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ふるさとが果てないように ふるさと・水窪を守る

NPO法人 まちづくりネットワーク
WILL


人口約2200人、高齢化率50%の過疎地である水窪町で、子育て世代も高齢者世代も「どうすればここでハッピーに暮らせるか?」を真剣に考え実践しています。


はじまりは。。。

もともとのはじまりは、婦人会です。かつては水窪でも1000人を超える会員がいる大きな女性団体で、水窪の街中以外に山向こうの小さな集落からも参加があり活気づいていました。しかし、時代の流れとともに街中の4集落のみと減ってしまい、中間団体としての機能が難しくなり、女性の会として存続させる意味を問い直すことになりました。そして、有志10人が残って、平成17年頃、男女共同の任意団体「NPOフォーラムみさくぼ」として新たに活動を始めました。
団体の活動は、地域性にマッチした行政サービスを補う活動と、行事の活性化を目指す活動の2本柱でした。活動を続けていく中、二つが別々の動きになり、地域課題に取り組むことを主体とした「まちづくりネットワークWILL」として独立しました。

横のつながり
水窪の「山に生きる会」の方から、自立高齢者コミュニティセンター施設に、頑張って続けてねと一生もののけやきの看板をプレゼントしていただきました。天竜区の中で横の繋がりを大事に、皆で盛り上げて行きたいと頑張っています。

こんな思いでやっています

子供教室や福祉の事業は、続けていかなければいけない。困る方を生まないように頑張っています。また、活性化は町の中だけでなし得なく、外との繋がりがあることによって活性化するものなので、天竜区全体で生き残っていくことを模索しています。
そして、消滅する可能性が危惧される地域がたくさんある中で、天竜・水窪が、懐かしいふるさとが、子どもへ、そして孫へと時代を超えて引き継がれていくことを望んでいます。

こんな活動をしています

1.子育て支援
子育て支援の写真

1)放課後子ども教室
水窪では、都市部では当たり前にある学童保育がありません。特に親が浜松市の中心部まで通っている家庭では、小学校が終わったあとに子供が安心して過ごす場所が無い場合があります。WILLでは、水窪小学校のすぐ近くの施設を利用して、子どもたちが安心して遊ぶ場所として放課後子ども教室を運営しています。
2)自然体験
水窪はとても自然が豊かな場所で、野生の動植物に詳しい方々も多くいます。そんな水窪で子供達に思いっきり遊んでもらおうと、親子キャンプやしめ縄作りなど様々なイベントを行っています。
2.高齢者生活支援
高齢者支援

1)訪問生活支援サービス
2012年度までは「安心ネットワーク」事業として高齢者の安否確認を行っていました。2013年度からは、さらに踏み込んだ生活支援事業として、生活全般の御用聞きと、都市部で生活するご家族と水窪で暮らす高齢者との連携も行っていきます。
2)自立高齢者コミュニティセンターの運営
水窪の高齢者は、山菜が採れる場所や木の実の加工の方法など、若い人が知らない”知恵”を持った人が多くいます。そうした知恵を生かしつつ高齢者同士が交流する機会を作るため、2013年度から「自立高齢者コミュニティセンター」の運営を行います。農産物の一次加工を行い、それを販売することで採算がとれる事業を目指し、働く喜びを共有する場所を作りたいと思っています。
自立高齢者コミュニティセンター ☎053-987-0600(平日10:00~16:00)
3.特産品の開発と販売
過疎地には様々な問題がありますが、根本的に解決しようと考えると、「仕事を作るしかない」ということにたどり着きます。この仕事は、いわゆる「外貨(町外からの収入)を稼ぐ仕事」です。
インターネットを活用することで、「水窪の特産品や観光イベントの宣伝」「特産品の商品開発」「インターネットでの委託販売」などを行い、少しでも水窪の事業者さん達が「外貨」を稼ぐお手伝いができるのではないかと思っています。そのためには、水窪在住の方々だけでなく都市部で暮らす水窪のファンの方々のお力も必要です。是非ご協力ください!
次は空き家対策プロジェクトを!
空き家は、放置しておくと野獣のすみか、管理がとても大変です。そこで昨年、空き家を借りてレンタルハウスとして採算が取れるか実験してみたところ、いろりを作ったりと素敵に改築してあったところではあるけど、採算がとれることがわかりました。手をいれないで貸せるところは少ないですが、お盆やお祭りのときには帰省したいなど一時滞在の需要はあると思うので、今後取り組んで行きたいと考えています。

