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ライフケア・浜松


輝くシニア応援隊

NPO法人
エヌ・ピー・オー ライフケア・浜松


毎日を若くドキドキ過ごしたいシニアを応援します。

(NPO法人は2022年5月に解散しました。)

高齢者も、自分の役割を感じるとき、輝くことができます。自分の才能を活かし、自分にできることにチャレンジするための場所を提供しています。高齢者の男女共同参画の新しい形を目指しています。

はじまりは。。。

自身の姑が骨折して入院した代表は、退院しても世話をする人がおらず、自宅に帰れないお年寄りを目の当たりにしました。在宅で介護が必要な人が暮らし続けていくのには、ヘルパーの利用が必要だと感じ、在宅ケアサービスの事業を起こしました。その後、もっと地域の中で、元気になる場所を提供したいという思いから、新たにNPO法人を設立しました。

こんな思いでやっています

高齢者は、地域内に社会に居場所と役立つような場や出番があることで、いきいきすることができます。自分がやれることをやってみるという形で活動をしています。

川下型からの発想の見える化
ライフケア・浜松では、どんな事業でも、必要なもの・あったらいいものは自分たちでまずやってみるという姿勢で臨んでいます。それを「川下型からの発想の見える化」と呼んでいます。2010年の子育てニーズ見える化作戦(静岡県民間チャレンジ応援事業)では、「できたらいいな、こんな子育て」と話しているうちに、できることは実際にやってみようと取り組みました。そしてそれを活かす・続ける・広げるためのアイデア提供と実践を報告書にまとめました。

こんな活動をしています

地域コミュニケーション事業

会議

1.青空市
株式会社LCウェルネス ここ倶楽部内にて、毎月一回第二水曜日9時半から青空市を開催しています。花や新鮮野菜の販売の他、100円カフェも同時開催しています。
2.情報誌の発行
高齢者へ励ましとなる情報を満載した情報誌「よっこらせ」を発行しています。
3.地域環境支援
地域のアルミ缶回収作業や、環境保全、花いっぱい緑化活動をしています。
4.中山間地域人材育成事業
公共サービスが生き届かない中山間地域で、生活支援サポーター養成講座を実施しています。講座終了後にその地域発の事業体が生まれるよう活動しています。
笑顔「シンク・タンク」ではなく「ドゥー(Do)・タンク」
ライフケア・浜松は、なんでもやってみるというドゥータンクの団体です。関わってくれる地域の方も、どんどん自分からできることをやってくれます。また、そのような人材を育てていくことにも力を注いでいます。
好評を博した「ユニバーサルファッションショー」((株)LCウェルネス ホームページより)
織物でも有名な浜松ならではの生地を使い、子供からお年寄りまで幅広い世代で「着て楽!おしゃれ!心がはずむ!」ユニバーサルデザインのファッションショーを提案、3年間で50回、各地で開催しました。
一般市民を対象にモデルを募集。これまでに最年少5歳、最高齢94歳というモデルが誕生しました。メイクアップアーティストの協力を得て、出演前には自然で、しかも10歳は若返るメイクをしてもらい、参加者も観客も関係者すべてに笑顔があふれた楽しい企画となりました。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
2010年度 育ててよし、ふじのくに民間チャレンジ応援事業(静岡県)-できたらいいな、こんな子育て
2011年度 社会福祉振興助成事業(独立行政法人福祉医療機構)-はるの暮らしサポーターズ事業

参加するには・・・

青空市に行く

ボランティアをする(詳細はお問い合わせください)

会員になる

団体からのメッセージ 
私も、地域も、社会も元気になり、楽しくなることをしましょう。
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、まちづくり、リサイクル、子どもの健全育成
活動対象
活動地域
設立年
2002年2月 → 2019年12月法人解散
会員構成
会費
運営スタッフ
総事業支出額
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
連絡先
(2012年1月現在の情報です)

オフィスの写真


自分らしさを大切にしよう

一般社団法人 
ダイジョブ・プロジェクト


健全な職場作りや就労など社会参加を進めるための相談やリフレッシュプログラムを提供しています。

2001年、静岡県ジョブコーチ事業の立ち上げに関わり、県や国のジョブコーチとしての活動を続ける。その後、知的障害者の余暇活動グループなどを立ち上げ、現在は一般社団法人ダイジョブ・プロジェクトとして、社会参加や自立、コミュニケーションについて困難をもつ人や課題を抱える会社に対し、その人らしさ、その会社らしさを大事にするためのより柔軟な支援活動を行っている。

ジョブコーチ:障害のある人と企業の双方を支援し、障害のある人が安心して働くことができる職場作りをコーディネイトする。

代表理事の鈴木大介さんにお聞きしました。

・・・企業からの依頼が多いと聞きましたが。

本音で語る 深いコミュニケーションが健全な職場をつくりあげる

代表の鈴木さんの写真ジョブコーチではカバーできない問題が起こるときがあるんです。そんな時はダイジョブの出番です。コミュニケーションが上手くいかずに配転命令に納得されないときの対処依頼や、残業に関わる問題処理などが最近の例としてありましたね。

発達障害については最近、社会的認知が進み、法的整備もされるようになりましたが、まだそうしたことを理解されていないときに就職した人の周辺で、様々な行き違いが起きたりしますね。

支援依頼がある場合は、もちろん依頼元に寄り添いはしますが、あくまでも中立的な立場で問題を解決しようとします。ジョブコーチの立ち位置と同じですね。でもそんなとき大切にしたいのはお互いの本音。大変だけど、そこまでのコミュニケーションをしていくことが健全な職場作りにつながっていくと思っています。
 

