
「水俣」から学び、自分たちのまちづくりを考えよう
「水俣」を子どもたちに伝える
ネットワーク・浜松
水俣病事件について、小中高校における出前授業や、講演会、写真展などで伝え、私たちの社会のあり方や生きる「希望」について共に考えます。
はじまりは。。。
1999年10月アクトシティ浜松展示イベントホールで開催された「水俣・浜松展」で、子ども向けの展示解説をおこなったことをきっかけに、次世代に「水俣」の経験を教訓として伝える大切さを感じました。そこで、首都圏や豊橋の仲間と共に「水俣」を子どもたちに伝えるネットワークを立ち上げ、浜松での活動が始まりました。
こんな思いでやっています
「水俣病事件」は多くの学びを与えてくれます。経済や工業の発展を優先し、自然や環境に配慮しないと「公害」という結果をもたらします。差別や偏見のせいで、被害者は身体ばかりでなく心も深く傷つけられ、地域の人々のつながりをこわしました。「水俣」を通して見えてくるものは、自然を大切にすること、人はどう生きるべきか、社会やまちづくりはどうあるべきかなど、たくさんあります。
私たちは子どもたちに「水俣」で起きた事実を伝え、私たちにできることや生きる「希望」について共に考えることを目的にして活動しています。
こんな活動をしています
- 1.「水俣に学ぶ」出前授業
- 小学校、中学校、高等学校やフリースクール、大学などへ、「水俣」の写真、患者さんの映像、その他の資料を持参し、水俣病事件のことや水俣病の患者さんの思い、現在の水俣に暮す人たちの様子などを伝える出前授業をおこなっています。
- 2.シンポジウム、写真展などの開催
- 札幌、首都圏、豊橋で「水俣」を伝える活動を行っている仲間と協力し、シンポジウムや講演会、学習会、写真展などを開催します。
2008年には写真展「水俣を見た7人の写真家たち」を、視覚に障害のある人も楽しめる「バリアフリー写真展」として開催しました。 - 3.水俣現地研修の企画・支援
- 総合学習の調べ学習支援、水俣への修学旅行の事前研修支援も行います。「ひとりに伝える」活動もします。
参加するには。。。
- 会員になる
- 「水俣」について学び、一緒に活動しましょう。また、私たちの活動を応援してください。
こんな団体です
- 活動分野
- 環境、子どもの健全育成、教育・生涯学習、まちづくり
- 活動対象
- 子ども、青少年、一般
- 活動地域
- 県西部、県内、近県
- 設立年
- 2000年4月
- 会費
- 正会員 1,000円/年、入会金 1,000円
- 会員構成
- 17名 20代から60代
- 代表者名
- 池谷 雅子(いけや まさこ)
- 連絡先
- (住所)〒432-8005 浜松市中央区神ヶ谷町6814-8
(電話&FAX)053-485-6347
(Eメール)ikeya93@gj8.so-net.ne.jp
(ホームページ)http://www.tsutaeru.jp/
(ブログ)http://blog.goo.ne.jp/tutaerunettoneko









松枯れをチェックして、見つけたら被害が広がらないように伐って出す、とにかく林の外へ出すー。樹木医の正木先生のアドバイスに沿って、できることから始めてみよう、まずは3年続けてみようと2007年から松枯れチェックに取り組みました。松枯れは全国的に深刻な問題で、農薬散布や薬剤注入や住民の維持管理などさまざまな対策が講じられつつも、これぞという特効薬はないようです。
自分たちが植えた松はちゃんと成長してるかな?
浜松で興味深い野鳥といえば、アオバトがあげられます。山を中心に生息する留鳥で、驚いたことに海水や温泉水など塩分を含む水を飲む、世界でも珍しい、面白い習性を持つ鳥です。全国でも5~6ヶ所しかない飛来地の1つが、この浜松、村櫛です。5~8月にかけて、アオバトが群れでやってくる様は壮観で、頭から胸にかけて美しい黄緑色した姿は大いに目を惹きます。
参加団体それぞれの活動が基本で、そのうえで浜名湖の環境に関する問題点や自分たちの団体だけでは解決できない課題を出しあったり、得意な分野を活かして協働したりするための機会をつくることをめざしています。活動内容を披露して、お互いの活動の現場に出向き、それぞれが持つ情報をあわせて浜名湖についての理解を深めています。
市民グループ、学校、研究機関、各種団体、企業など、参加団体には、さまざまな分野の知識や技術をもったエキスパートがいるのが、当ネットワークの強みです。漁師、水産研究所職員、観光協会職員、野鳥の会メンバー、高校教諭、自然観察員、水質浄化に取り組む市民グループなど、主催イベントでは、かわるがわる講師を務めたり、話題提供をしたり、サポートにまわったりしています。
