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農と福祉の起業セミナー


耕そう、ココロの栄養

NPO法人 しずおか
ユニバーサル園芸ネットワーク


園芸活動を通して、障害の有無、年齢・性別を問わず、みんながしあわせになれる社会を目指します。


はじまりは。。。

園芸福祉の全国大会を浜松で開催しようと、2003年に実行委員会が立ち上がり、静岡県が事務局を担っていました。2004年9月に浜松市で「第4回:園芸福祉全国大会inしずおか」が行われましたが、その後、事務局の活動を引き継ぐ形で、農と福祉に関心のあるメンバーを中心として、2006年にNPO法人として活動を始めました。

こんな思いでやっています

“ユニバーサル園芸”という、新しい園芸分野の形をたくさんの人に知ってほしいという思いで活動しています。障がいのある人が作業現場に入っている農園では、チームワークが生まれたり、みんなの優しい気持ちを引き出してくれたりすることによって、雰囲気が良くなるだけでなく、作業効率も上がるという相乗効果を生んでいます。

いろいろな人たちが参加できる園芸の在り方を、農業・福祉・教育・医療それぞれの分野から、ネットワークを組んで発信して行きます。

ユニバーサル園芸とは
ユニバーサルデザインは、年齢や性別、身体、国籍など、人々が持つ様々な特性や違いを超えて、すべての人に配慮したまちづくりや、ものづくりを行うという考え方です。その考え方に基づいて、園芸活動を通じて得られるさまざまな効用(心身のリハビリテーションや心の癒し効果、コミュニケーション促進、共同作業による社会参加促進)を利用して、障害のある人ばかりでなく心身の健康や機能回復、心のゆとりや豊かさなど生活の質の向上を実現しようとするものです。

こんな活動をしています

農業関係者や浜松市、静岡県のほか、医療系大学、支援センター、企業など、いろいろな人たちと連携して、“ユニバーサル園芸”の理念を広めて行く活動をしています。

1.農業分野と福祉分野の連携に関する事業
2.市民農園の開設講座
農園をやってみたい!、という人たちへの支援を行っています。
3.コンサルタント事業
農業分野で、障がいのある人を雇用したい企業への、コンサルタント業務を行っています。
農業と福祉と企業の連携モデル
浜松市が立ち上げた「浜松ユニバーサル農業研究会」は、障害のある人と農業経営者をつなげるために、ハローワーク、福祉系大学、静岡県、障害者就業・生活支援センター等が連携することで、各分野の専門機関が有効に機能するシステムづくりを目指しています。
当団体はその主要メンバーとして市民への情報提供も含めて、農業、福祉、企業の連携モデルを発案し、推進しています。

参加するには。。。

会員になる
事業に参加する
詳しくはホームページをご覧ください。
団体からのメッセージ
NPOになっていますが、まだまだ組織化が出来ていない状態です。
ユニバーサル園芸に興味のあるみなさんの参画をお待ちしております!
■ こんな団体です ■
活動分野
保健・医療・福祉、社会教育、まちづくり、経済活動の活性化、職業能力開発・雇用機会、食・農林水産
活動対象
障がいのある人、高齢者、一般
活動地域
静岡県内
設立年
2003年(2006年4月法人化)
会員構成
90名 農と福祉に興味・関心のある人が多数
会費
正会員 個人 3,000円/年、団体 7,500円/年
賛助会員 個人 3,000円/口、非営利団体 5,000円/口、営利団体 10,000円/口
家族会員 1,000円/年
運営スタッフ
非常勤 4名程度
総事業支出額
提出なし('22年度)
1,929,286円('21年度)
2,507,170円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
矢木 格(やぎ いたる)
連絡先
(住所)〒435-0022 浜松市中央区鶴見町380-1
(電話)053-425-8686
(FAX)053-425-8696
(Eメール)s.u.e.n@world.ocn.ne.jp
(2012年1月現在の情報です)

どんぐり


ドングリから地球を考える

NPO法人 ドングリプラネット


ドングリを通じた環境教育を子どもたちと一緒に行っています。

市民のみなさんに対して、環境教育や植樹活動等の事業を行うことで、地球温暖化やエネルギー問題、食糧問題などの対策に取り組む地域づくりに貢献することを目的としています。

はじまりは。。。

代表は以前より、子どもたちの生き物や科学に対する心を育む教育活動に関っていました。そのなかでも、特に食糧やエネルギーについて考えるきっかけを、子どもたちと一緒につくっていきたいとの思いから、NPO法人を立ち上げました。

こんな思いでやっています

日本や世界が抱えている食料やエネルギーなどの問題を解決するために、今は大事な時期です。子どもの時から生きた環境教育の機会をもってもらうために、小学校や中学校にてドングリの植樹をしています。

日本には古くは縄文時代からのシイ、カシ、ブナなどのドングリを食べる文化があり、植樹をきっかけとして、子どもたちの生物を愛する心や食料問題を考えるきっかけになればと活動しています。今後も大学などの機関と協力しながら、子どもたちの体験プログラムを作っていく予定です。

食用としてのどんぐり
韓国では、ドングリから採取したデンプンを、ういろう状にして古くから食用にしてきました。最近では健康食品として見直され、一般的にも市場に流通しています。日本でも食糧難時代によく利用されたのみならず、米の栽培困難な東北山村などの地域では、大正期あたりまで主食格の食品として重要でした。

