トップページ
京丸園のロゴ


農業と福祉のいい関係

京丸園 株式会社


「京丸姫ちんげん」「京丸姫ねぎ」などのオリジナルブランドを生産している農園。従業員の1/3が障害のある人です。


・・・代表の鈴木厚志さんにお話をうかがいました。
京丸園は、福祉のための農業ではなくて「農業の中に福祉を取り入れて、農業を活性化させること」を目的とした「ユニバーサル農園」を目指しているということですが。

企業ゆえに課す農業としての生産性

私たちは福祉施設ではなくて企業なので、農業としての生産性が上がらないと務まりません。障害のある人の雇用を進めるために、その人に合った仕事をつくり出し、工程の見直しや機械化など工夫を重ねました。そうしたら、生産の効率が上がり、経営の効率化も促され、業績アップにつながったのです。

1996年から毎年1名を目安に身体、知的、精神など様々な障害のある人を雇用していますが、指示や労務管理は職員がして、定植や収穫、梱包などの作業を障害のあるパート従業員が担うという態勢で仕事を行っています。

・・・苗の定植などそれぞれ技術が要りますよね。障害のある人にとって作業のハードルは高いのでは?

「作業分解」で障害のある人もできる方法を考える

代表の鈴木さん実は、以前は障害のある人は採用できないとお断りしてきたんですよ。その理由として、芽ネギの定植作業を例に、手で苗のラインを水平にするのに障害を持った方には無理だと。そうしたら、数日後に就労を支援する人(ジョブコーチ)が来て、「下敷きを使ってこうやると植わりませんか?」と提案。熟練した技術が必要だ、と思い込んでいましたから、これにはびっくりしました。

福祉の方は「作業分解」を考えます。種まきからいい野菜をつくるまで、一連の作業を分解して、どうすればいいかを考える。この発想をきっかけに京丸園で障害者雇用が始まっていきました。

・・・さきほど、業績アップにつながった、と言われましたが、具体的にはどのような変化がおこったのですか。

その人にできることを考えたら、意外な効果につながった

知的障害のある人を雇った時、ひとまずハウス内の掃除をお願いして様子を見ました。半年ほど経ったとき、「あれっ?ハウスの雰囲気が違う」と、感じました。農薬を以前のように使っていないことに気づいたのです。きれいにしておくことで、虫の発生が減ったんですよ。彼女の仕事によって、農薬を使わなくてすみ、農薬をまく労力や農薬代も削減できたのです。そして、買ってくださる方の健康にも貢献できるというおまけまでついた効果に気がつきました。

・・・そこで思いついたのが、野菜につく虫を吸い込む「虫トレーラー」なんですね。

仕事って、速く!速く!が、全てではない

まさに、「虫トレーラー」は、障害特性を生かした機械でした。「虫トレーラー」をゆっくり押して歩いていくと、吸い上げられた虫が網にたまっていきます。その機械を動かすには、知的障害のある人のゆっくり進むスピードがぴったり。自分だとセカセカしてしまって虫が獲れない。仕事って、普通は作業効率を上げることに注目しがちですが、ここでは「ゆっくり」が肝心。虫を捕まえるのに一番適しているんです。

この機械を使って、歩行訓練などリハビリなどの作業療法を兼ねた「リハビリできる農業」もいいじゃないですか。農場で作業して賃金をもらいつつ、機能訓練もできてしまうわけですよね。画期的です。、農業と福祉だけでない、医療との連携も可能ですよ。

・・・その人の障害が何かを理解したことで、うまくいったことは他にありますか。

きれいに、っていう言葉、よく使うけど

洗いものの仕事をお願いしたときのことです。「トレーをきれいに洗っておいて」と言って、1時間後に戻ってきたら、なんと、1枚を1時間ずっと洗っていたんですよ。びっくりして、彼のいた養護学校(現在、特別支援学校)の先生に話したら、「あなたの指導の仕方が悪い!」と言われたんです。どういうこと?と思いました。すると、「きれい、というのは抽象的で、障害のある人には具体的に指示しないとわからない」と。

そこで、無人で使えるトレー洗浄機を機械メーカーに作ってもらえば600万円かかるところ、「表2回、裏1回」くぐらせばきれいになる機械を、15万円で作りました。「きれいに洗って」ではなく、「表2回、裏1回洗って」と、具体的に指示を出すことで、誰がやっても簡単に理解してできる作業になりました。

・・・数値化することで、誰でもできる仕事、つまりユニバーサルな仕事を生み出せたんですね。

農業って、懐が深いんです

工業は作業工程の仕組みがすでに出来上がっていて、障害者が入りにくいですね。農業は自分のやり方や、経験と勘が重視されてきた業種ですが、家族経営で明確なしくみが出来上がってない分、臨機応変に対応ができます。工業は機械に人を合わせますが、ここでは人に合わせた機械をつくり、人に合わせた仕事をつくりだすことができます。

障害者を受け入れたことで変わったもの

障害のある人のひたむきに働く姿勢は、職場にいい影響を与えます。作業が遅いので早めに来ると、社員はそれを見て、彼らが来る前に来て準備しようと好回転になる。彼らの作業能力は健常者より低いかもしれませんが、彼らがいることの全体の効果はあります。企業は個人戦ではなく総合力勝負ですから。

根底的なところでは、農業を変えていきたい。日本の農業が野菜を生産するだけではなく、人の健康も創造するものにしていきたいと思っています。

参照:NPO法人「ユニバーサル園芸ネットワーク」

会社データ
事業内容
農業(水耕栽培 80a、無農薬水稲栽培 120a、ユニバーサル農園)
活動分野
農業、障害者就労
活動対象
障害のある人、一般
活動地域
浜松市南区
設立年
2004年
スタッフ
62名、うち22名が障害のある人
資本金
800万円
代表者名
代表・園主 鈴木 厚志(すずき あつし)
連絡先
(住所)〒435-0022 浜松市中央区鶴見町380-1
(電話)053-425-4786
(FAX)053-425-5033
(Eメール)kyomaru@ck.tnc.ne.jp
(ホームページ)http://www.kyomaru.net/
(2012年1月現在の情報です)

