこともある。不思議に思ってそこで視覚支援にたどり着きました。

やっぱり苦手を克服するという取り組みも必要なんではないかなと。伸びないかもしれないけど、苦手なところを知り、苦手をどうやって補うのかを考えるのは必要なことなのではないかと思います。だからやってみようと思いました。

こんな思いでやっています!

眼のトレーニングをして、苦手を知って「目の機能のこういうところができていないから、そこを育てましょうね」「目が動いていないからそういうことができないよね、だから眼を動かしましょうね」ということをやっています。目は筋肉でできているから、動かせるところは動かせるようにしましょうということです。

まだまだできることはたくさんあるのではないかなと思います。「言ってもだめだからと」「環境で調整しましょう」のように、援者があきらめちゃっていることもある。そういうのが悔しいところでもあります。こどもの可能性を信じて、まだまだできることはあると感じます。

課題をあたえてそれをこなすことの積み重ねで自信がついていくものだと思います。できなくてもサポートしてやってみようと。山をつくって、それを乗り越えない限り自信につながらないので。

でもそれは子どもにとって苦しいことなのですが、そこはユーモアをもって乗り越えさせようと思います。課題がすごく重要です。その子に合わせた課題を設定し、そこに笑いとユーモアで乗り越える。課題づくりは大変で、お金もかかる。時間と手間をかけて、その子にあった課題を作り出していきます。

こんな活動をしています

  1. カウンセリング「みんなの心理相談室cont-e」
    心についての悩みに、臨床心理学に基づいたカウンセリングを提供
  2. ビジョントレーニング「目とカラダの発達教室cont-e」
    子どもの「見て、考えて、カラダで行動する」力を育てる、”ビジョン・トレーニング”
    それぞれの認知&運動機能の特徴に応じたプログラムを提供
    cont-eの活動

    • グループトレーニング
      レッスン時間:50分
      対象年齢  :幼児、小学生、中学生、高校生
    • 個人トレーニング(プライベート・レッスン)
      レッスン時間:30分〜40分
      対象年齢  :幼児、小学生、中学生、高校生
  3. 職場のメンタルヘルス・サポート
    企業と契約を行い、従業員のメンタルヘルスのサポート実施

参加するには。。。

◎トレーニングを受ける
・グループトレーニング:子どもの課題・目的などに応じたクラスを提案し、希望される日時と調整します。
・個人トレーニング:希望されるレッスン時間の予約を事前にお願いします。
団体からのメッセージ
困難を抱えた子どもたちの大変さを汲み取って、その子どもたちに必要なものを届ける。子どもの発達をあきらめない!
こどもが主役の教室であることを伝えたいです。
困難を抱えた子どもたちをより理解するつながりや、身につけさせたいスキルを育てる専門性を高め提供していくことが使命だと思っています。
こんな団体です
活動分野
保健・医療・福祉(健康) 社会教育(生涯学習)
子どもの健全育成(子育て)
活動対象
子ども、おとな
活動地域
浜松市など
設立年
2019年
代表者名
桐生 大輔(きりゅう だいすけ)
連絡先
(電話) 080-9113-2275 電話受付(月)〜(日)9:00〜21:00
(Eメール)ウェブサイトの「お問い合わせ」より
(ホームページ)https://cont-e.com/contact/
(2022年3月現在の情報です)

学びのいろは


フィット感が得られる子どもの未来のために

一般社団法人 学而会 
学びのいろは


発達障がい、軽度知的障がい、不登校の小中学生向けの学習塾


はじまりは。。。

代表は、夜間定時制高校の教員だったのですが、その時のスクールカウンセラーさんに「9割の生徒が発達障害の疑いがある」といわれました。しかし専門的な協力は得られない状況だったので、教員間で知恵を出し合って取り組んだ経験が、この活動の始まりです。

例えば、こんな支援をしました。すべての教科の授業の初めに配布されるプリントを「プリントを半分にきれいに折る」ということです。手先が不器用なことが原因で、きれいに片づけられない。勉強しようと思ったときに、プリントがぐちゃぐちゃになってやる気が起こらない、というようなことを改善するためです。ただ、やらせるだけではなく、授業の5分間を必ず充て、キチンと来ているか確認したり、やり方が上手でない生徒には折り方の手順も指導したりしました。