・・・それは、ダイジョブのサポートメニューの一つ「健全な職場作り・コンサルティング」ですね。
他にも「仕事や社会参加に関する相談」「コミュニケーション獲得のためのアドバイス」「子どもの活動個別サポート&家族レクチャー」「リフレッシュプログラムの実施」と、メニューは多様ですね。
コミュニケーションスキルアップはどのようなことをするんですか。

相手の気持ちを理解する納得体験や小さな成功体験を積んで克服

県の教育委員会から依頼されて、発達障害のある子どもたちのためのコミュニケーションのスキルアップ講座を行っていますが、先日も視覚障害者のためのガイドヘルパーごっこをしたんです。アイマスクをつけた友達を誘導するときに「こっち、こっち」というだけだったんです。当然友達は不安がって動かない。

しかし、もっと具体的に相手に理解してもらえる言葉を使えば、安全に誘導できることを理解しました。毎日の生活の中で相手にわかるように話すことを心がけるという納得体験もできたんです。
 

・・・ハローワークで精神障害者雇用トータルサポーターもされているし、専門学校などで障害者就労についても教えていますよね。そうした仕事もこなしつつのダイジョブの活動は大変じゃないですか。

多様な仕事をネットワークして生まれる新たな支援アイディア

はい、とても忙しいです。でも面白いことにつながるんです。リフレッシュプログラムの一つであるアート活動で生まれた作品を専門学校の学生たちに披露し、その感想を本人に伝え、やりがいを見出してもらったり。そんなことを続けていくと、支援のノウハウとして、この人にはあんな方法で、あの人にはこんなこと、と思いがけないアイディアが次々と浮かんでくるんです。つまりは、関わる仕事をネットワークして生まれる新たなアイディアを支援に生かしているといえますね。
 

・・・リフレッシュプログラムで他に効果を感じるものはありますか。

自立を妨げているもの、ひも解くと問題は結構シンプル

佐鳴湖の写真強い思考をもつ現代人は感受性や想像力が低下し、運動不足にもなっていますよね。強い抑圧を強いられた状態の人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに効果があるなと感じているのは佐鳴湖ウォーキング。湖岸をわたる心地よい風を感じながら歩く。面と向かう位置でないのがいいんでしょうねえ、いろんなおしゃべりをするんです。並んだ状態で会話を続けると気持ちが安らぐんです、解放されるんです。

みんな「ある事情」で生きにくくなって苦しんでいる。その事情のまわりの絡まっているものをそんな方法でほどいていくと案外問題はシンプルだ、と気が付くことが多いです。
 

・・・今後はいろんな人が集まって多様な技術を提供できる専門集団として活動していきたいと抱負を語られました。アートや音楽まで飛び出す豊富な支援技術に「ほう、へえ」とうなずきながらの楽しい取材でした。

会社データ
活動分野
福祉、職業能力開発・雇用機会
活動対象
就労や雇用に関わって課題を抱える個人や企業、障害などにより育てにくい子どもに関わる親や支援者、生きにくさを感じる個人
活動地域
静岡県
設立年
2009年(個人事業開始)、2010年(一般社団法人ダイジョブ・プロジェクト設立)
スタッフ
3名
資本金
0円
代表者名
鈴木 大介(すずき だいすけ)
連絡先
(住所) 〒432-8023 浜松市中区鴨江4-10-1 エスワイビル4F-A号室
(電話) 053-452-3251
(FAX) 053-452-3251
(Eメール) dai@dai-job.org
(ホームページ) http://www.dai-job.org/index.html
(2012年1月現在の情報です)

写真展


わいわい行こう!

静岡ダウン症児の将来を考える会
浜松グループ
(浜松ダウン症児親の会)


ダウン症児についての理解を深めていく活動を通して、本人たちの社会参加・自立を助ける活動をしています。

はじまりは。。。

1978年に静岡で「ダウン症児の将来を考える会」が立ち上がり、浜松でも人数が増えたので、1980年に「浜松グループ」がスタートしました。静岡では子ども病院がバックにあり、お医者さんや心理相談員の方が赤ちゃんの療育に関わってきましたが、浜松では支えてくれる公的機関が当時はなかったので、親たちが障害を持った赤ちゃんを抱えながら、あちこち走り回って立ち上げました。

当初は天使園(保育園)を借りて定例会を行っていましたが、乳児部「ひまわり」を立ち上げ、母子保健センターの協力を得て毎月1回、定例会を開くようになりました。

クッキング

こんな思いでやっています。

子どもの障害を受け入れ、成長を共に喜びあえるよう、勉強会では母親へのフォローや仲間づくり、情報交換を行っています。本人については、イべント等を通して楽しみながら自立や社会参加ができるように考えています。また、浜松市に福祉に関する要望書を提出し、福祉制度や施設などの充実を求める活動もしています。

子どもが障害を持った兄弟をどう受け入れるかも大きな問題ですが、小さい頃から会に参加して遊んでいるうちに自然に受け入れができるようになっていきます。グループの中外から仲間を募って、ダンスや太鼓、動作法のサークルも立ち上がっています。