こんな活動をしています

1.小中学校での理科教育
市内の小中学校で、ドングリを通じて食糧・エネルギー問題を子どもたちと考える講座を開催しています。浜松付属中学校では、2年計画で植樹活動を実施します。苗木の寄付等を行いました。
2.大学などの機関との連携
静岡大学と共に、子供たちへのエネルギー教育の一環である、有機物からバイオエタノールの抽出実験(ジャガイモ、野ブドウ、ドングリ等で)プログラムを作成しています。

参加するには。。。

寄付をする
寄付を通じたご協力をお待ちしています。
団体からのメッセージ
子どもたちの生き物に対する心を育むため毎年行われる「国際生物学オリンピック」を社会に広めるために、広報活動をおこなっています。生物が好きな皆さん是非参加してみませんか。詳しくはホームページで検索してみてください。
■ こんな団体です ■
活動分野
社会教育、学術・文化、森林里山、子ども健全育成、科学技術の振興、食・農林水産
活動対象
子ども(小学生・中学生)、一般
活動地域
浜松市内
設立年
2011年4月
会員構成
正会員 30名
会費
正会員 200円/年、賛助会員 200円/年、入会金 1,000円
運営スタッフ
非常勤 1名
総事業支出額
提出なし('22年度)
提出なし('21年度)
提出なし('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
浅沼 紀(あさぬま はじめ)
連絡先
(住所)〒432-8018 浜松市中央区蜆塚1-19-12
(電話)053-454-5001
(FAX) 053-454-5001
(Eメール)jimmyd756@gmail.com
(2012年1月現在の情報です)

そば畑


みんなで、いっしょに、がんばらまいかね。

NPO法人 がんばらまいか佐久間


天竜の山間地にある佐久間町で、豊かで安心して暮らすことのできる、新しいまちづくりを行っています。


佐久間町の住民が一致団結して厳しい自然条件に立ち向かい、地域の振興と相互扶助の精神に基づき、元気で明るく活力に満ちた、住みよいまちづくりを推進していくため、まちづくり全般に関する事業を行っています。

はじまりは。。。

美しく豊かな自然と古い歴史文化に恵まれた佐久間町も、2005年7月の市町合併に伴い「浜松市」となりました。これまで町がやっていた行政サービスの低下が予想される中、自分たちでできることは自分たちでやっていこうと、住民総参加型のNPOを立ち上げました。

こんな思いでやっています

生きがいを感じる組織
佐久間町は互いに支えあうやさしさと、まちづくりへのあふれる情熱により、これまで発展してきました。この貴重な財産と先人の教えを受け継ぎ、住民自治を基本に自らの手で住みよい「佐久間」をつくっています。自治会とも協力しあいながら、NPOはNPOの領域として、コミュニティ維持の中心となるような共助組織として活動しています。義務感ではなく、関わると楽しい、生きがいを感じる組織を目指しています。
NPOタクシー事業
NPOタクシー町内にはバスも通っていますが、中山間地は坂道が多く、高齢者には不便な事もありました。そのため、公共交通の空白地域を補う目的で、「過疎地有償運送事業」として2007年8月からNPOタクシーの運行を始めました。運行時間は月~金曜日の7時~16時、町内全域をカバーする地域の足として、今日も山々を走り回っています。
委員会活動
佐久間町は人口5000人弱、65歳以上の高齢化率も50%を超える地域です。だからこそ、本来の「自治」の基本に立ち戻り、みんなで助け合いながら活動をしていくために、事業の運営は活動委員会ごとに行われています。まるで小さな役場のように、活動委員会が主体性を持って活動することで、行政サービスが行き届かないところを補い、民間サービス事業者のすき間をうめるような活動をしています。
そばの里「佐久間」そば刈取り
北遠の冬の風物詩ともなった、1月下旬に開催する「佐久間新そばまつり」を核に、通年的に佐久間に足を運んでもらうために、そばづくりパートナー制度を2010年度から始めました。初年度は市外からの参加者も含め、個人、家族、友達同士など8組34名の参加がありました。8月の種まきに始まって、草取り、収穫、脱穀、製粉、そば打ちとすべての工程を体験することができます。そばの後にはじゃがいもなどの野菜を栽培するので、1年中楽しみがあります。
また、NPOが運営するお店「いどばた」があり、そちらでも手打ちそばを味わうことができます。

NPOのお店「いどばた」
場所:浜松市天竜区佐久間町中部93 駐車場2台
電話:053-965-0141 営業時間:11:00~14:00 定休日:火

こんな活動をしています

1.総務委員会
NPO本体の運営やNPOタクシー事業の運営を行っています。
2.保健・福祉活動委員会
敬老会の実施や健康に関する講座の開催などを行っています。
3.地域おこし活動委員会
「佐久間新そばまつり」の開催、そばづくり活動の主体を担っています。
4.文化・スポーツ・社会教育活動委員会
成人式や、佐久間駅伝大会でのサポートなどを行っています。
5.環境づくり活動委員会
環境美化意識を高める「環境美化大作戦」を定期的に行っています。また、2006年3月に184種類1018本の木を植えた「ふるさとの森」にて、毎年春に育樹作業・交流会を環境団体やガールスカウト、高校生、地域の方々と共に行っています。
6.女性活動委員会
そばの栽培、ブルーベリーの里の管理、NPOのお店「いどばた」の運営もしています。年1回の女性の集いも開催しています。
7.世代間交流活動委員会
子どもたちと地域が交流できるワイワイ講座を開催しています・郷土料理講座、キャンプに登山にスキーと内容は盛りだくさんです。
8.交流居住モデル事業検討委員会
空き家を活用し、実際に佐久間町に住むことを体験できるお試し住宅の運営、そばづくりパートナー制度の運営などを行っています。
9.広報委員会
広報誌の発行(年3回)を行っています。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
歴史と民話の郷会館管理業務委託事業・文化振興事業、スポーツ施設点検
NPOタクシー事業に浜松市より助成金を受けています。
2007~2009年度 交流居住モデル事業定住・交流居住の斡旋、農林業体験プログラムの実施
2011年度 浜松市制100周年記念事業「100夢プロジェクト」に参加
テーマ「そばの白花(ひゃっか)と浦川歌舞伎を観るかい!」
敬老会、佐久間新そばまつり