これまでパートをしていた子はパートのまま、無職の子は無職のまま卒業していってしまったのですが、そのような工夫などが功を奏して、生徒の様子は激変していきました。

退学者は50%から5%に減り、進路は進学・正社員が0%から90%になりました。

このような経験があって、もっと幼少期や小学生など子どものころから見ていかないといけないのではないかと思い、仕事を辞めて2012年に立ち上げ、今年(2022年現在)で10年になります。

こんな思いでやっています

「学びのいろは」は発達障がい、軽度知的障がい、不登校などの理由で、学習が遅れがちな子どもを対象とした学習塾です。発達に課題があっても、「通常級に異動したい」「高校に進学したい」「就職し、自立して生きていきたい」そうした願いを支えています。今一番力入れているのは軽度知的障がいや境界知能の子どもの支援です。

塾では勉強はもちろんのこと、社会に参画していくときに必要なふるまい方も教えています。

子どもたちが本当に望んでいることは「友達が欲しい」ということではないかと思います。そのニーズと“社会に参画するときに必要なふるまい方”を身に付けておくということは、一見して関係のないことのように思われるかもしれません。でも、「ありがとう」「遅れてすみません」を自然と言えたり、自分の順番を守れたり、プリントをきれいに半分に折るといったふるまい方ができることで、子どもたち同士の輪の中に安心して迎え入れてもらえるようになるようです。そうすると、高校に入ってから友達ができていくんです。それは、生徒にとってうれしい出来事で、学校をやめないし、がんばれる。高校で友達ができると、就職したあと嫌なことがあっても、友達で集まって嫌なことを忘れて「また、明日から頑張ろう!」となります。

また、学習支援の先の「就労」というところまで考えています。企業はこういう人を受け入れるということイメージしているので、もしかしたら厳しく見えるかもしれないけど、ここでの取り組みは1週間に数時間だけなので、その時は生徒に「全力でやろう」と言っています。

コーヒーカップ ゆるすぽバドミントン

代表は「ゆるすぽバドミントン」に事務局としても関わっています。発達障害、不登校児、コミュニケーションや運動が苦手な家族が対象だそうです。こちらでもただバドミントンをするのではなく、バドミントンの動作をきっかけに、コミュニケーションを学んでいます。

毎月1回の活動で、スタッフは14〜15人、毎回20名から30名の参加者があるそうです。毎回、事前に1時間、事後に1時間のミーティングを行い、プログラムの確認や振り返りなどを行っています。

こんな活動をしています

  1. 学習支援
    小学生
    • 国語・数学(算数)・英語・理科・社会
      月〜金 17:00〜19:00
      土 16:00〜18:00
    • 先生1人に対して、生徒2〜4人まで
    • 入学金 11,000円(税込み)初回のみ
    • 月謝 20,900円(税込み)45分 × 週2
学びのいろはの活動学びのいろはの活動

参加するには。。。

スタッフのアルバイト募集があるときはHPでお知らせしています。

団体からのメッセージ
療育手帳(知的障がい)取得者や精神手帳(発達障がい)取得者が全日制高校へ進学、健常者と変わらず学校生活を過ごせることを目指して活動しています。
こんな団体です
活動分野
子どもの健全育成(子育て)
活動対象
子ども(小学生・中学生)、障がいのある人(発達障がい・軽度知的障がい)
活動地域
浜松
設立年
2012年
会員構成
2人
代表者名
寺岡 勝治(てらおか しょうじ)
連絡先
(電話) 053-453-6801
(Eメール)gakujikai@rx.tnc.ne.jp
(ホームページ)https://manabinoiroha.net/
(2022年3月現在の情報です)

昆虫食倶楽部


身近な自然をとって料理して味わおう

昆虫食倶楽部


自分の手で「とって食べる」ことで、身近な自然や食文化について考えるきっかけをつくります。


はじまりは。。。

野中健一さんの「虫食む人々のくらし」という本で、アフリカ、アジアのみならず、日本各地でも、虫を採集し、調理し、味わう「昆虫食」が、豊かな食文化として成立していることに興味を持ちました。浜松でも昆虫食を体験してみたいと思い、2014年に活動を始めました。

そこから身近な自然の中にいる生き物を、参加者が自分の手で捕まえ、みんなで料理して食べるイベントを市内各所で開催しています。セミ、バッタ、蜂の子などの昆虫に限らず、野草、外来種、ハゼなども、大人も子どもも楽しみながら、自然を美味しく味わっています。