集合写真

こんな活動をしています。

乳児部「ひまわり」、小学校学部会、中高部会、成人部会があります。

1.会全体の活動
総会、通信「コスモス」の発行(隔月)、イオンレシートキャンペーン、旅行や合宿などを行います。
2.乳幼児部「ひまわり」
毎月第2火曜日に母子保健センターをお借りして定例会を行っています。福祉や健康、発達に関する勉強会、フリートーク、グループワークなどを行っています。
3.小学校部会
食事会、親子クッキングなどを不定期に行っています。
4.中・高部会
食事会、ボーリング大会、カラオケ大会などレクレーションのイベントを開催しています。
5.成人部会
食事会、料理教室、カラオケ大会、情報交換会など、自立や社会参加への訓練を行っています。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
  • 2009年度  ボランティア支援ネットワークパレットより助成(第17回合宿)
  • 2011年度  同上より助成(「笑顔の天使たち」第1回作品写真展)

参加するには。。。

ボランティアに参加する
中高部、成人部でイベントの手助け、付添いをしてくれるボランティアを求めています。
自立の訓練でもあるので、親ではなく、外部の方の協力が必要です。
会員になる
ダウン症だけでなく、他の染色体起因の障害を持つ方も一緒に活動しています。
最近増えている「イクメン父さん」
昔は保育園のイベントなどに父親が出てくることはほとんどありませんでした。当時の男性は、子育てそのものに参加してなかったし、会社でも趣味でもない場に参加することに抵抗があったようです。最近は平日のイベントでも父親の参加が増えていて、「イクメン」時代の変化を感じています。
こんな団体です
活動分野
保健・医療・福祉、社会教育、子ども健全育成(子育て)
活動地域
静岡県西部
活動対象
子ども、青少年、障害のある人とその家族
設立年
1980年1月
会員構成
会員 130家族
会費
個人会員 2,000円(年により変動あり)、賛助会員 1,000円
運営スタッフ
非常勤 22名(役員)
代表者名
江崎 啓子(えざき けいこ)
連絡先
(電話) 053-486-1281
(FAX) 053-486-1281
(Eメール) wakuwaku.ezaki3@ma.tnc.ne.jp
(2017年4月現在の情報です)

かつらの写真


あなたの「今、大変」を解決したい

ヘアサプライ ピア


がん患者など脱毛に悩む患者のQOL向上のため、かつらの販売や専門美容室「ヘアサプライピア」を運営しています。


・・・代表である佐藤真琴さんへの訪問。静岡県の広報誌に掲載されたご自分の写真をみて佐藤さん、「このときまだ、かつらなんです。」「えっ?」「わからないでしょ!」という会話から取材は始まりました。

かさむ治療費の上に100万円のかつらなんて、、、

代表の佐藤さん25歳で入った看護学校での実習で出合った白血病の女性。「かつらを買いたいのだけれど、100万円もするので買えない。月200万円もかかる治療費は息子のための結婚資金を取り崩して払っているのに。」という彼女の辛い思いを知った佐藤さん。そうした患者のQOLを高めるための対応や情報提供が十分できない病院の状況に疑問と怒りを感じ、看護学校3年のとき、中国に単身乗り込み、人毛100%のかつらを買い付けました。そして、誰でも買えるよう4万円台のかつらをネット販売することを開始。2003年、資金5万円の起業でした。

・・・さて、さきほどのご本人のかつら装着写真は、
看護婦さんにまず理解をしていただく必要があったので、医療関係者が集まる学会で、自ら丸坊主にし、かつらをかぶって発表をしたというのです。「でも、頭が寒くて風邪をひいちゃったみたいなのよね。髪の毛の役割は大きい!」と、にこにこしながら、丸坊主にした上でのかつらの装着体験について話しをしてくれました。

ソーシャルビジネスの強みはユーザーに近いところ

直接お客さんと接しているので、十分わかっているつもりでかつらや脱毛についてのアドバイスをしていた佐藤さん。けれど、自分が装着体験してみたら、2割はわかっていなかったと気がついたそうです。

 「かつらの後ろの髪の毛をカールさせる方法にしたって、かぶったままクルッと前後ろ逆にして、目の前で髪の毛の状態を見ながらドライヤーを当てれば楽よね」
 「帽子を購入してくださる方もいらっしゃるけど、髪の毛がない状態で帽子をかぶるって、こんなにも滑るものだと思わなかった。だから、糸から染めたすべりにくい素材で2,000円以内の新商品を開発したんです。5000円だともう気楽に買えないでしょ。」

・・・いままでのお話から、まさに当事者のもつ課題を発見してそれをビジネスで解決する、いわゆる「社会的企業」の一端がわかりました。抗がん剤の副作用などによる脱毛でかつらや帽子を必要とする当事者は女性ユーザーが多いですし、スタッフのみなさんも女性ですよね。

「うちのお客さんは35歳から60歳。似た年齢のスタッフが揃っているのでユーザーに近い。そういうことって、ソーシャルビジネスの強みであるべきだと思うんです。それに女性の職場って柔軟さが必要なんです。例えば、子育て中のお母さんスタッフは子どもをこの職場の近くの幼稚園に通わせ、終わったら子どもはこの職場に帰ってくるんです。でこぼこな人生をみんなで支えあって働いています。」

・・・実際に昨年は大変なことが立て続けに起こったとのこと。普段お子さんを見てくれているおじいちゃんが入院して、スタッフの一人が働けなくなり、もう一人は階段から落ちてけがをしたという。

「それでみんなでカバーしたんです。ピアは助け合いのビジネスモデルですが、職場のもつ悩みも同じ。患者さんたちに、病気を背負っても働き続けられますよ、って言うには、働き続けられる環境を自分たちがつくっていかなければそんなふうに言えなくなってしまいますもん。」