参加するには。。。

サービスを受ける
ぜひNPOのお店「いどばた」にお越しください。そばづくりパートナー制度への参加もお待ちしています。
イベントに行く
毎年1月下旬に、北遠の冬の風物詩ともなった「佐久間新そばまつり」を開催しています。
会員になる
佐久間町に定住し、会員となって活動に参加しませんか。
団体からのメッセージ
福祉の充実した山間の町です。病院「佐久間病院」、特別養護老人ホーム「さくまの里」が隣接し、JR飯田線が走る、高齢者の居住には向いている環境にあります。年齢・性別・家族・単身等は問いません。居住してNPO活動に参加していただける方なら大歓迎です。移住のお手伝いを行っています。
■ こんな団体です ■
活動分野
保健・医療・福祉(健康)、社会教育(生涯学習)、まちづくり、学術・文化・芸術・スポーツ、地域安全、子ども健全育成、食・農林水産
活動対象
すべての佐久間町民
活動地域
浜松市天竜区佐久間町
設立年
2005年6月
会員構成
正会員 48名、活動会員 734名、賛助会員 2,221名
会費
すべての会員 1,200円/年(各世帯ごと)
運営スタッフ
常勤 2名、非常勤 6名
総事業支出額
提出なし('22年度)
29,636,342円('21年度)
32,192,608円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
大見 芳
連絡先
(住所)〒431-3901 浜松市天竜区佐久間429-1
(TEL&FAX)053-965-1100
(Eメール)npo-sakuma@image.ocn.ne.jp
(ホームページ)http://www.npo-sakuma.net
(2017年1月現在の情報です)

12回クリーンロード作戦


社員有志による「社会貢献活動」

NPO法人
地域環境と自然を愛する会


自然保護と環境整備を柱に、地域の皆さんの協力を得て現場で汗を流しています。



まちづくりの推進を図る活動、環境の保全を図る活動、災害時における支援・救済活動に関する事業を行っています。

はじまりは。。。

中村建設株式会社として請け負った天竜川の護岸工事の際に、環境省によって絶滅危惧種に指定されているコアジサシの営巣を守る対策をとったことがきっかけとなり、企業の枠組みから独立した公益的な団体として、NPO法人が設立されました。

コアジサシ
コアジサシ体長は25㎝ほどで、ユーラシア大陸からヨーロッパ、北アフリカ、オーストラリアの広い地域に分布しています。日本には4月に渡来して、各地で繁殖活動を行い、9月頃まで見られます。
1990年代には東京湾や大阪湾などの内湾や、静岡県の遠州灘海岸や天竜川下流域、北九州で数百羽を超える大規模な繁殖地が知られていました。砂浜や河川敷などの自然地形で多く繁殖していましたが、開発による環境の変化に伴い、国内での繁殖数は減少しています。コアジサシは石の間に巣を作るので、大水が出ると卵が巣ごと流されてしまいます。

こんな思いでやっています

これまでの活動
静岡県渡り鳥研究会に協力し、コアジサシの保護活動のため天竜川河口を、工事用重機を使って移動・造成しています。重機の提供・運搬や操縦など建設会社ならではの支援ができるのはうれしいことです。
また、浜松市道路里親活動に参加し、地域の清掃活動を行っています。清掃活動には会員のほかに、中村建設社員や地域住民の有志の方にも参加をしていただいています。
米づくり事業
2011年度から細江町の耕作放棄地を利用して、外部の方の協力も得て米づくりを始めました。農業従事者の減少や過疎化の影響により、全国的に耕作放棄地は拡大しています。まだ始めたばかりですが、田植えや草取りなど子どもたちにも来てもらっています。地域環境に少しでも貢献したいと、楽しみながら活動しています。

こんな活動をしています

1.自然保護事業
巣づくりのためのコロニーの造成や営巣地の保護柵の設置などを継続的に行っています。
2.地域清掃事業

20回道の里親活動

浜松市道路里親活動として年3回、中沢交差点から助信交差点までの道路清掃活動を行っています。
また、クリーンロード作戦として中田島町交差点付近の清掃活動も行っています。
3.米づくり事業
耕作放棄地活用のため、有志による米づくりを行っています。
4.災害時における支援・救援活動に関する事業
災害時の給水支援のため、中村建設内の井戸ポンプ・浄水装置の維持管理を行っています。

参加するには。。。

ボランティアをする
清掃活動に協力できる方を募集しています。
■ こんな団体です ■
活動分野
清掃、災害救援(防災)、食・農林水産
活動対象
一般
活動地域
浜松市内
設立年
2005年5月
会員構成
正会員 15名
会費
個人 正会員 1,000円/年
運営スタッフ
非常勤 1名
総事業支出額
509,212円('22年度)
633,295円('21年度)
459,049円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
平井 美次(ひらい みつぎ)
連絡先
(住所)〒430-0903 浜松市中央区助信町27-5
(電話)053-475-5573
(FAX)053-475-5573
(2017年4月現在の情報です)

