地域の力で、持続可能なまちに移行する
遠州トランジション浜松
トランジション・タウンは、持続可能な未来を創っていく活動です。
はじまりは。。。
持続可能な社会づくりや、農を考えた暮し方を考える時、何の技術も持たない市民には、何から始めたら良いのか分からなくて難しい。そんな時に、地域の自然や生き物、人の力をデザインして自給自立を高めるパーマカルチャーに出会いました。地域をまるごと自給自立させてくというトランジションタウンという活動を浜松に紹介し、「こんなことをやりたい!」と声を上げ、仲間の輪が広がりつづけています。
パーマネント(永続的な)とアグリカルチャー(農業)、または、カルチャー(文化)を組み合わせた造語で、1978年オーストラリアで生まれた持続可能な暮らしのデザイン体系のこと。自然のシステムをよく観察し、伝統的な生活の知恵を学び、そこに現代の適正技術を融合させる。植物、動物、建築、水、エネルギー、コミュニティなど、生活のすべてをデザインの対象としています。
こんな思いでやっています
トランジション・タウンの活動は全世界を始め、日本のいろいろな地域で始まっています。メーリングリストによる情報交換が盛んで、他の地域の活動を見学に出かけたり、講師に招いたりして、各地の自然条件に沿った活動をしています。心地良い暮し方、問題意識を持っている人たちとつながり、明るい未来・明るい希望をお互いにもらっています。トランジション・タウン=TT=「楽しく、つながる」がメインテーマです。
トランジション・タウン(TT)とは、地球的規模の環境危機を乗り越えるための草の根の運動のひとつ。3人集まれば始まるトランジション・タウンですが、浜松の他にも、60以上の地域でトランジション・タウンが立ち上がって活動が始まっています。
私たち市民自らの創意と工夫、そして地域に根ざしたコミュニティの力を活用し、本当に暮らしやすい持続可能な社会へ移行(トランジション)していくことを目指しています。
こんな活動をしています
- 1.映画チーム
- 良い映画を持ち寄り、問題意識を共有します。
- 2.コミュニティ・カフェ
- 地産地商。地域循環型経済をテーマにした活動から、人と人、ものともの、事と事をつなぐ為の場【コミュニティ・カフェjimicen】が誕生しました。 http://jimicen.hamazo.tv/
- 3.地域通貨・ギフトエコノミー(贈与経済)
- 地域通貨から始まったギフトエコノミー、誰かが必要としているものを無条件でギフト(贈与していく)ことで、経済危機などの変動に対して対応できる地域コミュニティを小さく形成しています。
- 4.エネルギーを考えよう
- オフグリット【電線に繋がれていない】ハウスを立て始めた市民を応援したり、ひと部屋をオフグリッドして、震災などに備えたり、いつかなくなるエネルギーに頼らない暮らしを提案しています。
- 5.自然と共に暮らす
- 富塚で食べられる森の菜園づくりを通して、里山の再生と次世代型里山づくりをしています。 ゆくゆくはパーマカルチャーの教育機関としても機能させていくことを目指します。
参加するには。。。
どんな形でもつながれます。まずはホームページで告知されているイベントに参加してみたり、コミュニティ・カフェjimicen へ遊びにいらして気軽に声をかけてください。
自分たちで農的暮らしを実践するため、皆で共有して使える古民家があります。知り合いが買った古民家を自由に使ってよいという、楽しい縁を得て可能になりました。そこをフィールドにして、左官屋さんを先生にワークショップを開いて、土壁塗りをしてコンポストトイレも作りました。場所は南北に広がる浜松の中間地点。気田川の近くで川遊びもできて夢が広がります。
山村と町を繋ぐような協同をしてくれる方を募集中です
トランジションタウンの活動は誰でもつながることができます。人の自由意思を尊重するためにメンバー・会員制もとっていません。組織形態としても従来の方法ではないやり方で、以下に市民の自由度を高め、市民の暮らしや活動を生かし合えるかを大切にしています。
こんな団体です
- 活動分野
- まちづくり、社会教育、環境、食と農林水産
- 活動地域
- 県西部地域
- 活動対象
- 全ての人
- 設立年
- 2010年10月
- 会員構成
- 350名(2017年1月現在のメーリングリストの参加者数)
- 会費
- なし
- 運営スタッフ
- 10名前後
- 代表者名
- 大村 淳(おおむら じゅん)
- 連絡先
- (Eメール) yoga3shanti
(ブログ) http://tthamamatsu.hamazo.tv/
@yahoo.co.jp