参加するには。。。

ホームページを見る
ホームページからメールを頂くことで、活動への参加、協賛ができます。地域内在住者でなくてもご協力いただけることはあります。
団体からのメッセージ
限界集落。自治体の消滅。あまり明るくない中山間地域の見通しの中、それでも次の時代へと故郷をつなげたい、憩いの森を助けたいと考えるすべての皆さんと手を携え、懐かしくて新しいまちづくりに取り組んでします。
■ こんな団体です ■
活動分野
保健・医療・福祉、社会教育、まちづくり、学術・文化・芸術・スポーツ、環境の保全、子どもの健全育成、経済活動の活性化、連絡・助言・援助
活動対象
一般、子育て世代、高齢者
活動地域
天竜区(水窪中心)
設立年
2011年07月 法人化
会員構成
会員 14名 30代~65歳
会費
正会員 5,000円/年、賛助会員(個人) 2,000円/年、賛助会員(法人) 20,000円/年
運営スタッフ
非常勤(有給) コアメンバー20名 全体で50名くらいのスタッフで運営
総事業支出額
5,929,105円('22年度)
4,335,767円('21年度)
3,752,632円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
平澤 文江(ひらさわ ふみえ)
連絡先
(住所)〒431-4101 浜松市天竜区水窪町奥領家3260番地の1
(TEL)053-987-1008
(FAX)053-987-1702
(Eメール)will.misakubo@gmail.com
(ホームページ)https://willmisakubo.jimdofree.com/
(2016年7月現在の情報です)

市民農業写真


やらまいか市民農業

NPO法人 市民農業の会


増える荒れ農地を体験農業、市民農園、新規就農など様々な形の市民農業に利用し、住みやすい地域づくりを行っています。


はじまりは。。。

浜松市の工業都市化が進み、目覚ましい発展をしてきましたが、20年ほど前から農家の高齢化がすすみ、南区でも荒れ農地が増えてきました。この地の農家に生まれた会の代表自身、会社を定年退職してから農家の仕事を始めたのですが、農地の現状を目の当たりにし、「世の中には能力・経験が豊富な定年後の人たちがたくさんいる。そういう人たちの力を結集すれば、身近な問題の解決ができ、社会の役に立つのではないか」と考え、小さな農家が気軽に使える道具や機械の開発(モノづくり)と、農業を取り巻く様々な問題への働きかけ(シクミづくり)を軸にした「モノづくり・シクミづくりプロジェクト」という団体を設立し活動してきました。その中で南区の同士に呼びかけを続けたことで「やらまいか」ということになり、「市民農業の会」の立ち上げにつながりました。

こんな思いでやっています

市民農業祭の写真今、国や地方自治体、農協が力を入れてやっていることは農業の大規模化です。企業の参入、独自化、6次化の推進で、これも大事ではありますが、それだけでは農業は回復しません。開発が進んだ市街地周辺の土地利用や中小農家の継承についても真剣に取り組む必要があります。
効率の悪いこの部分の農業に目を向けられる機会がないため、そこを自分たちでやらないと、と決心しました。行政や農協にも働きかけながら、いろいろな仕組みを提案して、農業に関心を持つ人、できる人を増やしていきたいと思っています。

いろいろな法律に縛られた農業。それを打ち破っていかなければ。。。
農地の活用は、農地法などでがっちり固められており、農家以外手は出せないのが現状です。最近では企業が農業に参入していますが、農地を借りることはできても取得はできません。農業分野は食の問題も含め、関心が高まっていますが、法律でがんじがらめになった農業は、農家でない人は何もできない、別の世界に見えます。
最近になって規制緩和で、NPO法人であれば農家に近い活動が認められるようになりました。「市民農業の会」もNPO法人となって、市民の力を借りて行政や農協では手の届かない非効率な部分の荒れ農地の利用を図る活動に取り組んでいます。