写真


動物園を応援し、サポートする 縁の下の力持ち

NPO法人 浜松市動物園協会


動物園を楽しんでもらうための、楽しい仕掛けをつくっています。


はじまりは。。。

まだ浜松市動物園が元城町にあった昭和45年(1970年)頃、ちょうど子育て世代だった浜松JC(青年会議所)のメンバーが中心となって、「自分たちでもっと浜松市動物園を盛り上げて行こう!」と、浜松市動物園協会としての活動が始まりました。2004年3月に、活動基盤を固める目的でNPO法人となりました。

浜松市動物園ってこんなところ
浜松市動物園は、昭和25年(1950年)に県内初の動物園として開園しました。昭和58年(1973年)に現在の西区舘山寺町に移転し、現在は約90種380頭羽の動物を飼育しています。国内の動物園では浜松でしか見られないゴールデンライオンタマリンなどの小型サルから、大型のゴリラまで約20種類のサルをご覧いただけます。

こんな思いでやっています

動物と、動物園に来るお客さんのために、動物園を心から応援し、サポートしたいという思いで活動しています。浜松市動物園と相談・協力しながら、動物をより身近に感じられる体験型のイベントを開催したり、楽しみながら学べるボランティアガイドの養成を行ったりして、さまざまな立場の皆さんが楽しめる場の提供を目指しています。

動物園には欠かせない!?園内ガイドボランティアのこと
ボランティアによる園内のガイドが始まったのは2006年。20代から70代までの約30名のボランティアの皆さんが活動しています。
獣医さんや飼育員さんの協力による研修で、ガイドに必要な知識を身につけたり、先輩ボランティアさんに教わったりしながら、担当の動物の生態を来園者に話せるように学んでいます。

こんな活動をしています

1.自主事業
「どうぶつえん子ども会」
小学4~6年生を対象に、飼育体験や学習会などを行い、広く動物について学ぶ機会を提供しています。発足当初から続いている事業です。
オリジナルグッズの制作・販売
ポストカード・Tシャツ・ストラップ・手ぬぐい・クリアファイルなどを制作・販売しています。
2.浜松市委託事業・協働事業
動物園ボランティアグループ「ハママツzooクラブ」の育成
園内のガイドや、イベント時の手伝いなどを行うボランティアの育成を行っています。
サポーター会員制度
サポーター様からの会費で、動物のエサの購入や、園内施設の整備を行っています。
浜松市動物園が主催する各種イベントのサポート
動物たちも喜ぶ!?サポーター会員制度
サポーター会員からの会費は、獣舎の改修や飼料購入、草食動物のための植栽などに充てられています。動物の体調や季節の変わり目に合わせて、飼育係がその時に「ほしい!」と感じた必要なエサや備品を購入できる柔軟さは、動物たちにとってもうれしいことです。

参加するには。。。

ボランティアになる

サポーター会員になる

夜の動物園へ!
夏休み期間中、8月の毎週土曜日に行っている「ナイトZOO」では、夜の動物園で、いつもとは少し違う動物たちの様子を観察できます。閉園時間を20:30まで延長し、夜行性の動物が生き生きと動き回る姿を間近で見られると好評です。詳しくは公式サイト「わくわく!はまZOO」をご覧ください。
団体からのメッセージ
NPO法人浜松市動物園協会は、純粋に動物園を応援することを目的に昭和45年に発足いたしました。
平成16年にNPO法人格を取得し今日に至っております。活動の内容は、動物園のイベント開催事業・ボランティアの育成事業・子ども会の育成事業・サポーター事業・オリジナルグッズの企画販売事業・動物園ホームページの製作事業などです。
これからも動物たちと来園者の皆さまのために、動物園をサポートしていきたいと思います。
■ こんな団体です ■
活動分野
子どもの健全育成、まちづくり
活動対象
すべての人
活動地域
浜松市西区
設立年
1970年(2004年3月法人化)
会員構成
正会員 49名、一般会員 9名、団体会員 4団体
会費
正会員 10,000円/年、一般会員  2,000円/年、団体会員 10,000円/年
運営スタッフ
2名
総事業支出額
4,507,946円('22年度)
4,352,929円('21年度)
5,282,941円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
松田 圭介
連絡先
(住所)〒431-1209 浜松市中央区舘山寺町199番地 浜松市動物園内
(電話)053-487-0087
(Eメール)info@hamazoo.net
(ホームページ)http://www.hamazoo.net/
(ブログ)http://www.hamazoo.net/npo.php
(2017年2月現在の情報です)

浜松アメニティクラブ


地域とともに、快適なまちづくり

NPO法人 浜松アメニティクラブ


地域の環境保全のため、河川や道路のクリーン活動を行っています。


建設会社の業務の一環としてではなく、一人ひとりの個人が「快適なまちづくり」に関っていく、そんな思いでクリーン活動を行っています。地域に根ざし、住民の「快適」な暮らしを支えたいと考えています。

はじまりは。。。

1988年、浜松アメニティクラブの母体となる須山建設(株)が、佐鳴湖の浚渫(しゅんせつ)工事をしたことをきっかけに、佐鳴湖クリーン作戦に参加しました。その後も様々な現場で清掃活動をしてきました。環境ボランティア活動をより充実させ、地域社会に多方面で貢献していくために、須山建設から独立した形でNPO法人を立ちあげることになりました。それまでは、会社の業務の一部として、現場に関りのある社員だけが活動に参加していましたが、会社とは独立した組織としたことで、業務と関係なく「快適なまちづくり」のために一人一人が活動に参加するようになりました。