「外来種をとって食べる」から発展して、2017年からアカミミガメをはじめとした外来種の調査、捕獲・駆除、啓発、利活用にも取り組んでいます。カメ楽器の制作や解剖の出前講座も行っています。

こんな思いでやっています

昆虫を食べる?!と驚く方も多いですが、昔から世界各地で人間は昆虫を食べてきましたし、今でも食べています。東南アジアやアフリカのみならず、日本でも蜂の子やイナゴを食べるという話は耳にしたことがあるはず。浜松の北遠から長野県南部にかけては昆虫食が盛んな地域として知られ、蜂の子、イナゴはもちろん、蚕の蛹やザザムシといった昆虫が今でも食べられています。

魚や山菜、たけのこ、木の実、きのこ、また猪や鹿などの獣肉…。一昔前まで、私たちは身近な自然から様々な食べ物を得て生活してきました。自分の生活と切り離すことが出来ない自然を大切にし、うまく活用、共存してきました。昆虫を『とって食べる』ということは、それらと全く一緒のことだと思います。

現代の生活では、食材は「買って入手」することが大半ですが、自然のものを自分で採集して味わう「とって食べる」体験が、”食べる”という日常を見直し、身近な自然や食文化について考えるきっかけになることを願っています。

私たちのSDGs
目標4:全ての人への衡平な質の高い教育と生涯学習の機会を提供する
ターゲット4-7:2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

目標15:陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
ターゲット15-5:自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。

ターゲット15-8:2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。

こんな活動をしています

1. 「とって食べる」活動
季節に応じて、野草(3~4月)、外来種(7月)、セミ(8月)、ハゼ(9月)、バッタ(10月)など、採集して調理して食べるイベントを浜松市内各地で開催しています。
不定期にトークイベントなども開催しています。
2. 外来種対策の活動
佐鳴湖のアカミミガメをはじめ、侵略的で緊急対策が必要な外来種の問題に取り組んでいます。駆除したカメは、食用、解剖実習、楽器、肥料など様々な形で利活用しています。

  1. 1) カメ調査:佐鳴湖で4~10月にワナをかけて淡水ガメの調査、外来種の駆除を行っています。
  2. 2) 啓発活動:外来種問題の理解をはかる講演会、シンポジウムを開催しています。
  3. 3) 解剖実習:駆除したカメを使って、高校や専門学校への出前授業、一般を対象とした解剖教室を行っています。
  4. 4) 楽器制作:駆除したカメで、中米のアヨートルというカメ楽器を制作販売しています。
  5. 5) 肥料制作:駆除したカメを肥料にすべく、あれこれ試行中です。
  6. 6) 浮島型ワナの制作:アカミミガメを捕獲する浮島型のワナを制作販売しています。
  7. 7) アカミミガメ以外の外来種の駆除も、不定期に行っています。

<委託事業、補助金・助成金事業など>

みんなの浜松創造プロジェクト(2015、16、17年)

Save Japanプロジェクト(2017、19年)

参加するには。。。

・イベント、シンポジウムに参加する
・調査・駆除活動に参加する
・会員になる(情報が送られ、イベントに優先参加できます)
こんな団体です
活動分野
社会教育、森林里山、河川・湖沼・海(水環境)
活動対象
こども 一般
活動地域
浜松市
設立年
2014年8月
会員構成
会員:約25名
会費
大人会員 2000円/年、小人会員(小中学生)1000/年、家族会員 3000円/年
 賛助会員(寄付) 一口1000円
運営スタッフ
7名

代表者名
夏目 恵介(なつめ けいすけ)
連絡先
(Eメール)tottetaberu@gmail.com
(ホームページ)https://torutabe.thebase.in/
(ブログ)https://torutabe.hamazo.tv/
(フェイスブック)https://www.facebook.com/tottetaberu
(2021年2月現在の情報です)


すべての子どもにより良い未来を

一般社団法人 みらいTALK


「子ども」「障がい」「防災」をキーワードとした3つのプロジェクトを事業の柱に、子どものより良い未来をつくります。


はじまりは。。。

子どもをめぐる様々な課題は、個別の専門分野だけでは解決できないと考え、子どもに関わる医師、保健師、臨床心理士、保育士、弁護士、ソーシャルワーカーなどの専門職が集まって、2009年に「子どものより良い未来創る会」として活動を始めました。2013年に「みらいTALK」に改称、2016年に一般社団法人となりました。