アマモ観察


海のゆりかごを守ろう~魅力あふれる浜名湖をいつまでも~

NPO法人 はまなこ里海の会


浜名湖の水産資源と自然環境を守り、その魅力を伝えて行きます。


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はじまりは。。。

浜名湖・遠州灘は、基本的に活魚中心の沿岸漁業が行われています。もし、沿岸で魚介が取れなくなってしまったら、漁業全体に影響が出る危機感があり、稚魚の放流やアマモ場保全は重要な仕事の一つです。
そのために、浜名湖や遠州灘で操業している漁師が中心になってNPO法人を立ち上げ、浜名漁協と連携を取りながら、浜名湖の漁業資源・自然資源の増殖や保全、さらには自然保護の活動を行っています。

浜名湖ってこんなにスゴイ!?
浜名湖は海水と淡水が混じりあう汽水湖で、東京~大阪間では「最大にして最後のアマモ場」として知る人ぞ知る存在です。水深1~2mの海底に根を張る海草アマモの群落は「アマモ場」と呼ばれ、生物の産卵や稚魚のすみかとして大切な場所。海中に酸素を供給して、水質浄化にも役立っています。
「はまなこ里海の会」設立を機に漁協と協力しあって活動を始めたことで、海のプロたちがそれぞれの技を活かして参加してくれるようになりました。陸地だけでなく、海の中での活動ができるようになり、浜名湖の魅力を伝える手段がぐっと増えました。

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こんな思いでやっています

広大なアマモ場や豊富な水産資源が残っている浜名湖は、養殖や漁業も含めて、四季折々の様々な体験をすることができる場所です。浜名湖や遠州灘の海の恵みをより豊かに!それを育む自然環境を未来の子供たちに残していきたい!そんな思いを抱きながら、浜名湖中心に観察会や放流会の開催、地産地消イベントへの出展を通して、貴重な自然資源を守り、地域の魅力として伝えて行くことを使命に活動しています。

海を知っているからこそ、伝えられること
「浜名湖の価値が、地元も含めてまだあまり知られていないのが残念。本来ならラムサール条約に認定されて当然くらいの自然資産を持っている」と語るのは、南伊豆で30年間自然保護活動の実績を重ね、法人のコアスタッフとして白羽の矢が立った事務局長。「海の中に入って、どんなことができるかを私たちは提供しないといけない。ただし、陸に比べると海の場合のリスクは何十倍。安全管理、リスク管理も考えた上で、事前の準備とオリエンテーションを組み、最悪のケースを常に予想しておく。その最悪のケースに至らないように、どう手を打っておくかが大切で、それがないと海では活動できない」とは、実践者ならではの覚悟です。

こんな活動をしています

魅力いっぱいの浜名湖を知る機会を、たくさん用意しています。

1.アマモ場の観察会
アマモ場は「海のゆりかご」と言われ、魚にとって産卵の場でもあり、養育の場でもあります。
2.放流会(静岡県委託事業)
トラフグやガザミ、マダイなどの稚魚を放流しています。水産資源保全のために欠かせない事業です。
3.水産体験教室
トラフグ漁、アサリ漁、袋網漁、海苔摘みなどを体験できます。
漁協の女性たち
舞阪で働く女性たちが集まって、はまなこ里海の会員として活動する「浜のレディース」というグループを作りました。シラスのてんぷらやフリッターなどを朝市で販売したり、浜名湖に関するイベントを自分たちで企画・運営したりしています。
会のイベントで提供する昼食の調理や、地元で採れる海の幸の紹介も、彼女たちが担っています。参加者からの生の反応を、目の前で感じ取れることも、大きなやりがいです

参加するには。。。

イベントに行く
放流体験や水産体験、タッチプールなど、イベントへの参加者を募集しています。
ボランティアをする
イベント開催時の安全監視や受付など、ボランティアとして協力してくれる人を募集しています。
会員になる
正会員、賛助会員、それぞれに家族会員の制度があります。海の幸食べ放題、渡船料割引など特典を用意しています。
■ こんな団体です ■
活動分野
河川・湖沼・海、生涯学習、子どもの健全育成、食・農林水産
活動対象
すべての人
活動地域
静岡県西部
設立年
2007年8月
会員構成
90名程度
会費
*年会費 一口1,000円
正会員 入会金 20,000円、個人 5口以上(5,000円~)、団体 25口以上(25,000円~)
賛助会員 18歳以上 3口以上(3,000円~)、18歳未満 1口以上(1,000円~)、
家族 5口以上(5,000円~)、団体 10口以上(10,000円~)
運営スタッフ
非常勤 4名程度  放流体験などの開催は、漁師の方に協力してもらっています。
総事業支出額
提出なし('22年度)
505,000円('21年度)
586,520円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
鈴木 邦夫(すずき くにお)
連絡先
(住所)〒431-0211 浜松市中央区舞阪町舞阪2119番地の19
(電話)080-3633-4946
(Eメール)umiattyuu@yahoo.co.jp
(Facebook)https://www.facebook.com/p/Npo法人-はまなこ里海の会-100069215803711/
(2017年3月現在の情報です)

サンビーチ整備


浜名湖の魅力をまちづくりに

NPO法人
浜名湖観光地域づくり協議会


舘山寺温泉の魅力を伝え、地域の活性化につなげるために、街の清掃活動をしたり、バスツアーを開催しています。


はじまりは。。。

舘山寺温泉には、他の観光地ではめずらしい民間の観光協会があります。観光協会によって舘山寺温泉の魅力は伝えてきましたが、より広く、またより積極的に地域の活性化を図り、地域の特性を活かした街づくりを推進していくために、NPO法人浜名湖舘山寺温泉観光街づくり協議会を立ち上げました。2014年5月に法人名を「浜名湖観光地域づくり協議会」に変更しました。