こんな思いでやっています

「地域の環境保全」と「快適なまちづくり」を中心に、住民の皆さんの立場に立った地域づくりをめざしています。建設現場周辺の地域の方々との交流も大切に考えています。また、専門的な知識や技術を持った会員が多いので、その専門性を生かした活動をしていきたいと考えています。

野外作業に強いメンバー
土木関係の現場に従事しているメンバーは屈強!クリーン活動でも大活躍です。佐鳴湖のヨシ刈りでは、子どもたちに鎌の使い方やヨシの刈り方の「模範演技」を任されています。

こんな活動をしています

ヨシ刈り

1.地域の環境保全に関する事業
佐鳴湖クリーン作戦、浜松市里親制度の市道歩道クリーン作戦、小さな親切運動の中田島クリーン作戦、市街地クリーン作戦、天竜川クリーン作戦、和合愛光園清掃活動等、年9回の清掃活動。浜松祭りにおける観覧席明示アドバルーン設置。
2.地域安全に関する事業
須山建設内にAED(自動体外式除細動器:必要に応じて電気的なショックを与える医療機器)を設置したため、地域住民に知らせるとともに、使い方講習会を開きました
3.その他
NPO講習会を開いて、会員の中のNPOの知識を広げました。
絶滅危惧種を守ろう!
2006年天竜川河川敷で、種を採取して育てた「コマツナギ」の苗の植え付けを住民有志や中学校とともに行いました。希少種の蝶ミヤマシジミが好んで食べる植物で、河原や土手を主な生育地とする樹木です。ミヤマシジミの生息環境をととのえる取組みで、その時の「コマツナギ」は須山建設グループ会社に今もまだ植えられています。
団体からのメッセージ
当クラブの活動が、少しでも都市環境・快適な街づくり等、地域社会にお役に立てるよう、進めております。
■ こんな団体です ■
活動分野
リサイクル・ゴミ減量・清掃
活動対象
一般
活動地域
浜松市内
設立年
1988年(2003年法人化)
会員構成
82名  20代~60代
会費
正会員 1,000円/年、賛助会員 5,000円/年
運営スタッフ
非常勤 10名
総事業支出額
248,994円('22年度)
221,006円('21年度)
180,010円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
須山 雄造(すやま ゆうぞう)
連絡先
(住所)〒432-8012 浜松市中央区布橋2-6-1
(電話)053-471-0321
(FAX)053-474-2260
(Eメール)info@suyama-group.co.jp
(2012年1月現在の情報です)

店舗の写真


菜園生活を楽しむための種と苗と土

有限会社 浜名農園


元気アップ野菜を栽培するための家庭菜園応援団。「固定種」で地域的、文化的に特有な「在来種」も扱っています。


・・・代表取締役 中村訓さんにお聞きしました。
スーパーや種苗店で売られているタネは、ほとんどが「交配種」という一代限りの雑種なので、そこから種を採ってまいても同じものは育ちませんよね。そうした中で、浜名農園の「畑懐(はふう)」では「固定種」を扱っていると伺いましたが。

いのちつながる伝統野菜

種の陳列棚確かにうちの店の「畑懐(はふう)」で扱っているタネの8割は、「固定種」といって交配していない品種です。「固定種」では、何世代経っても同じ品種がつながっていくんです。
 「固定種」で生まれた野菜は、40数年前まではごく一般的に栽培され、普通に食卓に上がっていたものなんですよ。それが、規格がそろっているとか、見た目の美しさ、甘さが一番、などということから、品種改良された画一的な「交配種」が大半を占めるようになっていきました。
 このような「固定種」「在来種」を扱う種苗店は、埼玉の野口種苗とうちが、全国的にも先駆けです。他でも扱うようになりましたが、少ないです。コストは…、なんとか回収していますけどね。
 

・・・どうして普通のタネやさんが見向きもしない「固定種」を取り扱うようになったんですか。

もっとたくさんの野菜の品種を紹介したい

「固定種」を扱うようになったきっかけは、有機農業・エコロジー関係の仕事についていた頃に、野菜の品種がみんな一緒だなぁ、と。例えば、大根だと青首大根、トマトだと桃太郎しかない。もっとおいしくて、多様な品種があることを紹介したいと思いました。
 自分の家が種を扱っている店だったので(注:中村訓さんは3代目)、ここで「在来種」や「固定種」のタネを扱おうと思ったのが15年前の1996年です。屋号は「芽ぶき屋」から2005年に「光郷城 畑懐(こうごうせい はふう)」としてリニューアルしました。初めは通販でスタートして、有機農業や安心な食べ物関係に広めていきました。雑誌「田舎暮らしの本」「サライ」「チルチンびと」などに取り上げられるようになって、全国から注文が来るようになりました。
 

・・・そんな貴重な「固定種」のタネ、どんなルートで手に入れているのですか。

種取りは手間がかかる

扱うタネは、全国各地の採種農家から取り寄せています。タネを採るのは丁寧な作業が必要で、手間もかかるので、若い人はやりたがりません。そのため、年々採種ができる農家は減ってきています。マニアックな品種ばかりなので、国内で採種できないものも多く、3割ほどは海外に委託して栽培、採種しています。大手の種苗会社ではすでに7割ぐらいが海外生産なのですが、うちは国産がかなり多いです。でも、全体からしたら本当に微々たるものです。
 

・・・どんな人が「在来種」や「固定種」のタネを買っていくんですか。

元気アップ野菜を、みんなで食べて残していこう

小松菜の種プロの農家の人も家庭菜園を楽しんでいる一般の人もいらっしゃいますよ。プロの農家さんは、JA以外の販路を持っているような方で、「おいしい野菜をつくりたい」というこだわりのある農家ですね。
 例えば、小松菜も通常「交配種」ですが、これは栽培や出荷のしやすさから、チンゲン菜と掛け合わせて茎が立つように品種改良しています。そのため、元々あったカブ系の香りが薄くなり、小松菜特有の香りは強いのですが、後味にえぐみが残ります。固定種の「丸葉小松菜」では、食べた瞬間いろいろな味がして、最後に小松菜の香りと爽やかな味が残ります。食べ比べると、9割の人が固定種の方を「おいしい」と言いますからね。
 「うまくできた」「おいしかった」という声、反応が一番のやりがいになります。プランター1個でもいいから、自分で作って食べてもらいたい。食べることで品種を継続していってほしいと考えています。
 