障がいのあるなしや家庭環境に関わらず、浜松市や近隣の地域のすべての子どもにとって、より良い未来、地域社会を築くことを目指して、子どもと家族、そこに関わる人々を「つなげる」「ささえる」「しらべる」「ひろげる」事業を展開しています。特に、生活困窮家庭の子どもの支援、福祉×防災に取り組んでいます。

こんな思いでやっています

生活困窮家庭の支援は、ある中学生の不登校の背景に貧困があったことがきっかけでした。高校進学の希望がありながらも諦めていた彼に、大学生を学習支援に派遣したことで、学習意欲が向上し、高校進学につなげることができましたが、他にも多くの子どもたちが同じような境遇に置かれていることに気づきました。

生活困窮家庭では、制服や学用品の購入や入学式に母が参列するためのスーツなども経済的負担が大きくのしかかります。給食に持参する米飯の準備が難しい家もあり、それゆえに不登校になるという面もあります。支援を始めてから、ひとり親、外国籍、ネグレクトなど、様々な家庭のままならない困難が見えてきました。

学習の支援だけでなく、勉強の後には栄養バランスのとれた食事を提供しています(2020年はお弁当を持ち帰ってもらう形で実施)。大学生ボランティアが一緒に食事をとることで、家庭的な環境で子どもたちの話をきく場にもなります。子どもの相談は親と食い違うことも多いので、子どもの声も直接聞くようにしています。学生が親身に関わることで、成績が上がらなくても勉強が好きになったという子もいて、子どもも親も変わっていきました。

問題の解決には、メンバーが所属する機関の業務の範囲を超えた、医療+福祉+教育の連携で一人一人の子どもが、楽しく、希望をもって生活できるようサポートできたらと考えています。

 私たちのSDGs
目標1:あらゆる場所のあらゆるかたちの貧困を終わらせる
ターゲット:1.2
目標2:飢餓を終わらせ、栄養を実現し、持続可能な農業を実現する
ターゲット:2.1
目標3:あらゆる年齢の全ての人の健康な生活を確保し、福祉を推進する
ターゲット:
目標4:全ての人への衡平な質の高い教育と生涯学習の機会を提供する
ターゲット:4.1
目標11:まちや人々が住んでいるところを、だれもが受け入れられ、安全で、災害に強く、持続可能な場所にする
ターゲット:11.5

こんな活動をしています

障がいの有無や家庭環境に関わらず、浜松市及び近隣の地域に住む全ての子どもにとってより良い未来、地域社会を築くことを目的として事業を行っています。

  1. 生活困窮家庭の子どもの学習支援
    1. 1) 学習支援:大学生ボランティアによる学習支援教室「Juice Class」と食事・食料を提供
    2. 2) レクリエーション:みかん狩りや大学構内でのイベントなど、社会体験の場を提供
    3. 3) 啓発活動:子どもの支援人材の質と量の向上をめざした講演会、研修会を開催
  2. 障がいと防災

    1. 1) 障がいをもつ子と家族のための防災サバイバルキャンプ:2013年から開催
      障がいをもつ子どもたちとその家族は、地域の防災訓練には参加しにくいため、避難所で一泊体験をするイベントを開催。避難所では具体的にどんな困難が生じるのか、家族や支援者が準備しておくべきことや避難所運営上の工夫など、みんなで体験して考えます。
      2020年からコロナ禍で体験型のキャンプができない中でも、当事者家族と支援者を招いてweb上で座談会を開催するなど活動を続けています。
    2. 2) 啓発活動:福祉避難所についての勉強会、講演会を開催


≪委託事業、補助金・助成金事業など≫

・ベネッセこども基金 2016、17、18年

・浜松市学習支援事業 2019、20、21年

参加するには。。。

・講演会、研修会に参加する
・ボランティアとして活動を支援する
こんな団体です
活動分野
福祉、社会教育、子どもの健全育成、まちづくり、防災
活動対象
こども 一般
活動地域
浜松市及び県西部
設立年
2013年4月(前身の団体は2009年5月)
会員構成
会員:約20名、ボランティア:約50名(学生、一般)
会費
会員 3000円/年
運営スタッフ
20名
代表者名
平野 浩一(ひらの こういち)
連絡先
(E-mail)info@miraitalk.net
(ホームページ)http://miraitalk.net
(ブログ)https://miraitalkhamamatsu.hamazo.tv/
(フェイスブック)https://www.facebook.com/miraitalk/
(2021年2月現在現在の情報です)

