竹林の放置と拡大を防ぐ、竹遊びを支援する
はままつ竹資源利活用
ネットワーク研究会
地域住民によって、竹林の拡大に歯止めをかけるとともに、竹を資源化し、利活用を図るネットワークをつくることをめざしています。
はじまりは。。。
竹林が手入れされずに放置され、うっそうとした竹やぶになる箇所が地域に年々増えていきました。密集する竹林は日が差し込まずに真っ暗で、見た目にも、防災・防犯のうえでも、地域の課題として早急な解決が待たれていました。自分たちにできることから始めようと有志が集い、地主の意向に沿って竹林整備にとりかかりました。
放置竹林の問題
竹は毎年3mほど地下茎を伸ばし、そこからタケノコが顔を出します。隣が雑木林であれば、地下茎をどんどん伸ばして陣地を拡大していきます。タケノコは2~3ヶ月で10m以上伸び、雑木から光を奪って枯らし、雑木林は、次々に竹やぶに変わっていってしまいます。放置竹林は地下茎がもろいので、急斜面の場合、崖崩れの危険性を高める心配もあります。
竹は毎年3mほど地下茎を伸ばし、そこからタケノコが顔を出します。隣が雑木林であれば、地下茎をどんどん伸ばして陣地を拡大していきます。タケノコは2~3ヶ月で10m以上伸び、雑木から光を奪って枯らし、雑木林は、次々に竹やぶに変わっていってしまいます。放置竹林は地下茎がもろいので、急斜面の場合、崖崩れの危険性を高める心配もあります。
こんな思いでやっています
荒廃した竹林の整備を行うことによって、竹林を所有する地主に対して、竹林管理の意識を高めたいと考えています。また、放置竹林の拡大防止、竹の資源化につなげるために、竹林整備の講話や竹の利活用に関する活動(水鉄砲遊び、たこ揚げ遊び、流しそうめんなど)の支援をしています。
こんな活動をしています
- 1.地元の放置竹林の整備
- チェーンソーで切った竹を破砕機で処理し、チップ化して肥料にしています。
- 2.竹細工教室・竹資源利活用講座への講師派遣
- 子ども達や地域の皆さんを対象にした講座の講師を務めています。
- 3.竹林所有者の意向調査
- 地域の放置竹林について依頼があれば調査して、整備が可能であれば作業の段取りをします。
地域のやっかいものが、ホラ、ご覧の通り。風と光が通る竹林によみがえります。
竹林に手が入らず放置される一因は、切ったあとの使い道がない点にあります。昔、竹素材だった日用品は、今やプラスチックにとってかわり、身のまわりから竹細工が消えました。林内に並べ置いても、土に還るには時間がかかるし、搬出しても行き先がありません。
そこで活躍するのが破砕機です。当団体では、これを借りて切り倒した竹をチップにし、堆肥として活用しています。「切る→使う→伸びる→切る」という竹林整備のサイクルができあがっているのが強みです。
- <<委託事業、補助金・助成金事業など>>
- 「はままつ森林環境基金」補助事業:竹林整備と次世代育成の支援
参加するには。。。
- イベントに参加する
- 最新のイベント情報については、お問い合わせください。
- 会員になる
- いっしょに汗を流しませんか。詳しくはお問い合わせください。
こんな団体です
- 活動分野
- 環境、森林里山
- 活動対象
- 子ども(保護者)、一般
- 活動地域
- 浜松市内
- 設立年
- 2005年
- 会員
- 60名
- 会費
- なし
- 運営スタッフ
- 10名
- 代表者名
- 野嶋 一男(のじま かずお)
- 連絡先
- (住所)〒432-8001 浜松市中央区西山町2105 野嶋方
(電話&FAX)事務局 053-487-1581
(Eメール)k_sato @ck.tnc.ne.jp
(2012年1月現在の情報です)