・・・特に、家庭菜園ではプロが求めるような、一斉に成長して、一斉に収穫できて、などということは必要ないし、サイズも関係ないですよね。少しずつ収穫期を迎え、サイズも様々な「在来種」、「固定種」の伝統野菜は、古くて新しい可能性を秘めた品種と言えるのですね。

幸せは畑からやって来る…

自分たち家族が食べるものを、自らつくる、このシンプルで安心感のある家庭菜園が、どれだけ私たちの心と体を元気にしてくれているのか計り知れません。
 無農薬栽培や自然農法など色々ありますが、大切なのは食べる人が健康になること。カゼ菌いっぱいの部屋に入ってもカゼを引く人と引かない人がいます。それは免疫機能や抵抗力など体の「能力」の違いです。様々な環境のマイナス要因を排除するのは至難の業です。「まず自分から変わる…」そんな可能性を広げる野菜作り、土づくりを応援しています。

会社データ
事業内容
園芸資材、種苗販売、生体エネルギー応用商品販売
活動分野
食・農林水産
活動対象
プロ農業者、一般
活動地域
浜松市中区、通信販売では全国展開
設立年
1973年
スタッフ
4名
資本金
300万円
代表者名
代表取締役 中村 訓(なかむら さとる)
連絡先
(住所)〒430-0851 浜松市中央区向宿2-25-27
(電話)053-461-1482
(FAX)053-461-1461
(Eメール)mebukiya@nifty.com
(ホームページ)http://ameblo.jp/hafuu-kougousei/
(2012年1月現在の情報です)

ライフケア・浜松


輝くシニア応援隊

NPO法人
エヌ・ピー・オー ライフケア・浜松


毎日を若くドキドキ過ごしたいシニアを応援します。

(NPO法人は2022年5月に解散しました。)

高齢者も、自分の役割を感じるとき、輝くことができます。自分の才能を活かし、自分にできることにチャレンジするための場所を提供しています。高齢者の男女共同参画の新しい形を目指しています。

はじまりは。。。

自身の姑が骨折して入院した代表は、退院しても世話をする人がおらず、自宅に帰れないお年寄りを目の当たりにしました。在宅で介護が必要な人が暮らし続けていくのには、ヘルパーの利用が必要だと感じ、在宅ケアサービスの事業を起こしました。その後、もっと地域の中で、元気になる場所を提供したいという思いから、新たにNPO法人を設立しました。

こんな思いでやっています

高齢者は、地域内に社会に居場所と役立つような場や出番があることで、いきいきすることができます。自分がやれることをやってみるという形で活動をしています。

川下型からの発想の見える化
ライフケア・浜松では、どんな事業でも、必要なもの・あったらいいものは自分たちでまずやってみるという姿勢で臨んでいます。それを「川下型からの発想の見える化」と呼んでいます。2010年の子育てニーズ見える化作戦(静岡県民間チャレンジ応援事業)では、「できたらいいな、こんな子育て」と話しているうちに、できることは実際にやってみようと取り組みました。そしてそれを活かす・続ける・広げるためのアイデア提供と実践を報告書にまとめました。

こんな活動をしています

地域コミュニケーション事業

会議

1.青空市
株式会社LCウェルネス ここ倶楽部内にて、毎月一回第二水曜日9時半から青空市を開催しています。花や新鮮野菜の販売の他、100円カフェも同時開催しています。
2.情報誌の発行
高齢者へ励ましとなる情報を満載した情報誌「よっこらせ」を発行しています。
3.地域環境支援
地域のアルミ缶回収作業や、環境保全、花いっぱい緑化活動をしています。
4.中山間地域人材育成事業
公共サービスが生き届かない中山間地域で、生活支援サポーター養成講座を実施しています。講座終了後にその地域発の事業体が生まれるよう活動しています。
笑顔「シンク・タンク」ではなく「ドゥー(Do)・タンク」
ライフケア・浜松は、なんでもやってみるというドゥータンクの団体です。関わってくれる地域の方も、どんどん自分からできることをやってくれます。また、そのような人材を育てていくことにも力を注いでいます。
好評を博した「ユニバーサルファッションショー」((株)LCウェルネス ホームページより)
織物でも有名な浜松ならではの生地を使い、子供からお年寄りまで幅広い世代で「着て楽!おしゃれ!心がはずむ!」ユニバーサルデザインのファッションショーを提案、3年間で50回、各地で開催しました。
一般市民を対象にモデルを募集。これまでに最年少5歳、最高齢94歳というモデルが誕生しました。メイクアップアーティストの協力を得て、出演前には自然で、しかも10歳は若返るメイクをしてもらい、参加者も観客も関係者すべてに笑顔があふれた楽しい企画となりました。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
2010年度 育ててよし、ふじのくに民間チャレンジ応援事業(静岡県)-できたらいいな、こんな子育て
2011年度 社会福祉振興助成事業(独立行政法人福祉医療機構)-はるの暮らしサポーターズ事業

参加するには・・・

青空市に行く

ボランティアをする(詳細はお問い合わせください)

会員になる

団体からのメッセージ 
私も、地域も、社会も元気になり、楽しくなることをしましょう。
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、まちづくり、リサイクル、子どもの健全育成
活動対象
活動地域
設立年
2002年2月 → 2019年12月法人解散
会員構成
会費
運営スタッフ
総事業支出額
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
連絡先
(2012年1月現在の情報です)