・・・ほっとするピアのお店の雰囲気が当事者に寄り添う姿勢からきていると理解できました。それも「プロの支援を通じて患者さんの毎日を快適にして日常生活を支える」という事業理念がしっかりあるからですね。

「足るを知る」組織作りはソーシャルビジネスにはとても大切なこと

ピアのやっていることは、儲けようとすれば儲けられる状況にあるし、美容業界はきちんとした技術なしでやれてしまう部分もあるので、目が円マークになっている方々が大勢ピアにラブコールをするのだそうです。
それに対して、佐藤さんは、きっぱり「でも、そうじゃないんです!」

「真摯に人の人生の浮き沈みに寄り添って、ちょっと髪型が決まったことで表にでる元気をもてるような、そんな質の良い日常生活を送れるようプロの仕事をしなくては。それに対し、きちんと報酬をいただくということです。儲けようとするならばスタッフを増やし、売上を伸ばせばよいことです。でも当たり前の給料を払い、きちんと社会保険もある会社。プラス、買い付けのためのキャッシュがあればそれでよい、と思います。」

 「うちが独占するのではなく、先行モデルとなって、社会に必要とされている事業を行う似たようなお店がいくつもできることが大切で、それがソーシャルビジネスだと思います。だから、開発したモデルを惜しげもなく提供したいと思っていますし、現にそうすることによって13の連携店が誕生しました。連携店が誕生することでその地域の社会資源の厚みが増しますからね。」

次世代に新しい働き方を知ってほしい

佐藤さんは、プロとしての支援をし、きちんと対価をいただく。だからボランティアではだめで、商売をする会社の形態が必要。また、1年間10億の売り上げではなく、1年間1億で10年間社会の役に立つ、という持続可能性も大事だと言われます。

「こんな世界で食べていけることを若い人たちに知ってもらいたいんですよ。ソーシャルビジネスって会社に勤められなかった人の次の居場所みたいになっちゃってるけど、あくまでもトップランナーとして経営できるということが大切なんです。継続できるように、事業を育て、同時に次世代も育つよう力を割かねば、と思います」

・・・10年もたつと組織が大きくなり、そのことで新たな問題が起こり始めるのは企業もNPOも同じ。今後どう考えていらっしゃるか尋ねると、

「誰にとって必要な事業を私たちはしようとしているのか、あくまでもウォンツではなくニーズに応えていくために事業拡大の必要性の有無についてはしっかり見極めることが大事。右肩上がりに年商があがり、大きくなるとどうしても捨てなければならないことが出てきてしまいますから。」と、彼女は答えた。

会社データ
・活動分野
福祉、健康・医療、まちづくり
・活動対象
抗がん剤の副作用や病気で脱毛に悩む人
・活動地域
全国
・設立年
2003年(個人事業開始)、2009年(一般社団法人ピア設立、株式会社PEER設立)
・運営スタッフ
6名(株式会社PEER)
・資本金
100万円(株式会社PEER)
・代表者名
一般社団法人代表、株式会社代表取締役  佐藤 真琴(さとう まこと)
・連絡先
(住所)〒434-0046 浜松市浜名区染地台1-43-41
(電話&FAX)053-585-0054(ヘアサプライピア)
(Eメール)info@team-peer.com
(ホームページ)http://team-peer.com/

 

(2012年1月現在の情報です)

肢体不自由児親の会


太陽とともに

NPO法人
浜松地区肢体不自由児親の会


肢体不自由児の福祉の増進と社会参加に向けて活動をしています。


浜松市内の肢体不自由児たちに、文化的活動、機能訓練、就労訓練などの支援活動を行い、生きがいと自立する力を育み、地域福祉に貢献することを目的としています。

はじまりは。。。

身体に障害のある子どもの親たちが、子どもたちを取り巻く福祉の増進と自立による社会参加を求めて全国各地に組織を立ち上げましたが、浜松地区においても、1961年に「浜松地区肢体不自由児親の会」が結成されました。社会情勢の変化の中で今後、個人の負担を小さくしながら、組織としての事業展開を見据え、2011年4月にNPO法人となりました。

こんな思いでやっています

親たちの思い
社会の中にも少しずつ障害者が受け入れられる環境が整ってきました。例えば、医療的なケアが必要な子どもたちも、現在は看護師の方がついて学校に通うことが出来るなど、行政サービスは良くなってきています。
親として一番気にかかることは、自分がいなくなった後のこと。自分が亡くなった後が最大のテーマです。今まで住んできた地域に、子どもたちが安心して住んでいくことができる。そんな社会を目指して活動を続けています。
ネットワークをつくる
「親たちの意識も会の中に留まらずに、会員以外の同じような障がいを持つ方にも来ていただけるようなこともやっていきたい。」と代表は言います。行政、医療関係団体、他の知的障害や身体障害の団体とも連携した、障害者関連の施策を推進するための協議会への参加や、障害の枠を超えた形での障害者スポーツ大会の開催など、ネットワークを組んで協働することで、共に地域の福祉の向上を目指していきたいと考えています。
外部に開かれた講座
2010年には会員以外の方も参加できる、シーティングの講座を開催しました。シーティングとは「座位保持」のことで、車椅子上でその人に合った正しい姿勢を見つけ出し、提供することです。正しい姿勢をとることで、筋緊張の改善、痛みの緩和、介護負担の軽減、肺・内臓機能の改善などの効果が期待され、注目を集めています。