こんな思いでやっています

浜名湖の豊富な魚介類に加え周辺では、温暖な気候のため多種多様な野菜や果樹が生産されています。これらのたくさんの魅力を、地域を通して、地域住民を通して全国に発信していきたいと考えています。また豊かな自然を活かしつつ、交流する人々が安心で安全に過ごすことができる環境を維持するために活動しています。

浜松市プレスツアー家康くん

こんな活動をしています

1.街をきれいにする運動
毎月第1火曜日に、舘山、サンビーチ、観光協会の駐車場、浜名湖ベイストリートの清掃を行っています。
2.浮見堂の清掃・管理
2008年11月に完成した浜名湖内浦湾に浮かぶ桟橋と浮見堂を清掃・管理しています。

協会委託清掃事業サンビーチ秋

3.大草山・舘山の清掃と植栽作業
桜の植樹及び草刈を年2回実施しています。
4.豊かな自然を生かした、そぞろ歩きの街づくり事業
「そぞろ歩きの街づくり事業(舘山寺温泉街整備計画推進会議)」に賛同し、各観光スポットのPRに協力しています。
5.農商工連携バスツアー
浜名湖周辺をめぐるバスツアー「遠州道中膝栗毛」を毎日開催しています。その季節で一番いいスポット、ブルーベリー狩りやガーベラ花摘み、隠れた名所などにご案内します。

参加するには。。。

バスツアーに参加する

寄付する

■ こんな団体です ■
活動分野
観光、まちづくり、経済活動の活性化、清掃活動、食・農林水産
活動対象
一般
活動地域
静岡県西部
設立年
2006年5月法人化
会員構成
100社
会費
5,000円/年
運営スタッフ
非常勤 3名
総事業支出額
17,437,684円('22年度)
32,781,115円('21年度)
12,414,899円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへリンク
代表者名
金原 貴(きんぱら たかし)
連絡先
(住所)〒431-1209 浜松市中央区舘山寺町1832-1
(電話)053-487-0152
(FAX)053-487-0862
(2017年3月現在の情報です)

ひまわり畑


村櫛の先人の自治力を受け継ぐ絆深いまちづくり

NPO法人 むらちゃネット


村櫛町の住民や自治会と一体になって、安心して心豊かに暮らせるまちづくりを推進しています。

(NPO法人は2022年6月10日に解散しました)



 子ども向け自然体験イベントや高齢者の食事会などを開催し、「健康な町づくり」「地域の環境保全」を目指しています。

はじまりは。。。

村櫛町には、2004年開催「浜名湖花博(しずおか国際園芸博覧会)」の会場跡地に「浜名湖ガーデンパーク」が造られました。その広大な土地には先人が額に汗して開墾整備した元農地も含まれています。

2000年に自治会が中心になって「村櫛町花博ガーデンパーク推進協議会」をつくり、開催地として町をあげて花博の盛りあげに尽力しました。会期後はガーデンパークと地域との協働をめざした活動です。町の地権者から静岡県が用地買収した土地が、村櫛町とまったく関係のないものになってしまわないように、ガーデンパーク内でボランティア活動を続けていくために、静岡県の提案も受けて法人を立ち上げました。もともと古くから住民自治がしっかりしている村櫛で、自治会にできないことをNPO法人でやっていこうという思いもありました。

団体名の由来
法人化の際に、小学生のアイディアを採用しました。村櫛の「むら」に、親しい間柄で「~ちゃん」と呼ぶ時の地域の言い回し「~ちゃ」を併せ、ネットワークを組んで協力していこうという意味が込められています。

こんな思いでやっています

「浜名湖ガーデンパーク」という素晴らしい施設を地元住民として関わり応援したいという思いで始まった活動ですが、高齢化を迎える地域で、老若男女みんなが、笑顔で充実した生活を送るためにそれぞれができることをやり、地域を活性化していくことを目指しています。村櫛の町づくりをしていくにも、今は他の地域の若者など、新しい風を入れていくことが必要です。高齢化が進んで増加している耕作放棄地解消の問題など、今ある課題に向かっていきたいと考えています。

昔から住民の自治が強い村櫛
まだ上水道が市内でも十分に整備されていない時、住民の手で全てを取りしきって整備活動を行ったそうで、給水施設の跡が今も残っています。また、共同風呂で皆が顔を合わせ語らいながら一日の疲れを癒すなど、絆が強い共同生活を送っていました。その精神は今でも引き継がれ、住民とのネットワークが強みです。
 花博の時も、来場者のもてなしに町内を花いっぱいにしようと沿道の花飾りや菜の花の種を捲いて、遊休農地の解消に住民総出で動きました。半年に及ぶ会期中、会場内のボランティアはもちろん、町営の食堂の出店に乗り出すことができたのも地域の結束があればこそでした。

こんな活動をしています

1.社会学習事業
季節のイベント開催(竹の子炊き出しご飯、夏祭りうなぎ掴み&ざりがに釣り、公園花壇の整備 等)

田植え

2.環境美化事業
浜名湖ガーデンパーク内の草取り作業、ひまわりコンサート、荒地整地、種蒔き、県単耕作放棄地解消基盤整備事業を行っています。
3.農業栽培事業
耕作放棄地の整備と農業栽培計画を行っています。
4.福祉・介助事業
お楽しみ高齢者食事会、むらちゃ一座慰問団を行っています。