一般社団法人ここみ


ここでみんなで育ちあい、学びあい、支えあい

一般社団法人ここみ


子どもたちの健やかな育ちをねがい、地域ぐるみの子育ち・親育ち・関係育ちを支援するための活動を行います。


はじまりは。。。

子育て支援の勉強会に参加した現役の子育てママたちが「子どもをみんなで育てる場」の必要性を実感し、2008年に任意団体「浜松の未来を育てる会」をたちあげ、0・1・2歳親子のための交流サロン「ここみひろば」をボランティアで月1回開催したのが始まりです。

その後、平成23年度に「浜松市子育て支援ひろば事業」を当時民間団体として唯一受託。以後、ひろば開催だけに留まらず、講習会や助成金事業などで子育て親子を支援し続け、事業を発展させるため2021年1月一般社団法人ここみを立ち上げました。

こんな思いでやっています

すべての子どもと親が孤立せず生き生きと心豊かに暮らせる社会をつくることを目指しています。そのために居場所と仲間に出会える場を作り、支えあうコミュニティを増やすことが私たちの役割だと考えています。

団体の柱である浜松市子育て支援ひろば事業においては、単なる親子が集まる場所の提供だけでなく、その場で培われる関係作りを大切にしています。環境にこだわり、居心地の良い空間から、仲間が生まれ、貴重な時間の共有ができています。子育て支援は妊娠中からが重要と考え、浜松市助産師会や産科病院とも連携しながら支援をつなげています。また父親支援も欠かせなくなっています。地域に根差した、子育ち、親育ち、関係育ちに力をいれています。

私たちのSDGs私たちのSDGs
Goal3の画像目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
ターゲット:3.2,3.4
Goal4の画像目標4:すべての人々に包括的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
ターゲット:4.2,4.7
Goal5の画像目標5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
ターゲット:5.1,5.4
Goal8の画像目標8:すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働き甲斐のある人間らしい仕事)を推進する
ターゲット:8.5,8.8
Goal9の画像目標9:強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
ターゲット:9.1
Goal11の画像目標11:都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
ターゲット:11.7

Goal16の画像目標16:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に使用へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
ターゲット:16.2
Goal17の画像目標17:持続可能な開発に向けて実践手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
ターゲット:17.17

こんな活動をしています

1. 地域子育て支援拠点事業の運営
ここみの活動浜松市から「子育て支援ひろば」を受託し、3か所でひろばを展開しています。
妊娠中から概ね3歳未満の乳幼児と保護者がいつでも気軽に利用できる場所。みんなで一緒にお互いの子を見守りながら安心して子育てができる環境です。助産師とともにおこなう妊婦支援や、臨床心理士等による発達相談など専門家による講座も開催しています。

対象:主に妊婦、0歳から概ね3歳未満の乳幼児と保護者、祖父母の方
(参加無料、予約不要)

メニュー:プレパパママ教室、子育て相談、孫講座、多胎おしゃべり会、父親講座、多文化ひろば、出張ひろばなど

開催日時、場所などの詳しくは、下記のそれぞれのブログをご覧ください。

2. 子どもおよび子育てに関わる大人の居場所づくり事業
地域が子どもを育てるように大人が集うことをねらっています。
3. 子育てを支える人材の養成・研修事業
ここみの活動保護者向けの子どもの遊びや発達に関する学習会や、同じ地域の大人たちがつながって地域の子育て力や支援の質を高めるための子育て支援セミナー等を開催しています。子どもの遊びの環境設定の大切さや、子どもの発達に合わせたおもちゃの選び方、遊び方のアドバイスもおこないます。
これから広場を開きたい方や、開きたいけど悩んでいる方へ、ひろばの環境設定からおもちゃの選定、事務運営までのコンサルティングもおこないます。
子育てひろばスタッフ養成の研修のノウハウも提供します。