わいわいパーティー


日本語でつなぐ、人と人のこころ

NPO法人 浜松日本語
日本文化研究会(にほんごNPO)


日本語を学ぶ外国人一人ひとりのニーズに応え、また日本文化・外国文化の研究を通して、日本人と外国人との相互理解による多文化共生社会をめざします。


はじまりは。。。

日本語教師養成講座の講師と、もっと文法を勉強したい!という受講者が集まって、「日本語文法研究会」を始めました。外国語としての日本語の文法を学び、実際に自分たちで教えてみるようになった頃、浜松市の外国人人口が2万人を超える勢いで増加し始めました。

そこで、自分たちの専門性を生かしながら、多文化共生社会の実現に向けて動き出そうと、2001年に団体をNPO法人化し、「浜松日本語・日本文化研究会(略称 にほんごNPO)」としての活動が始まりました。

こんな思いでやっています

日本語教師勉強会

日本語教師勉強会

日本人でも、外国人でも、生活して行くうえで、言葉によるコミュニケーションは欠かせません。にほんごNPOは、日本語を学んで、早く日本社会に溶け込もうとがんばっている外国人の思いを、少しでも支援したいという気持ちで活動しています。

今はなかなかやれる時間がないのですが、日本文化の研究も展開したいと思っています。言語の裏には文化が色濃く存在していることを知る必要があるからです。禅や茶道、華道、マンガなど、目に見えるものばかりではなく、日本人の時間観念や空間認識、価値観など、目に見えない文化が特に重要です。日本人自身が「自文化」をもっと知り、発信する力をつけなければと思っています。

力を入れている、子どもの日本語・学習支援
日本語が分からないことや日本の学校文化に溶け込めないことなどが原因で、毎年、少なからぬ数の外国人の子どもたちが学校をドロップアウトしていきます。
日本の学校に通う外国人の子どもたちが一日でも早く日本語を身に付け、学校での学習についていけるように、夢や希望を持って学校生活を送れるように、一人でも多くのボランティアの方に参加していただきたいと思います。生育環境も発達段階も異なる子どもたちには、一対一で寄り添い、励まし支えてくれる人が必要なのです。

こんな活動をしています

1.日本語教室
レベルや学習内容、目的別に、浜松市市民協働センター(中央1丁目)と浜松市多文化共生センター(クリエート浜松4F)で日本語教室を開講しています。詳細はHPをご覧ください。HPでは、オリジナルで作成した小学校高学年、中学生以上の子どもを対象とした日本語教材「日本語のつばさ」の無料ダウンロードもできるようになっています。
2.子ども学習支援
浜松市教育委員会から「日本語・学習支援事業(東・浜北・天竜エリア)」の委託を受け、小中学校で初期日本語指導や学習支援を行っています。一日も早く日本の学校に馴染み、楽しい学校生活が送れるように、日本語だけでなく、教科や宿題の指導も行います。
天竜協働センターで隔週の土曜日の午後、浜松市市民協働センターで毎週日曜日の午前、浜名協働センターで不定期に、小中学生のための勉強会を開いています。
3.スピーチコンテスト
毎年8月の第一日曜日、スピーチコンテストを開催しています。大人の部と中学生の部があり、日本語教室で学んだ成果を生かし、次のステップへの励みとする場になっています。
4.日本語教師の養成・研修
<子ども支援>
支援者のための研修を月に1回開いています。支援をしてみたいという方には、オリエンテーション後、研修の場を提供しています。
<大人支援>
教室を見学したりアシスタントとして活動したりしながら勉強をする機会を提供しています。
5.わいわいパーティーの開催
毎年12月、日本語ボランティアや教室の参加者が楽しく交流する場を設けています。
6.ニューズレターの発行
1月を除く毎月1日、ニューズレターを発行しています。インターネットの本屋さん「まぐまぐ」を通して、無料購読が可能です。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
平成28年度 浜松市教育委員会委託 日本語・学習支援事業(東・浜北・天竜エリア)

参加するには。。。

<有償ボランティアになる>
学校に出向いて、子どもたちに勉強を教えたり、日本語を教えたりする有償ボランティアを募集しています。教職免許を持っている方や、日本語教育能力検定試験に合格した方、塾などで教えたことのある方をお待ちしています。
<無償ボランティアから始める>
天竜協働センターで隔週の土曜日の午後、浜松市市民協働センターで毎週日曜日の午前、浜名協働センターで不定期に開く、小中学生のための勉強会でボランティアを募集しています。
また、浜松市市民協働センターで毎週日曜日の午前に開催している日本語教室で、お手伝いしていただける方を募集しています。
■ こんな団体です ■
活動分野
社会教育、学術・文化・芸術・スポーツ、国際協力(多文化共生・語学)、 子どもの健全育成
活動対象
在住外国人、子ども、一般日本人
活動地域
浜松市内
設立年
2001年3月(2001年12月法人化)
会員構成
正会員 60名程度、準会員 5名程度
子ども支援者は、女性が多数ですが、大人のための日本語教室では、約半数が男性です。
会費
正会員 3、000円/年、入会金 2,000円
準会員 2,000円/円、入会金 1,000円
賛助会員 1,000/口 3口以上~
運営スタッフ
非常勤 6名程度
総事業支出額
11,899,689円('22年度)
11,546,259円('21年度)
14,233,259円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
加藤 庸子(かとう ようこ)
連絡先
(住所)〒430-0901 浜松市中央区曳馬3-19-10
(電話)053-463-4022、090-1823-6363
(FAX)053-463-4022
(Eメール)ktyk0102 @winde.jp
(ホームページ)https://nihongonpo.org
(2022年1月現在の情報です)

花


助け合って、生きて行こう

たすけあい浜松


日常生活の中で困っていること、手伝ってほしいことを、会員相互で助け合います。


はじまりは。。。

日常の困りごとはお互いに助け合って解決し、支え合いながら生活して行こうと、団体を立ち上げました。参加する一人ひとりが支援の受け手であり、担い手でもあるという特徴を活かすために、会員制の組織の構築を目指しました。