食事会

5.イベント企画事業
各種イベントの企画
6.情報提供事業
ホームページの作成

参加するには。。。

ボランティアとして活動する
ガーデンパークの花壇整備・耕作放棄地での農作業
会員になる
協働する
例:ふじのくに美しく品格のある邑づくりin浜松 主催:静岡県西部農林事務所
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、環境、食・農林水産
活動対象
活動地域
設立年
2000年(2006年3月法人化)→2022年6月法人解散
会員構成
会費
運営スタッフ
総事業支出額
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
連絡先
(2017年3月現在の情報です)

京丸園のロゴ


農業と福祉のいい関係

京丸園 株式会社


「京丸姫ちんげん」「京丸姫ねぎ」などのオリジナルブランドを生産している農園。従業員の1/3が障害のある人です。


・・・代表の鈴木厚志さんにお話をうかがいました。
京丸園は、福祉のための農業ではなくて「農業の中に福祉を取り入れて、農業を活性化させること」を目的とした「ユニバーサル農園」を目指しているということですが。

企業ゆえに課す農業としての生産性

私たちは福祉施設ではなくて企業なので、農業としての生産性が上がらないと務まりません。障害のある人の雇用を進めるために、その人に合った仕事をつくり出し、工程の見直しや機械化など工夫を重ねました。そうしたら、生産の効率が上がり、経営の効率化も促され、業績アップにつながったのです。

1996年から毎年1名を目安に身体、知的、精神など様々な障害のある人を雇用していますが、指示や労務管理は職員がして、定植や収穫、梱包などの作業を障害のあるパート従業員が担うという態勢で仕事を行っています。

・・・苗の定植などそれぞれ技術が要りますよね。障害のある人にとって作業のハードルは高いのでは?

「作業分解」で障害のある人もできる方法を考える

代表の鈴木さん実は、以前は障害のある人は採用できないとお断りしてきたんですよ。その理由として、芽ネギの定植作業を例に、手で苗のラインを水平にするのに障害を持った方には無理だと。そうしたら、数日後に就労を支援する人(ジョブコーチ)が来て、「下敷きを使ってこうやると植わりませんか?」と提案。熟練した技術が必要だ、と思い込んでいましたから、これにはびっくりしました。

福祉の方は「作業分解」を考えます。種まきからいい野菜をつくるまで、一連の作業を分解して、どうすればいいかを考える。この発想をきっかけに京丸園で障害者雇用が始まっていきました。

・・・さきほど、業績アップにつながった、と言われましたが、具体的にはどのような変化がおこったのですか。

その人にできることを考えたら、意外な効果につながった

知的障害のある人を雇った時、ひとまずハウス内の掃除をお願いして様子を見ました。半年ほど経ったとき、「あれっ?ハウスの雰囲気が違う」と、感じました。農薬を以前のように使っていないことに気づいたのです。きれいにしておくことで、虫の発生が減ったんですよ。彼女の仕事によって、農薬を使わなくてすみ、農薬をまく労力や農薬代も削減できたのです。そして、買ってくださる方の健康にも貢献できるというおまけまでついた効果に気がつきました。

・・・そこで思いついたのが、野菜につく虫を吸い込む「虫トレーラー」なんですね。

仕事って、速く!速く!が、全てではない

まさに、「虫トレーラー」は、障害特性を生かした機械でした。「虫トレーラー」をゆっくり押して歩いていくと、吸い上げられた虫が網にたまっていきます。その機械を動かすには、知的障害のある人のゆっくり進むスピードがぴったり。自分だとセカセカしてしまって虫が獲れない。仕事って、普通は作業効率を上げることに注目しがちですが、ここでは「ゆっくり」が肝心。虫を捕まえるのに一番適しているんです。

この機械を使って、歩行訓練などリハビリなどの作業療法を兼ねた「リハビリできる農業」もいいじゃないですか。農場で作業して賃金をもらいつつ、機能訓練もできてしまうわけですよね。画期的です。、農業と福祉だけでない、医療との連携も可能ですよ。

・・・その人の障害が何かを理解したことで、うまくいったことは他にありますか。

きれいに、っていう言葉、よく使うけど

洗いものの仕事をお願いしたときのことです。「トレーをきれいに洗っておいて」と言って、1時間後に戻ってきたら、なんと、1枚を1時間ずっと洗っていたんですよ。びっくりして、彼のいた養護学校(現在、特別支援学校)の先生に話したら、「あなたの指導の仕方が悪い!」と言われたんです。どういうこと?と思いました。すると、「きれい、というのは抽象的で、障害のある人には具体的に指示しないとわからない」と。

そこで、無人で使えるトレー洗浄機を機械メーカーに作ってもらえば600万円かかるところ、「表2回、裏1回」くぐらせばきれいになる機械を、15万円で作りました。「きれいに洗って」ではなく、「表2回、裏1回洗って」と、具体的に指示を出すことで、誰がやっても簡単に理解してできる作業になりました。

・・・数値化することで、誰でもできる仕事、つまりユニバーサルな仕事を生み出せたんですね。

農業って、懐が深いんです

工業は作業工程の仕組みがすでに出来上がっていて、障害者が入りにくいですね。農業は自分のやり方や、経験と勘が重視されてきた業種ですが、家族経営で明確なしくみが出来上がってない分、臨機応変に対応ができます。工業は機械に人を合わせますが、ここでは人に合わせた機械をつくり、人に合わせた仕事をつくりだすことができます。

障害者を受け入れたことで変わったもの

障害のある人のひたむきに働く姿勢は、職場にいい影響を与えます。作業が遅いので早めに来ると、社員はそれを見て、彼らが来る前に来て準備しようと好回転になる。彼らの作業能力は健常者より低いかもしれませんが、彼らがいることの全体の効果はあります。企業は個人戦ではなく総合力勝負ですから。