  • 子育て支援者養成講座
  • 講師派遣(学校、企業、保育園、こども館、協働センターなど)
4. 産前産後ケアサポート事業(ここみドゥーラ)
産前産後の切れ目のないサポートを展開しています。妊婦から産褥期を中心に、母親とその家族に寄り添い、家事や育児のサポートや子育て支援の情報を提供するここみドゥーラ事業も実施しています。
また、サポートをする人材育成のための養成講座も開催しています。
5. 子育てに関するイベント企画や運営・調査研究・情報提供・出版・サービス事業
子育てに関する課題や当事者の声を発信し、孤立した子育てをなくすための活動を行います。
6. 子育てに関する個人や団体への支援・コンサルティング事業
子育て支援の市民団体として培ったノウハウを次世代の支援者につないでいきます。
7. 社会から孤立しがちな当事者・支援する人の支えあい・学びあい事業
介護者、がんサバイバーなどの学ぶ場や集う場をつくります。
8. 多様な働き方、暮らし方を実現するための事務代行事業
子育て中、介護中、治療中など働く環境や時間に制限のある人も働き続けることができる仕組みづくりをおこないます。
9. インターネット等による通信販売及び情報提供サービス
10. 男女共同参画を啓発・推進する事業

<委託事業、補助金・助成金事業など>

子育て支援ひろば(浜松市委託)

はますくヘルパー(浜松市委託)

参加するには。。。

・ここみパートナー”として活動を支える
ここみの行うさまざまな活動に興味のある方、ボランティアに興味のある方、子育て中の親子・子育てを卒業された地域の方などを対象に、不定期で「ここみパートナー説明会」を開催しています。
子育て支援ひろばでの親と子の見守りと話し相手、日本の伝統文化『背守り刺繍』の会、ひろばの講座のサポートなど様々な場面で活躍されています。
ここみパートナー説明会(不定期開催)へ参加希望の方はこちらのメールまで。kokomi.volunteer@gmail.com
※ここみパートナー説明会希望と明記。開催日が決まりましたらご連絡いたします。
こんな団体です
活動分野
子育て、まちづくり、保健・福祉、男女共同参画ボランティア活動
活動対象
妊婦、0歳から概ね3歳未満の乳幼児と保護者、子育て支援者、地域住
活動地域
浜松市
設立年
2008年「浜松の未来を育てる会」設立、2021年1月「一般社団法人ここみ」設立
運営スタッフ
26名
代表者名
大村 美智代(おおむら みちよ)
連絡先
(住所)〒430-0928 浜松市中央区板屋町692
(電話)070-1616-7424
(Eメール)npa.kokomi@gmail.com
(ホームページ)https://npa-kokomi.jimdofree.com/
(ブログ)
 ここみ広場:https://kokomihiroba.hamazo.tv/
 ここみのおうち:https://kokominoouti.hamazo.tv/
 ここみの森:https://kokominomori.hamazo.tv/
 ここみドゥーラ:https://doula.hamazo.tv/
 ここみ学びLabo: https://kosodachikankyo.hamazo.tv/
(FB)「一般社団法人ここみ」
(twitter)https://twitter.com/kokomi_hiroba
(line) @kokomi LineのQRコード
(2021年3月現在の情報です)

久留女木竜宮小僧の会の写真


美しい棚田でおいしいお米を作ろう

久留女木竜宮小僧の会


引佐の山間部にある「久留女木の棚田」で「自分の食べるものだから自分で作る」をコンセプトにお米づくりをしています。


はじまりは。。。

久留女木の棚田は、静岡県屈指の面積を誇る棚田ですが、出会った1995年当時、すでに高齢化、過疎化が進んでいたため、せめて記録だけでも残したいと思って写真撮影を始めました。時間があれば棚田に通っていたところ、地元農家から「そんなに棚田が好きなら、お米を作ってみるかね?」と声をかけられ、2000年から耕作に参加しました。

95年には棚田はほぼ全部耕作されていましたが、2020年現在は約4割しか使われていません。2013年頃から外部の人たちが耕作に入ってくるようになりましたが、全くの素人が稲作をするのは難しいため、栽培の基礎を学び、同時に地域の人たちと良好な関係を作るために、2015年に会を立ち上げました。

こんな思いでやっています

全国の棚田では、オーナー制度やボランティアの受け入れを行っている所もありますが、多くは過疎高齢化で田んぼの維持すら難しくなっています。今、栽培技術や耕作技術を伝授し、耕作ができる人を育てておかなければ、多くの棚田は近い将来失われてしまうでしょう。

戦前までは、多くの人が普通に田畑を耕し、農業は身近なものでした。しかし、農業が専業化された今は、お米や野菜をつくるノウハウが失われてしまっています。近年は家庭菜園などを営む人も増えているようですが、極端な自己流や偏った栽培方法によって「収穫がほとんどなかった」という話もよく聞きます。