こんな活動をしています

肢体不自由児親の会2

1.脳性マヒ児集団療育事業
脳性マヒ児特有の自力コントロールする力を習得するため、親子で参加し、講師の指導のもとで動作訓練を中心に、集団療法と生活指導を講義と実技で反復して行います。
2.地域ケア育成指導事業
障害者の心身療育及び自助努力の促進を図り、地域健常者及びボランティアとの交流を深め、自立促進・社会参加等を積極的に行います。また、地域のボランティアの育成を図るため、各地区で成人を祝う会、療育訓練会、療育相談会などを行っています。
3.肢体不自由児者集団療育事業
障害者とその家族が一緒に宿泊して、講演会・体験学習や意見交換をすることで、知識・技術を習得し自立促進をはかるとともに、宿泊研修によって相互の交流を深めることができます。
4.肢体不自由児ふれあい体験研修事業

肢体不自由児親の会3

5.親と子の自立支援宿泊訓練事業
6.さわやかレクリエーション・キャンプ事業
(コカ・コーラ セントラル ジャパン(株)協力)
7.ブログ「ほのぼのからっかぜ通信」の開設
8.主に介護にあたるママたちのためのストレッチ教室
障害を持つ子のママたちの心と身体を少しでも癒すお手伝いができれば、と新しい活動を取り入れました。

参加するには。。。

イベントに行く
西部特別支援学校、おおぞら療育センター、細江町・市民ふれあい広場、ふれあい作業所などのバザーに参加しています。また、会員以外の方も参加できる講座等も不定期で開催しています。
会員になる
会員になって会の活動に参加したい方、また賛助会員として会を支えていただける方を募集しています。
■ こんな団体です ■
活動分野
保健・医療・福祉、まちづくり(ユニバーサルデザイン)、人権・平和、子ども健全育成
活動対象
障がいのある人とそのご家族
活動地域
静岡県西部
設立年
1960年4月(2011年4月法人化)
会員構成
会員数190名 賛助会員数10名
会費
個人 正会員 1,000円/年、賛助会員  1,000円/口
団体 賛助会員 1,000円/口
運営スタッフ
非常勤 15名
総事業支出額
1,772,317円('22年度)
1,420,040円('21年度)
1,176,912円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
里 あゆ子(さと あゆこ)
連絡先
(住所)〒433-8111 浜松市中央区葵西6-9-1-1
(TEL&FAX)053-523-7738
(E-mail)hamamatsu@hpdc-oyanokai.jp
(ホームページ)http://hpdc-oyanokai.jp/
(ブログ)ほのぼのからっかぜ通信 http://hpdcoyanokai.hamazo.tv/
(2017年2月現在の情報です)

ウイズ ロゴ


六つの星(点字)が、障害を持った人とともに歩む道を照らす

NPO法人 六星


視覚障害に関するあらゆることに取り組み、社会参加を目指します。


はじまりは。。。

「障害を持った人の日々の生活をどうしたら良いだろうか」という思いがきっかけです。一人ひとりが社会の一員として、仕事ができるように支援していこうと、1993年に授産所設立のための準備会を結成。1996年に、全国初の視覚障害者中心の小規模授産所「ウイズ」として活動がスタートしました。

福祉制度の狭間にある問題に向き合い、無認可、法外施設として一つ一つのニーズに応えていく中で、事業計画を柱とした確実なそして継続的な運営の必要性から、2006年にNPO法人六星となりました。

こんな思いでやっています

「障害」とは、「世の中で生きていきにくいこと」だと六星は考えます。目が見えないことが障害なのではなくて、見えないために世の中で生きていきにくいことが障害なのです。障害ゆえに雇用されることが困難な障害者に、働く場を提供することで、社会参加と自立を目指し、障害がある人が一歩でも外へ、社会へ出るきっかけにしたいと考えています。

こんな活動をしています

障害者授産所「ウイズ半田」、2008年に新規事業所としてオープンした「ウイズ蜆塚」の管理・運営を通して、社会参加への窓口となることを目指します。ウイズへ通うこと、作業をすることを通しての視覚障害リハビリテーションを実施しています。

1.仕事をする
六星では、障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業として、就労継続支援B型事業を実施しています。

  • 白杖作り:自分たちも使っている福祉機器を製作しています。一人一人に合わせて、種類や長さなどを工夫します。一人でも多くの人が街へ出て、歩くよろこびを実感してほしいと考えています。
  • 授産品作り:竹炭入りフクロウの人形やラベンダーのポプリ、点字印刷の原版の再利用のマグネット製品などの小物を作っています。
  • 仕事風景

  • 点字印刷:広報はままつ、市内各地域のごみカレンダー、名刺やトランプ、パンフレット・ガイドブックなど、点字版の印刷を行っています。
2.自立訓練
  • 白杖歩行訓練:ウイズ職員の歩行訓練士と共に、白杖を使って、行きたい所に行くための訓練を行っています。
  • 点字訓練:点字は視覚障害者にとって、教育と文化の基礎となるものです。中途視覚障害者や、点字を学習していない盲学校卒業者を対象に、点字指導員が指導しています。
3.理解・啓発事業
人生の途中で失明する人や、視覚障害と他の障害を併せ持つ盲重複障害の人などにも情報を届け、相談等も受けています。