こんな思いでやっています

一方的に支援をしたり、いつも助けてもらうばかりではなくて、誰もが互いに助け合って生きているという考えを大切にしています。公的サービスや支援制度の狭間にある、ちょっとしたことだけれど、本当に必要な支援を提供できることが、たすけあい浜松の特徴です。

本当に必要な支援とは…?
公的な支援制度や他の有料サービスでは、“朝のゴミ出しをやってほしい”、“朝ごはんを作ってほしい”、“草取りを手伝って”と言った要望にはなかなか対応してもらえません。しかし、一人暮らしの高齢者や、障害のある人、力仕事が必要な女性・高齢者の家庭にとって必要なのは、そういった日常の、ちょっとした手助けなのです。

こんな活動をしています

1.助け合い
会員同士で、困りごとを抱えている人たちを助け合う活動をしています。
支援の内容は、病院の付き添いや買い物の手伝い、話し相手、草取り、掃除の手伝い、食事の支度、子どもの世話など、日常的なことです。事務局が電話で要望を受けて、希望の日時・場所・支援内容に対応できる会員を調整します。
サービスの提供はチケット制(1冊8,000円、10点分)です。支援が必要な人は、あらかじめチケットを購入し、サービス内容と交換するシステムです。
おたのしみチケット
普段の支援とは違う、娯楽性のあるサービスの提供も行っています。“おたのしみチケット”は、パソコン教室や囲碁、音楽、お絵描きなどをするチケットです。特にパソコン教室ではプロの講師が指導してくれるので、人気があります。
2.月報の発行
月報「みんなのうちだより」を発行しています。毎月の活動状況・活動予定を報告したり、地域の支援活動団体を紹介したりしています。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
静岡県社会福祉協議会「ボランティア活動奨励賞」受賞
はましん地域振興財団「パソコン購入に対する助成」
静岡銀行「小さな親切」運動 実行章を受章

参加するには。。。

会員になる
会員を募集しています。
日常的な困りごとを抱えている人、困っている人を支援したい人など、誰でも会員になることができます。
団体からのメッセージ 
楽しくやろうをモットーにしています。相互助け合いですが、支援の担い手側が少ない状況にあります。参加をお待ちしています。
こんな団体です
活動分野
支援=助け合い
活動地域
浜松市内
活動対象
たすけあい浜松に入会し、会員となった人(乳幼児、子ども、高齢者、障害のある人、一般)
設立年
2001年
会員構成
50名、9団体 ヘルパー資格を持っている人、看護師、保育園関係者などから、独居高齢者、障害のある人など、様々な人たちが会員です。
会費
3,000円/年、入会金 1,000円
賛助会員 個人 3,000円~/一口、法人 10,000円~/一口 入会金なし
運営スタッフ
非常勤 9名
代表者名
古橋 要(ふるはし かなめ)
連絡先
(住所)〒433-8117 浜松市中央区高丘東4-12-24
(電話&FAX)053-420-1199
(Eメール)tasukeai@sala.dti.ne.jp
(2017年3月現在の情報です)

ハーモニー


みんなはひとりのために ひとりはみんなのために

NPO法人 Harmony


地域住民も巻き込んで、訪問居宅介護、託児など、地域交流を図りながら助け合い事業を行っています。


 Harmony(ハーモニー)は、人と人をつなぐ架け橋でありたいと考えています。思いのある人が自由にその思いを表現し、形にし、自分自身を活かしながら周りの人も生かしていく、本来あるべき人間関係の原点にみんなが立ちかえる事ができる「陽だまりのような場所」を目指しています。

はじまりは。。。

重度の身体障害者である代表は、周りのサポートを受けなければ生活していけない、ということを身を持って体験してきました。しかし、アンケートを行ったところ、こういう課題を抱えている人たちは他にもたくさんいるということに気付きました。また、介護保険制度を利用したヘルパーによるサポートでは、法的規制の為、本当にお願いしたいサポートが受けられない現実があります。そこで、心も身体も自由にならない人に、必要なサポートをしていこうと周囲の協力を得て活動を始めました。

こんな思いでやっています

現行の介護保険制度を使ったサポートでは、ヘルパーさんがやってあげたくてもやってあげられないもどかしさがあります。Harmonyは、サポートを必要とする障害をもつ人の目線でサポートしていきたい、という思いのもと活動しています。また、サポートを受ける立場の人も、社会の役に立ちたいという思いがあります。サポートを受ける側も、自分にできること、能力を活かし、「参加者すべてを活かし合う」場でありたいと考えています。

地域単位の助け合い
サービスを必要とする個々の人々に対して、本当に親切で行き届いたサービスをするには、地域住民参加型の活動が必要です。地域住民に参加・活動してもらい、地域単位での助け合いを通して、安心して暮らせる地域社会づくりを目指しています。

こんな活動をしています

1.訪問介護サービス事業
訪問介護事業「介護サービスステーション ひなたぼっこ」(介護保険適用による訪問介護)
居宅介護事業「介護サポートステーション び~ぐる」(障害者総合支援法による支援費制度適用による居宅介護)
住み慣れた家で快適な生活を送れるよう、訪問ヘルパーを派遣しています。『利用者様に寄り添う介護』をモットーに、訪問介護の理想型を提供致します。
2.こころの相談事業
悩みがあるけれど誰にも話せない…。人間関係や家族のこと、仕事のことで相談したい…。
あらゆる相談に応じさせて頂き、クライアントさんにとって有効な指針を与えさせて頂きます。
3.地域交流事業
パッチワーク、フラワーアレンジ、Aヨガ、プラバンアクセサリー、棒ヨガ教室などを開催しています。
4.生活介護事業
放課後等デイサービス「それあ~ど」』
2016年4月より、医療的ケアが必要な方優先の多機能型通所施設を浜北区高畑に開設します。隣に診療所も開設しますので、安心してご利用頂けます。
ボランティアさんが強み集合写真
Harmonyでは、何かイベントなどあると、ボランティアさんがさっと集まって来てくれます。みなさん温かく受け入れてくれる方ばかりで、いじめにあって一人で外に出られなくなった人が、Harmonyなら一人で行けると言って出かけてくるそうです。