会では、1年を通して棚田で稲作を学ぶ「久留女木棚田塾」で実際に作業をしながら、栽培暦の見方や肥料・農薬の使い方を学んだり、JAの営農指導員を招いて勉強会を開いたりして、おいしくて安全・安心なお米づくりを目指しています。

棚田のような中山間地の農業は、規模拡大や作業の効率化が難しく、生活の糧として営むには厳しいのが実情です。しかし、中山間地の農地が荒れてしまうと、多面的機能が失われ、土砂崩れや洪水などの災害を引き起こす原因にもなりかねません。

少しでも中山間地の農地を活かすには、これからは個人の力が必要だと感じています。「移住」となるとハードルが高いですが、久留女木は浜松の街中から1時間ほどで行けるので、「通って農耕」の可能性は十分あると思います。そんな思いを共有してくださる方のご参加をお待ちしています。

久留女木の棚田は、総面積は7.7haの中に約800枚の田んぼがあるといわれ、その美しい景観は「日本の棚田百選」や「静岡県景観賞」にも選ばれています。久留女木を流れる都田川には、竜宮に通じるといわれる深い淵があり、その淵から子どもが現れて村人の農作業を手伝ったという「竜宮小僧の伝説」が語り継がれています。2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」には、井伊家の隠し里として2度の撮影も行われました。

私たちのSDGs
目標2:飢餓を終わらせ、食糧保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を実現する
ターゲット2-4:2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。

こんな活動をしています

1.田んぼづくり・畑づくり
1)田んぼ耕作隊
棚田の田んぼを借りて、年間を通して耕作します。脱穀など人手がほしい時のお手伝いも募集中。現在6人と2グループが耕作会員として自立して耕作を行っています。
畑では、大根や芋類、カボチャ、トウモロコシ、ブロッコリーや白菜、夏野菜、そばなど、年間を通して様々な野菜をつくっています。
2)棚田塾
おいしくて安全なお米を目指して、田んぼの作り方から水管理まで、稲作や畑作を実地で作業をしながら学びます。稲刈りでつかう「すがい」づくりなど、伝統的な手法も学ぶことができます。技術指導員を講師に招き、病害虫に強い稲づくりや、土壌分析や食味分析に基づいたおいしいお米づくりなどの勉強会も行います。
3)田んぼサポーター
現地にはなかなか行けないけれど、棚田を応援したい人のための制度。年会費5000円で、年末には棚田の新米2㎏とお芋などが届きます。
2.棚田の体験・普及
1)田植え・稲刈り体験会
毎年6月に田植え、10月に稲刈り体験会を開きます。「おんな城主 直虎」のロケ地めぐりも行っています。
2)収穫祭
12月には旧久留女木小学校の体育館と棚田で収穫祭を開いています。
猪汁(年によって鹿汁)、焼き芋、そば打ち体験、しめ縄リースづくり、綿繰り、大根抜きなど、美味しくて楽しい催しがいっぱいです。
3)星空観察会
ふたご座流星群などの星の観察会も年に数回行っています。
<<助成金事業、寄付など>>
  • みんなのはままつ創造プロジェクト(2016、17、18年)

参加するには。。。

・棚田塾生として年間を通した棚田の稲作を学ぶ
・棚田耕作隊、助っ人として、棚田の農作業に参加する
・サポーターになって活動を支援する
・田植えや稲刈りなどのイベントに参加する
こんな団体です。
活動分野
社会教育、森林里山、食・農林水産
活動対象
こども 一般
活動地域
浜松市
設立年
2015年
会員構成
耕作隊 6家族・2グループ、棚田塾 6名、サポーター 約50名
会費
会員 5,000円/年  サポーター 5000円/年
運営スタッフ
1名
代表者名
西本 有一(にしもと ゆういち)
連絡先
(Eメール)inadama2211@yahoo.co.jp
(ホームページ)https://www.kurumeki.com/
(Facebook)https://www.facebook.com/ryuguukozo
(2021年2月現在の情報です)