  • 学校での交流:視覚障害や点字などについて、子どもたちに伝えています。
  • 実習受け入れ:高校、専門学校、大学生の実習受け入れを行っています。
  • 福祉用具の紹介:福祉機器の常設展示を行うとともに、使用方法の説明や訓練、貸し出しを行っています。
「六星(ろくせい)」の由来 ~Six Stars Light the Way~
日本点字の考案者の一人、石川倉次の書に、「六星照道」というものがあります。六つの星・点が、視覚障害者の道を照らすという意味です。視覚障害者にとって原点となる点字を象徴しているこの言葉から、NPO法人「六星」が生まれました。

参加するには。。。

スタッフになる
正規またはパートの職員を募集しています。詳しくはお問い合わせください。
ボランティアをする
作業所でのボランティアを募集しています。
作業の手伝いの他にも、一緒に散歩をしたり、旅行に行ったりします。
団体からのメッセージ
見えない、見えにくくなって日々の生活にお困りの方、またはその様な方をご存知でしたらぜひご連絡下さい。一緒に考えましょう。一人で悩まず!
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、社会教育、ユニバーサルデザイン、文化、災害救援、人権、国際協力、情報化社会の発展、
経済活動の活性化、職業能力開発・雇用機会、活動支援
活動対象
障がいのある人、一般
活動地域
国内外
設立年
1993年(2006年5月法人化)
会員構成
正会員 30名
会費
正会員 2,000円/年
運営スタッフ
常勤 8名、非常勤 3名
総事業支出額
103,417,708円('22年度)
91,713,747円('21年度)
93,992,802円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
斯波 千秋(しば ちあき)
連絡先
(住所)〒431-3124 浜松市中央区半田町104-3
(電話)053-435-5225
(FAX)053-435-5955
(Eメール)with@s8.dion.ne.jp
(ホームページ)https://npo6seiwith.sakura.ne.jp/
(ブログ)http://with.hamazo.tv/ 「ウイズのあれこれ」
(Twitter)@rokuseiwith
(2015年10月現在の情報です)

トータルケアセンターロゴ


安全な食の追求が職を生む

NPO法人 トータルケアセンター


一人一人がかけがえの無い存在であることを前提に、全ての人が安心して生活をおくる事のできる社会を実現するため、自立支援事業を行っています。


机上の活動計画に基づいて事業を展開するのではなく、自分たちの周りに助けを求めて来られる方々の必要に応えていく中で、少しずつ活動を展開しています。精神障害・身体障害・知的障害といった枠を作らずに、健常者も障害のある人も「人は助けが必要である」という認識の上に、実際的、精神的な手助けを行っています。

はじまりは。。。

代表は福祉大学を経て就職した知的障害者の更生施設での、純粋無垢な人たちとの衝撃的な出会いが発端となり、健常と障害の区別、障害別で区切らない、お互いを認め受け止め支えあう場を夢見ていました。多くの障害を持つ方々との出会いの中で2001年、数名の有志と共に、三方原町に土地と家屋を購入し、トータルケアセンターと名うって活動を立ち上げました。

こんな思いでやっています

目の前の人を助けたい
「事業体としてやっていくプランがあったわけでなく、なんとか目の前の人を助けようという思いからでした。」当初は事業としての運営はしておらず、多くのボランティアの方々の支えの中で、すべて持ち出しでの運営でした。
「途中でつぶれたらメンバーはどうなるの?」ある時、そう真剣に言われたのがきっかけで、市の認可事業として指定を受けました。現在では法人格を持ち、自立支援法に基づいた就労支援、生活支援などの事業を行っています。
理想の追求

内部の様子

「居住空間、生活空間は小さいファミリーのように。就労に関してはもっとビジネス化をしていく。そんな1つのモデルを作りたかった。」
現在はグループホームが11棟あり、安心して暮らせる居住空間の提供をしています。
就労支援として無農薬野菜作りをはじめとして、天然天日塩の精製、無添加の薬膳カレーづくりなど、人に地球に優しい食づくりを目指しています。その営みが、仲間の職を生んでいます。
NPOのお店「グレースカフェ」グレースカフェ
30種類のスパイスを使った薬膳カレー、タンドリーチキン、ハンバーグなど自然素材の味を活かした豊富なメニューを揃えています。約50種類のハーブティーや手作り焼菓子も好評です。地域の方々に愛されるカフェとして、より良いものを提供していきたいと思っています。
ネットショップ「グレースショップ」も開店中。

  • 住所:〒433-8123 浜松市中区幸4-20-38
  • 電話:053-474-0700
  • 営業時間:月~金 11時~17時
  • 定休日:土・日・祝
  • ホームページ:グレースショップ http://npotcc.com/

こんな活動をしています

1.就労継続支援事業(A型 ・ B型)、就労移行支援事業、生活介護事業
グレースカフェ(就労継続支援事業A型)
自然素材の味を活かしたカフェをやっています。
グレース工房(就労継続支援事業B型、生活介護事業)
イスラエルの天日塩の精製、インドスパイスの製粉、スパイスのブレンド等、カレーの材料づくりをしています。
ビオ・グレース(就労移行支援事業)
高齢者の宅配弁当事業をやっています。
グレースファーム
農業のベテランをスタッフに迎え、1200坪の畑で無農薬野菜づくりをしています。
カレーガーデングレース
素材と味にこだわったヘルシーなカレーレストランです。
移動販売
市役所や医科大学など、市内数カ所で移動販売をしています。イベントの出展も募集しています。
2.共同生活援助(グループホーム)
市内に11か所のグループホームがあります。
3.相談支援
なんでも相談。料金は自由制です。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
  • 静岡新聞 愛の都市訪問より リフト付きハイエース
  • 愛は地球を救う24時間テレビより リフト付きキャラバン
  • 損保ジャパン リフト椅子付きアトレー等
  • 日本財団 ビオ・グレース厨房改造工事補助金