参加するには・・・

ボランティアをする
イベントの準備や受付をしてくれるボランティアを募集しています。
会員になる
スタッフになる
登録ヘルパーを募集しています。(詳細はお問い合わせください)
寄付する
団体からのメッセージ
当法人では、「助け合い」「創造性」「自立性」「思いやり」を理念に活動しています。あなたが活きることでまわりも活きる…あなたもどうぞ当法人の活動にご参加ください!
会員さん、ボランティアさんを募集しております。詳しいことはお気軽にお問合せください。
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、子育て、社会教育、農業
活動対象
障害のある人、高齢者、乳幼児、子ども、一般
活動地域
浜松市内(西区南区以外)
設立年
2010年4月
会員構成
72名(2015年3月現在)
会費
会費個人 正会員 4,000円/年、賛助会員 3,000円/年、 いずれも入会金 1,000円
運営スタッフ
常勤 4名、非常勤 5名
総事業支出額
104,410,571円('22年度)
90,011,434円('21年度)
83,280,834円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
池谷 直士(いけや なおひと)
連絡先
(住所)〒434-0034 浜松市浜名区高畑824-1
(電話)053-571-1828
(FAX)053-586-2856
(Eメール)harmony@hamamatsu.eeyo.jp、info@npo-harmony.com(事務局直通)
(ホームページ)http://www.npo-harmony.com/
(ブログ)http://harmonynowa.hamazo.tv/
(2021年2月現在の情報です)

工作教室


ロボットがつなぐ、科学への興味

NPO法人 浜松ものづくり工房


手づくりの二足歩行ロボットを通して、ものづくりの楽しさを広めて行きます。


はじまりは。。。

二足歩行のロボット製作に取り組み、全国大会にも参戦していたメンバーが集まり、もっと仲間を増やそうと「浜松ものづくり工房」を始めました。代表は、ロボットづくりに関わる技術の有効利用の方法を、大学院で研究しています。

これまでの活動を通して、子どもたちが理科離れしている現状を見てきたことも、法人を立ち上げるきっかけの一つです。自分たちの知識や技術を活かして、子どもたちに科学のおもしろさを伝えて行きたいと考えています。

こんな思いでやっています

ものづくりの楽しさをより多くの人に伝え、科学技術の振興とともに、“ものづくりの街、浜松”をもっと元気にしたいという思いで活動しています。ロボットサッカーなどのイベント時には、参加する人も、見ている人も、子どもからお年寄りまで、その場に集うあらゆる人が楽しめる仕組みづくりを考えながら行っています。

幼な心の“ワクワク感”を持続できるといいな!
ロボットのコンテストやショーでは、たくさんの子どもたちの反応を目にします。デパートやショッピングセンターでは、通りすがりのあらゆる年齢層の反応が見てとれて、興味深いものです。
小さな子は、モノが動いていると興味を持ち、ロボットでも何でも思わず近づいてきます。ところが、小学校になって学年が上がるにつれて、だんだん反応が薄くなってきます。高校生くらいでは、見向きもしないことも…。興味も示さないのはとても残念で、自力で何かを創りだす経験が少なかったのかと常々気になっていました。

こんな活動をしています

ロボサッカー

1.ロボット事業
二足歩行のロボットでサッカー競技をする、ROBO-SOCCER(ロボサッカー)を主催しています。清水エスパルスやジュビロ磐田など、サッカーチームとのコラボレーションもしています。
2.工作及び科学教室事業
子どもたちを対象にして、ものづくり教室“「てんとう虫ロボット」をつくろう!”を主催しました。

工作教室2

3.技術者育成事業
学生の自作ロボットが競い合うロボットコンテスト(主催:静岡大学)で、学生や見学の一般参加者向けに“二足歩行サッカーロボット操縦体験会”を開催しています。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
  • 2009年度 (財)浜松市文化振興財団 はままつ文化サポート対象事業「ROBO-SOCCER 2009」
  • 2010年度 浜松RAIN房支援事業「ものづくり教室 てんとう虫ロボットをつくろう」

参加するには。。。

イベントに行く
イベントの参加者を募集しています。詳細はHPなどで発信しています。
問合せフォームから随時お問い合わせください。
寄付をする
活動を理解し、支援してくれる個人、団体、企業等からの寄付を受けつけています。
会員になる
何か作ってみたい方、ものづくりを教えたい方、サッカーが好きな方、ちょっと社会に貢献したいと思っている方等の参加を待っています。
ロボット&競技のいろいろ
仕込んだプログラム通りに動かすタイプと、遠隔操作して臨機応変に動きを変えるタイプの2種類があります。見かけも愛らしい萌え系とガチガチの勇者系と、両極が存在します。パンチやキックを繰り出してリング内で戦う大会を主流として、自立・段差越え・スポンジ上の歩行・運搬などの技術を競ったりもします。
「二足歩行ロボットを作ったからバトルしてみたい」というのは多くのロボットビルダーに共通する感情のようです。順位決定に観客の人気投票を反映させる大会もあります。性能だけではなく、子どもたちが憧れる「カッコいい」姿かたちをつくるのも腕の見せ所です。それぞれの大会に初心者から上級者までのクラスが用意されていて、自慢のロボット持参でエントリーしたり、ひいきのチームやロボットの応援に出かけたりと楽しみ方もいろいろです。
■ こんな団体です ■
活動分野
科学技術の振興、社会教育(生涯学習)、子どもの健全育成
活動対象
すべての人
活動地域
浜松市内
設立年
2009年7月設立
会員構成
10名程度 40代~の男性メンバーが中心
会費
1,000円/年
運営スタッフ
10名程度、非常勤 2名
総事業支出額
提出なし('22年度)
提出なし('21年度)
5,155,204円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
津田 裕一(つだ ゆういち)
連絡先
(住所)〒430-0852 浜松市中央区領家3-9-9
(電話)053-466-1083
(Eメール)hmk@shake.hans.or.jp
(ホームページ)http://npohmk.web.fc2.com/
(2012年1月現在の情報です)