ファブラボ浜松の写真


ものづくりの技術と機器をシェアする市民の工房

ファブラボ浜松 Take-Space


デジタル工作機械をはじめ、市民が機器や技術を使えるプラットフォームをつくることで、自由で創造的な技術の発展を促進します。


はじまりは。。。

米国発祥の「ファブラボ」は、地域のものづくり工房の世界的なネットワークで、人々にデジタル工作機器を利用する機会を提供することで、個人による発明を可能にするものです。2011年にサンフランシスコ、ボストン、デトロイト、ニューヨークを訪れ、機器やデータなどをシェアすることで、機材や十分な資金のない人たちが集まって面白いものを作っている活動を見てきました。

リーマンショック後、製造業の下請けからの脱却を目指し、発明品や開発品、実用品を形にできる場所を浜松に作って個人ベースのモノづくりを支援したい!と2012年にTake-Spaceを立ち上げました。2021年現在、日本では全国に20数か所のファブラボがあります。

こんな思いでやっています

ものづくりの技術は、人類の共有財産と考えています。特許を取って稼ぐ従来のやり方は理にかなっていますが、知財を独占することで健全な成長が妨げられる面もあります。技術をオープンにして恩恵を皆で享受するという考え方はヒッピーカルチャーにも通じており、技術やものづくりのノウハウを公開して共有して発展させることで、よりワクワクした未来を作っていけると思っています。

3Dプリンターでは銃も作れてしまうことが話題になりましたが、禁止するのではなく、同時にセキュリティや倫理を学び、国際的な著作権ルールの普及もはかっていく方向に、世の中は流れていこうとしています。

最近は「コミュニティバイオ」といってバイオ技術を公開する動きもあります。遺伝子組み換えのような先端技術を大企業だけのものにするのでなく、より多くの市民が知ってアクセスできるようにすることで、科学技術を健全な形で社会に組み込んでいけるのではないかと考えます。

例えば新型コロナの対策では、台湾の医科大学のファブラボで公開したデータを使って、浜松の障害者作業所と協働してフェイスシールドを多数作りました。国境を越えて3Dデータをシェアすることで、非常時に不足した医療用品をつくって普及させることが可能になったのです。

2020年11月には、タイのアーティストと「遠隔アーティスト・イン・レジデンス」でデータや映像をやりとりしながら、浜松でものづくりを行うイベントを開催しました。浜松には行政の支援を受けたコワーキングスペースもできました。Take-Spaceでもより面白いもの、エッジの立ったものを楽しんでいきたいです。

私たちのSDGs
目標9:災害に強いインフラをつくり、みんなが参加できる持続可能な産業化を進め、新しい技術を生み出しやすくする
ターゲット9-5:2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとするすべての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。
ターゲット9-b:産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。

こんな活動をしています

1.ものづくりの工具の提供

デジタル工作機械ではレーザーカッター、木を切り出す大型CNCルーター、3Dデータを出力する3Dプリンターほか、A4サイズ程度のものを加工できる設備を揃えています。その他にも、木工や金属加工、電子工作に使う道具など各種工作機器があり、頭の中のアイデアを形にすることができます。
これらを使うには会員登録が必要ですが、毎週木曜18:00~21:00の「オープンデイ」では非会員も有料で機器を使ったり、無料見学することができます。
2.普及活動
1)ものづくり講習:市内の小学校での出前授業などを実施
2)ワークショップ:市内協働センターで電子工作ワークショップなどを実施
3)ファブラボの技術を活用した業務効率化などの講座を、中小の事業所向けに開催
3.国際協力
途上国にファブラボをつくって人材を育成することで、現地のニーズに応じたものづくりを促進することができます。Take-Spaceではルワンダ、ブータン、インドネシアのファブラボのサポートや研修受け入れを行っています。

参加するには。。。

・会員になって工房を利用する
・オープンデイに工房を使ってみる(有料)、見学する(無料)
・イベントに参加する
こんな団体です。
活動分野
福祉、社会教育、文化・芸術の振興、まちづくり(ユニバーサルデザイン)、国際協力、情報化社会の発展、経済活動活性化、職業能力開発
活動対象
一般
活動地域
浜松市
設立年
2012年
会員
約25名
会費
機器利用メンバー:1ヶ月 2500円 
他にもサポートメンバー、スポンサーの枠があります。
代表者名
竹村 真人(たけむら まさと)
連絡先
(住所)〒432-8067 浜松市中央区西鴨江町3645
(Eメール)takespacehamamatsu@gmail.com
(ホームページ)http://www.take-space.com/
(Facebook)https://www.facebook.com/takespace
(Twitter)https://twitter.com/TakeSpaceHM
(2021年2月現在の情報です)