参加するには・・・

サービスを受ける
グレースカフェにお越しください。他にもアクトや三方原の工房でも商品の販売をしています。
自立支援法にサービス希望の方は直接お問い合わせ下さい。
団体からのメッセージ
生活支援は、グループホームを中心に進めています。
就労支援の中心は、グレースグループで行っています。ビジネス化を目指し、多くの人との出会いが起こるエリアへの進出を積極的に進めました。
工賃を少しでも増やそうとA型事業所を2ヶ所設置しました。
1人1人が尊い存在であり、個々が大切にされる運営を目指しています。
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、職業能力開発・雇用機会、食・農林水産
活動対象
障害のある人、高齢者、一般
活動地域
静岡県西部
設立年
2001年(2004年10月法人化)
会員構成
正会員 30名
会費
なし
運営スタッフ
常勤 37名、非常勤 15名
総事業支出額
390,055,489円('22年度)
349,316,294円('21年度)
304,712,671円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
安間 孝明(あんま たかあき)
連絡先
(住所)〒433-8125 浜松市中央区三方原町2041-3
(電話)053-414-5202
(FAX)053-523-7915
(Eメール)tcc@npotcc.com
(ホームページ)http://www.npotcc.com/
(2017年2月現在の情報です)

合唱団美樹


平和といのちの尊さを歌に託して届けたい

合唱団美樹


市民合唱団として、歌を通して社会にメッセージを送っています。


はじまりは。。。

労音のサークルで7,8人の有志から始めましたが、混声合唱団として参加者も増える中、母体となる美樹の大木に、その名の通り「緑の枝葉をつけたい」と願って結成された合唱団美樹女声班「こずえ」とともにコンサート活動を行うようになりました。

こんな思いでやっています。

多くの市民から親しまれ、愛される市民合唱団として、働くものの生活感情を歌を通して表現し、平和といのちの尊さを市民に伝えるために、創作した組曲をうたってきました。20周年記念コンサートの時には、環境保護をテーマにした「この星はぼくらの星だ」、25周年には「浜松大空襲・いのちの記録」、30周年には命をみつめる「生きる」、2008年には障害のある人との共生をテーマに「この子らを光に」の4曲を発表しました。

それぞれの組曲を作るにあたっては、同様のテーマで活動する市民団体や福祉施設を訪れ、現場でのさまざまな話を伺い、共感の思いをもって歌い上げてきました。

こんな活動をしています。

1.定例会(レッスン)
毎週土曜日、19時から21時まで、望月代表の指導のもと、発声練習にはじまり、演奏会に向けての曲などで合唱を楽しみます。
2.運営会
月1回、運営委員となったメンバーが合唱団の活動について相談します。
3.コンサート開催
定例コンサートとして年1回程度、福祉交流センターなどを会場にして開催しています。
4.地域の行事参加
音楽関係のイベントに参加し、合唱団美樹手持ちの歌をプレゼントしています。
創作組曲、市民手作りの醍醐味
 合唱団美樹の40年余にわたる歴史の中で、大きな合唱組曲を4曲創作しています。その一つ、創立30周年記念コンサートでは110人の混成合唱団として、9つの楽章からなる「生きる」を歌い上げました。その半数以上が公募で集まった一般市民。団員が作ったデモテープを使って練習を重ね、コンサート当日はアクトシティ大ホール(2,300人)で聴衆を魅了しました。「生きる」は2000年の合唱全国コンクールで3位入賞し、翌年再演を果たしています。

参加するには・・・

団員になって歌をうたう
歌に託してきた「心」、平和や命の尊さを一緒に伝えませんか。特に男声を募集しています。
こんな団体です
活動分野
文化・芸術
活動地域
静岡県西部
活動対象
一般
設立年
1970年
会員構成
26名 女性が50代~70代、男性は60代~70代
会費
正会員 3,000円/月
運営スタッフ
7名
代表者名
望月 珠津余(もちづき みつよ)
連絡先
(住所)〒430-0825 浜松市中央区下江町369
(電話)053-425-3750
(FAX)053-425-3750
(2017年4月現在の情報です)

シーンボイス浜松


笑って・泣いて共に映画の世界の感動を

シーンボイス浜松


既存の映画に副音声ガイドをつけてユニバーサルデザイン化し、視覚に障害のある人たちとともに楽しめる映画上映会を開いています。


はじまりは。。。

代表が朗読ボランティアを長く続けていましたが、同時に視覚に障害のある人のための音訳ボランティアとしても活動していました。そんなことから、視覚障害のある人たちの日常生活の豊かさを広げることに関心を持ち、得意な朗読を生かし、映像に副音声をつけることで、視覚に障害のあるなしに関わらず、一緒に楽しめる映画をつくりたいと思いました。

こんな思いでやっています。

視覚に障害のある人たちも、一緒に映画を楽しめることがあたりまえの社会であってほしいと、副音声ガイド付き映画の企画、副音声ガイドの制作、上映に至るまで一括した活動を行っています。著作権問題を解決することから始まり、副音声のための台本作りだけでも3か月ほどかかるなど、大変なことも多いのですが、地元映画館の心強い応援をもらって、視覚に障害のある当事者団体とともに上映会を続けています。