オフィスの写真


自分らしさを大切にしよう

一般社団法人 
ダイジョブ・プロジェクト


健全な職場作りや就労など社会参加を進めるための相談やリフレッシュプログラムを提供しています。

2001年、静岡県ジョブコーチ事業の立ち上げに関わり、県や国のジョブコーチとしての活動を続ける。その後、知的障害者の余暇活動グループなどを立ち上げ、現在は一般社団法人ダイジョブ・プロジェクトとして、社会参加や自立、コミュニケーションについて困難をもつ人や課題を抱える会社に対し、その人らしさ、その会社らしさを大事にするためのより柔軟な支援活動を行っている。

ジョブコーチ:障害のある人と企業の双方を支援し、障害のある人が安心して働くことができる職場作りをコーディネイトする。

代表理事の鈴木大介さんにお聞きしました。

・・・企業からの依頼が多いと聞きましたが。

本音で語る 深いコミュニケーションが健全な職場をつくりあげる

代表の鈴木さんの写真ジョブコーチではカバーできない問題が起こるときがあるんです。そんな時はダイジョブの出番です。コミュニケーションが上手くいかずに配転命令に納得されないときの対処依頼や、残業に関わる問題処理などが最近の例としてありましたね。

発達障害については最近、社会的認知が進み、法的整備もされるようになりましたが、まだそうしたことを理解されていないときに就職した人の周辺で、様々な行き違いが起きたりしますね。

支援依頼がある場合は、もちろん依頼元に寄り添いはしますが、あくまでも中立的な立場で問題を解決しようとします。ジョブコーチの立ち位置と同じですね。でもそんなとき大切にしたいのはお互いの本音。大変だけど、そこまでのコミュニケーションをしていくことが健全な職場作りにつながっていくと思っています。
 

・・・それは、ダイジョブのサポートメニューの一つ「健全な職場作り・コンサルティング」ですね。
他にも「仕事や社会参加に関する相談」「コミュニケーション獲得のためのアドバイス」「子どもの活動個別サポート&家族レクチャー」「リフレッシュプログラムの実施」と、メニューは多様ですね。
コミュニケーションスキルアップはどのようなことをするんですか。

相手の気持ちを理解する納得体験や小さな成功体験を積んで克服

県の教育委員会から依頼されて、発達障害のある子どもたちのためのコミュニケーションのスキルアップ講座を行っていますが、先日も視覚障害者のためのガイドヘルパーごっこをしたんです。アイマスクをつけた友達を誘導するときに「こっち、こっち」というだけだったんです。当然友達は不安がって動かない。

しかし、もっと具体的に相手に理解してもらえる言葉を使えば、安全に誘導できることを理解しました。毎日の生活の中で相手にわかるように話すことを心がけるという納得体験もできたんです。
 

・・・ハローワークで精神障害者雇用トータルサポーターもされているし、専門学校などで障害者就労についても教えていますよね。そうした仕事もこなしつつのダイジョブの活動は大変じゃないですか。

多様な仕事をネットワークして生まれる新たな支援アイディア

はい、とても忙しいです。でも面白いことにつながるんです。リフレッシュプログラムの一つであるアート活動で生まれた作品を専門学校の学生たちに披露し、その感想を本人に伝え、やりがいを見出してもらったり。そんなことを続けていくと、支援のノウハウとして、この人にはあんな方法で、あの人にはこんなこと、と思いがけないアイディアが次々と浮かんでくるんです。つまりは、関わる仕事をネットワークして生まれる新たなアイディアを支援に生かしているといえますね。
 

・・・リフレッシュプログラムで他に効果を感じるものはありますか。

自立を妨げているもの、ひも解くと問題は結構シンプル

佐鳴湖の写真強い思考をもつ現代人は感受性や想像力が低下し、運動不足にもなっていますよね。強い抑圧を強いられた状態の人も多いのではないでしょうか。そんな人たちに効果があるなと感じているのは佐鳴湖ウォーキング。湖岸をわたる心地よい風を感じながら歩く。面と向かう位置でないのがいいんでしょうねえ、いろんなおしゃべりをするんです。並んだ状態で会話を続けると気持ちが安らぐんです、解放されるんです。

みんな「ある事情」で生きにくくなって苦しんでいる。その事情のまわりの絡まっているものをそんな方法でほどいていくと案外問題はシンプルだ、と気が付くことが多いです。
 

・・・今後はいろんな人が集まって多様な技術を提供できる専門集団として活動していきたいと抱負を語られました。アートや音楽まで飛び出す豊富な支援技術に「ほう、へえ」とうなずきながらの楽しい取材でした。

会社データ
活動分野
福祉、職業能力開発・雇用機会
活動対象
就労や雇用に関わって課題を抱える個人や企業、障害などにより育てにくい子どもに関わる親や支援者、生きにくさを感じる個人
活動地域
静岡県
設立年
2009年(個人事業開始)、2010年(一般社団法人ダイジョブ・プロジェクト設立)
スタッフ
3名
資本金
0円
代表者名
鈴木 大介(すずき だいすけ)
連絡先
(住所) 〒432-8023 浜松市中区鴨江4-10-1 エスワイビル4F-A号室
(電話) 053-452-3251
(FAX) 053-452-3251
(Eメール) dai@dai-job.org
(ホームページ) http://www.dai-job.org/index.html
(2012年1月現在の情報です)