根底的なところでは、農業を変えていきたい。日本の農業が野菜を生産するだけではなく、人の健康も創造するものにしていきたいと思っています。

参照:NPO法人「ユニバーサル園芸ネットワーク」

会社データ
事業内容
農業(水耕栽培 80a、無農薬水稲栽培 120a、ユニバーサル農園)
活動分野
農業、障害者就労
活動対象
障害のある人、一般
活動地域
浜松市南区
設立年
2004年
スタッフ
62名、うち22名が障害のある人
資本金
800万円
代表者名
代表・園主 鈴木 厚志(すずき あつし)
連絡先
(住所)〒435-0022 浜松市中央区鶴見町380-1
(電話)053-425-4786
(FAX)053-425-5033
(Eメール)kyomaru@ck.tnc.ne.jp
(ホームページ)http://www.kyomaru.net/
(2012年1月現在の情報です)

店舗の写真


菜園生活を楽しむための種と苗と土

有限会社 浜名農園


元気アップ野菜を栽培するための家庭菜園応援団。「固定種」で地域的、文化的に特有な「在来種」も扱っています。


・・・代表取締役 中村訓さんにお聞きしました。
スーパーや種苗店で売られているタネは、ほとんどが「交配種」という一代限りの雑種なので、そこから種を採ってまいても同じものは育ちませんよね。そうした中で、浜名農園の「畑懐(はふう)」では「固定種」を扱っていると伺いましたが。

いのちつながる伝統野菜

種の陳列棚確かにうちの店の「畑懐(はふう)」で扱っているタネの8割は、「固定種」といって交配していない品種です。「固定種」では、何世代経っても同じ品種がつながっていくんです。
 「固定種」で生まれた野菜は、40数年前まではごく一般的に栽培され、普通に食卓に上がっていたものなんですよ。それが、規格がそろっているとか、見た目の美しさ、甘さが一番、などということから、品種改良された画一的な「交配種」が大半を占めるようになっていきました。
 このような「固定種」「在来種」を扱う種苗店は、埼玉の野口種苗とうちが、全国的にも先駆けです。他でも扱うようになりましたが、少ないです。コストは…、なんとか回収していますけどね。
 

・・・どうして普通のタネやさんが見向きもしない「固定種」を取り扱うようになったんですか。

もっとたくさんの野菜の品種を紹介したい

「固定種」を扱うようになったきっかけは、有機農業・エコロジー関係の仕事についていた頃に、野菜の品種がみんな一緒だなぁ、と。例えば、大根だと青首大根、トマトだと桃太郎しかない。もっとおいしくて、多様な品種があることを紹介したいと思いました。
 自分の家が種を扱っている店だったので(注:中村訓さんは3代目)、ここで「在来種」や「固定種」のタネを扱おうと思ったのが15年前の1996年です。屋号は「芽ぶき屋」から2005年に「光郷城 畑懐(こうごうせい はふう)」としてリニューアルしました。初めは通販でスタートして、有機農業や安心な食べ物関係に広めていきました。雑誌「田舎暮らしの本」「サライ」「チルチンびと」などに取り上げられるようになって、全国から注文が来るようになりました。
 

・・・そんな貴重な「固定種」のタネ、どんなルートで手に入れているのですか。

種取りは手間がかかる

扱うタネは、全国各地の採種農家から取り寄せています。タネを採るのは丁寧な作業が必要で、手間もかかるので、若い人はやりたがりません。そのため、年々採種ができる農家は減ってきています。マニアックな品種ばかりなので、国内で採種できないものも多く、3割ほどは海外に委託して栽培、採種しています。大手の種苗会社ではすでに7割ぐらいが海外生産なのですが、うちは国産がかなり多いです。でも、全体からしたら本当に微々たるものです。
 

・・・どんな人が「在来種」や「固定種」のタネを買っていくんですか。

元気アップ野菜を、みんなで食べて残していこう

小松菜の種プロの農家の人も家庭菜園を楽しんでいる一般の人もいらっしゃいますよ。プロの農家さんは、JA以外の販路を持っているような方で、「おいしい野菜をつくりたい」というこだわりのある農家ですね。
 例えば、小松菜も通常「交配種」ですが、これは栽培や出荷のしやすさから、チンゲン菜と掛け合わせて茎が立つように品種改良しています。そのため、元々あったカブ系の香りが薄くなり、小松菜特有の香りは強いのですが、後味にえぐみが残ります。固定種の「丸葉小松菜」では、食べた瞬間いろいろな味がして、最後に小松菜の香りと爽やかな味が残ります。食べ比べると、9割の人が固定種の方を「おいしい」と言いますからね。
 「うまくできた」「おいしかった」という声、反応が一番のやりがいになります。プランター1個でもいいから、自分で作って食べてもらいたい。食べることで品種を継続していってほしいと考えています。
 

・・・特に、家庭菜園ではプロが求めるような、一斉に成長して、一斉に収穫できて、などということは必要ないし、サイズも関係ないですよね。少しずつ収穫期を迎え、サイズも様々な「在来種」、「固定種」の伝統野菜は、古くて新しい可能性を秘めた品種と言えるのですね。