こんな活動をしています

1.映画の副音声ガイド制作
3か月ほどかけて、映画を見ながら台本作りをし、台本を読み合わせて録音。再び映画を見ながら、1か月かけて、パソコンを活用した音声編集作業を繰り返し、CD化させます。最近は、毎月1作くらいの割合で制作していますが、作業内容によって活動回数は違ってきます。主に、浜松市福祉交流センターの録音室または自宅を使って活動します。録音は朗読の勉強が済んだ人が行います。
2.上映会
パソコンをつかった音声編集作業ができるので、ほとんどの作品の副音声ガイドはライブではなく、CDを活用して上映します。当日は、主にシネマイーラでの上映になり、視覚障害のある人のために会場での案内誘導や、FMラジオ受信機の配布等の作業をします。
3.他団体との交流
全国の音声ガイド制作団体とのネットワ-クに参加し、制作したガイドを互いに活用します。
副音声ガイド付きの映画って?
視覚に障害のある人が映画を見るときには、映画から流れる音やセリフを聞いて想像しながら楽しんでいますが、それらの音の間に、役者の表情・周りの情景などを要領よく伝える別仕立ての台本を作り、朗読という特技を生かして音声にして挟み込みます。こうして、映画を副音声ガイドつきのものに仕立て、視覚障害のある人がより映画を理解し、楽しめるようにします。
音声は、電波発信機で送信し、視覚障害のある人たちは、FMラジオ受信機を使って聞き取ります。送信機や受信機は助成金で購入したものやハーモニーロータリークラブから寄贈されたものを使っています。

参加するには。。。

ボランティアをする
上映当日、会場で視覚障害のある人のための案内誘導をお願いします。
上映についての広報活動をお願いします。
寄附をする
活動の財政的支援をお願いします。
こんな団体です
活動分野
福祉、文化・芸術
活動地域
全国
活動対象
視覚障害のある人
設立年
2004年
会員構成
25名
会費
運営スタッフ
10名
代表者名
高林 裕子(たかばやし ひろこ)
連絡先
(住所)〒435-0056 浜松市中央区小池町87
(電話)090-1989-0484
(FAX)053-434-2376
(Eメール)hiroko@prohiro.net
(ホームページ)http://prohiro.net/voice/
(2012年1月現在の情報です)

花


朗読を楽しみながら社会参加しましょう

かたつむりの会


障がいのあるなしに関わらず、共に朗読を楽しむ活動を行っています。


はじまりは。。。

視覚障害のある人のための音訳図書の作成を図書館で行っていましたが、好きな音読を一方通行ではなく、みんなで楽しみたいと思い、朗読活動を始めました。

すごいです!朗読のもつ力って、、、。
重度の障害をもった人も交じって小学校に朗読の訪問活動をしたときには、たくさんの感想文が送られてきます。「重い障害のある人が、ここまで声を出してやれるのか!」「将来、かたつむりの会に入って活動したい!」・・・私たちの活動を目の当たりにして子どもたちはさまざまの思いを抱くようです。
実際に、人とおしゃべりをするとき、発話の障害があるため文字盤を使っていた人がいるのですが、プロのアナウンサーから指導を受けられるかたつむりの朗読活動を通じて、おなかからしっかりとした声をだせるようになり、コミュニケーションもとりやすくなったのです。朗読のもつ力ってすごいんです。

こんな思いでやっています

障害のある人と健常者の共生という言葉がありますが、共生という言葉自体、障害のある人、障害のない人、と分けて考えているから生まれてしまった言葉だと感じました。本当に誰でも一緒に余分なことは考えず朗読を楽しみたいと思い、活動をしています。

こんな活動をしています

1.勉強会
会員が一緒になって朗読を学びます。全会員が参加する勉強会は火曜日に行われますが、土曜日も行っています。年に2,3回、元NHKアナウンサーによる特別講座も開き、質の高い朗読技術を教えていただきます。
2.交流事業
老人ホームを月2度ほど訪問し、日ごろ練習した朗読の成果を発表し、ホームを利用する人たちと交流します。
3.学校訪問
幼稚園や小学校から要請があった場合に随時訪問しますが、一方的な読み聞かせではなく、メンバーと子供たちが互いに夢を語る時間を過ごした後、一緒になって朗読を楽しむ活動を行っています。(浜松市ユニバーサルデザイン市民協力員派遣制度による活動)
4.地域の情報発信
地域のミニコミ誌(浜松百撰)、映画館(シネマイーラ)や社会福祉協議会だよりなど地域の情報を1枚のCDにまとめ、50人の視覚障害者に発送しています。中日ショッパーの記事を音訳したもの全て、ホームページにもアップしダウンロードできるようになっています。
障害のある人が移動するとき
障害のある人の移動手段はその障害によってさまざまですが、会員の中には車いすユーザーがいます。学校を訪問して朗読活動をするときには、車いすタクシーを利用して学校等に向かいます。もちろん距離によって違いますが、1回7,000円前後かかるのです。社会的な移動補償について考えさせられます。

参加するには・・

正会員
一緒に朗読を楽しみましょう。
こんな団体です
活動分野
保健・医療・福祉、社会教育
活動地域
静岡県西部地域
活動対象
障がいのある人、一般
設立年
1994年4月
会員構成
正会員 個人 25名(60代~70代の女性が少し多い)
会費
正会員 1,000円/月
代表者名
高林 裕子(たかばやし ひろこ)
連絡先
(住所)〒435-0056 浜松市中央区小池町87
(電話)090-1989-0484
(FAX)053-434-2376
(Eメール)hiroko@prohiro.net
(ホームページ)http://prohiro.net/tumuri/
(2012年1月現在の情報です)