外国ルーツの子ども達 学習応援隊
KSC子どもサポーターズクラブ
外国にルーツを持つ子どもたちの未来づくりを支援
はじまりは。。。
KSCが発足した2009年当時は、外国人労働者が急増する中で親と共に暮らす子どもたちの教育問題が深刻化してきました。日本語能力の不足から、日本の学校の勉強についていけなくなったりする子も多く、不就学に陥る児童、生徒の存在が問題になっていました。
そうした子どもたちの支援に地域住民が関わっていくことが必要だと、HICEの呼びかけで発足したのがKSCです。2008年10-12月に開講されたHICE主催の「シニアから始める日本語ボランティア養成講座」の修了生が、このままで終わらず、何か実践して役立ちたいと言う思いで、浜松市内の主婦十数人でスタートさせました。
こんな思いでやっています
“外国にルーツを持つ子どもたちの未来づくりを支援したい”、と言う設立時の強い思いを今も引き継ぎ活動を続けています。彼らは日本語が分からないために学習が遅れがちです。そんな子ども達の宿題や勉強の手助けをしながら、学習をやり遂げる粘り強さや楽しさを共有できたらいいなと思っています。
こんな活動をしています
- 本読み、音読、書き取り、筆順などのサポート
- 学校から出される各種宿題(プリント問題等)のサポート
現在、3箇所の小学校で活動を行っています。
- 佐鳴台小学校
対象:小学1年〜6年生の希望者
現在の対象児童数 37名(国籍:フィリピン、ブラジル、ペルー、中国等)
活動内容:学校のクラブ活動の一環として、国語、算数を中心に週2回(火、金曜日)の放課後勉強会を実施。担任の指示のもとに、宿題や遅れた学科のフォローをしています。 - 城北小学校
対象:小学1年〜6年生の希望者
現在の対象児童数 5名(フィリピン、ブラジル、スリランカ、エチオピア)
※担任の指示のもと、同じクラスの子供たちとは離れ別室で一人一人の学習支援(全教科、マンツーマン方式)を行っています。 - 浜名小学校
対象:小学1年〜6年生の希望者
現在の対象児童数 35名
活動内容:週2回(月曜日、水曜日)の放課後勉強会を実施
※国語、算数を中心に担任の指示のもとに教科学習支援
※KSC以外の他のメンバーとの共同支援
参加するには。。。
- ・学習支援者になる
- HICEが主催する日本語ボランティア養成講座の修了者を中心とし、それに準ずる講座の受講者、教員資格を有する方で会員になることが必要です。
- 入会希望者はHICEの窓口を通して、あるいは知合いの会員を通してご連絡下さい。
- 見学可能です。
外国にルーツを持つ子供たちにとって、日本語は日常生活ではもちろん、学校生活の基盤になるものです。その一生の思い出になる学校生活が楽しくなるよう、子ども達に寄り添い勉強に対するやる気を引き出してくれるボランティアを募集しています。自身の子育て経験や各種講座を通して見につけた知識を生かしながら、子供達が日々成長していく姿に関わって行きませんか。興味のある方、ぜひご連絡ください。いつでも見学可能です。
こんな団体です。
- 活動分野
- 国際協力(多文化共生・語学) 子どもの健全育成(子育て)
- 活動対象
- 在住外国人
- 活動地域
- 浜松市内全域
- 設立年
- 2009年1月
- 会員構成
- 約30名(20~70代)
主婦、社会人、リタイア組など、様々な年代の方が活躍されています。 - 会費
- 年500円
- 運営スタッフ
- 役員5名(会長、幹事、会計)
- 代表者名
- 岩田 正夫(いわた まさお)
- 連絡先
-
浜松市外国人学習支援センター(U-ToC)事務局まで問い合わせ下さい。
(電話 053-592-1117)