幸せは畑からやって来る…

自分たち家族が食べるものを、自らつくる、このシンプルで安心感のある家庭菜園が、どれだけ私たちの心と体を元気にしてくれているのか計り知れません。
 無農薬栽培や自然農法など色々ありますが、大切なのは食べる人が健康になること。カゼ菌いっぱいの部屋に入ってもカゼを引く人と引かない人がいます。それは免疫機能や抵抗力など体の「能力」の違いです。様々な環境のマイナス要因を排除するのは至難の業です。「まず自分から変わる…」そんな可能性を広げる野菜作り、土づくりを応援しています。

会社データ
事業内容
園芸資材、種苗販売、生体エネルギー応用商品販売
活動分野
食・農林水産
活動対象
プロ農業者、一般
活動地域
浜松市中区、通信販売では全国展開
設立年
1973年
スタッフ
4名
資本金
300万円
代表者名
代表取締役 中村 訓(なかむら さとる)
連絡先
(住所)〒430-0851 浜松市中央区向宿2-25-27
(電話)053-461-1482
(FAX)053-461-1461
(Eメール)mebukiya@nifty.com
(ホームページ)http://ameblo.jp/hafuu-kougousei/
(2012年1月現在の情報です)

ハーモニー


みんなはひとりのために ひとりはみんなのために

NPO法人 Harmony


地域住民も巻き込んで、訪問居宅介護、託児など、地域交流を図りながら助け合い事業を行っています。


 Harmony(ハーモニー)は、人と人をつなぐ架け橋でありたいと考えています。思いのある人が自由にその思いを表現し、形にし、自分自身を活かしながら周りの人も生かしていく、本来あるべき人間関係の原点にみんなが立ちかえる事ができる「陽だまりのような場所」を目指しています。

はじまりは。。。

重度の身体障害者である代表は、周りのサポートを受けなければ生活していけない、ということを身を持って体験してきました。しかし、アンケートを行ったところ、こういう課題を抱えている人たちは他にもたくさんいるということに気付きました。また、介護保険制度を利用したヘルパーによるサポートでは、法的規制の為、本当にお願いしたいサポートが受けられない現実があります。そこで、心も身体も自由にならない人に、必要なサポートをしていこうと周囲の協力を得て活動を始めました。

こんな思いでやっています

現行の介護保険制度を使ったサポートでは、ヘルパーさんがやってあげたくてもやってあげられないもどかしさがあります。Harmonyは、サポートを必要とする障害をもつ人の目線でサポートしていきたい、という思いのもと活動しています。また、サポートを受ける立場の人も、社会の役に立ちたいという思いがあります。サポートを受ける側も、自分にできること、能力を活かし、「参加者すべてを活かし合う」場でありたいと考えています。

地域単位の助け合い
サービスを必要とする個々の人々に対して、本当に親切で行き届いたサービスをするには、地域住民参加型の活動が必要です。地域住民に参加・活動してもらい、地域単位での助け合いを通して、安心して暮らせる地域社会づくりを目指しています。

こんな活動をしています

1.訪問介護サービス事業
訪問介護事業「介護サービスステーション ひなたぼっこ」(介護保険適用による訪問介護)
居宅介護事業「介護サポートステーション び~ぐる」(障害者総合支援法による支援費制度適用による居宅介護)
住み慣れた家で快適な生活を送れるよう、訪問ヘルパーを派遣しています。『利用者様に寄り添う介護』をモットーに、訪問介護の理想型を提供致します。
2.こころの相談事業
悩みがあるけれど誰にも話せない…。人間関係や家族のこと、仕事のことで相談したい…。
あらゆる相談に応じさせて頂き、クライアントさんにとって有効な指針を与えさせて頂きます。
3.地域交流事業
パッチワーク、フラワーアレンジ、Aヨガ、プラバンアクセサリー、棒ヨガ教室などを開催しています。
4.生活介護事業
放課後等デイサービス「それあ~ど」』
2016年4月より、医療的ケアが必要な方優先の多機能型通所施設を浜北区高畑に開設します。隣に診療所も開設しますので、安心してご利用頂けます。
ボランティアさんが強み集合写真
Harmonyでは、何かイベントなどあると、ボランティアさんがさっと集まって来てくれます。みなさん温かく受け入れてくれる方ばかりで、いじめにあって一人で外に出られなくなった人が、Harmonyなら一人で行けると言って出かけてくるそうです。

参加するには・・・

ボランティアをする
イベントの準備や受付をしてくれるボランティアを募集しています。
会員になる
スタッフになる
登録ヘルパーを募集しています。(詳細はお問い合わせください)
寄付する
団体からのメッセージ
当法人では、「助け合い」「創造性」「自立性」「思いやり」を理念に活動しています。あなたが活きることでまわりも活きる…あなたもどうぞ当法人の活動にご参加ください!
会員さん、ボランティアさんを募集しております。詳しいことはお気軽にお問合せください。
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、子育て、社会教育、農業
活動対象
障害のある人、高齢者、乳幼児、子ども、一般
活動地域
浜松市内(西区南区以外)
設立年
2010年4月
会員構成
72名(2015年3月現在)
会費
会費個人 正会員 4,000円/年、賛助会員 3,000円/年、 いずれも入会金 1,000円
運営スタッフ
常勤 4名、非常勤 5名
総事業支出額
104,410,571円('22年度)
90,011,434円('21年度)
83,280,834円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
池谷 直士(いけや なおひと)
連絡先
(住所)〒434-0034 浜松市浜名区高畑824-1
(電話)053-571-1828
(FAX)053-586-2856
(Eメール)harmony@hamamatsu.eeyo.jp、info@npo-harmony.com(事務局直通)
(ホームページ)http://www.npo-harmony.com/
(ブログ)http://harmonynowa.hamazo.tv/
(2021年2月現在の情報です)