こんな活動をしています

農業をするためには、農地、農機具、栽培の仕方、労働力と運転資金の5つが必要です。
非農家の市民に呼び掛けて、農業に取組むことができるように、農地・農機具を提供し、栽培法を指導し、出荷販売までの支援を行っています。希望者には農家資格を取得し、自立できるように支援しています。現在、営農会員24人で、63,000㎡の遊休農地を利用中です。

1.体験農業
地域の特産品(さつま芋・玉ねぎなど)とお米作りの植付けと収穫の作業を中心とし、収穫祭も行って、食農体験を楽しんでいます。個人でも団体でも体験できます。
2.市民農園の提供
市民が農業に親しむ入口の場として、現在、南区の5ヶ所に市民農園を開設・運営。
区内の市民農園空白地域への農園増設も計画中です。
3.家庭菜園
市民農園では物足りなく、もう少し深く農業をしてみたい人達に、より広い面積での農業の場と技術を提供し指導しています。
4.定年農業・兼業農業
副収入を得る程度の農業に取組みたい人達に、より本格的な農業の場と技術を提供します。
希望者には農家資格を取得し、自ら営農し販売まで行えるように新規就農までの支援をします。
5.新規就農支援(専業農業)
本来は行政や農協の指導を受けて取組む農業ですが、意欲のある人に農家資格の取得を含む独立のための支援を行います。
6.農機具の使用
休業や廃業した農家から不用になった農機具を当団体が譲り受け、リサイクルして活用します。
7.お花畑づくり
地域の景観を良くするために、休耕地にコスモスや菜種・ヒマワリなどを植え、搾油なども行います。
8.環境改善活動としての雑草刈り
地主さんからの依頼を受けて、荒れ農地の草刈りを有償(格安)で行います。
9.市民農業祭・農業フォーラムの開催
農業への関心を深める目的で、毎年市民農業祭と農業フォーラムを同時開催。地域交流のため天竜区・西区から山の幸・海の幸と地元の幸を集めた軽トラ市やバザーを開催しています。

農業フォーラムの写真

参加するには。。。

市民会員になる
農業の経験も農地も農機具が無くても、希望するいろいろな農業に取り組むことができます。
スタッフ会員になる
活動に関心のある方は、会の運営活動への参加をお願いします。
■ こんな団体です ■
活動分野
まちづくり、農山漁村、環境、経済活性、職能開発、活動支援
活動対象
一般、農業に関心のある人・やってみたい人
活動地域
浜松市南区
設立年
2004年(2011年12月法人化)
会員構成
38名 シニアが多い
会費
正会員 入会時に1,000円
運営スタッフ
常勤1名、非常勤1名
総事業支出額
4,009,860円('22年度)
5,326,086円('21年度)
4,645,643円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
小楠 一(おぐす はじめ)
連絡先
(住所)〒432-8057 浜松市中央区堤町120
(電話)090-9179-8354
(FAX)053-448-2332
(E-mail)h_gusu@yahoo.co.jp
(URL)http://siminnougyou.starfree.jp/
(ブログ)http://shiminnougyou.hamazo.tv/
(2014年10月現在の情報です)


水神宮周辺の森と水を守り、住民の憩いの場を保全しよう

水神の森を守る会


西山町水神社と周辺の森の自然環境保全に取り組んでいます。


はじまりは。。。

東神田川水源の湧水池に鎮座する西山町水神社と周辺の森は、昔から住民の暮らしに深く関わり、四季を通して親しまれてきました。近年、その森も荒れ放題となり、雑草やゴミが散乱。また、森には竹が密生し、樹木をも枯らしてしまう勢いで、人をも寄せ付けない場所となってしまいました。

この森や川を再生し、すばらしい自然を暮らしに生かそうと、住民有志が自然環境保全の取り組みを始めたのは、2006年6月。40人余の会員でスタートしました。

こんな思いでやっています

森の地主との友好的な関係を結び、永続的な環境保全活動ができることと、住民が自由に森を散策できるよう、開放していただくことを地主と約束を交わし、以下の成果を期待して活動を行っています。

  • 起伏に富んだ地形をそのままに、湧水を大切に保全。
     (「わたしが選ぶ新・浜松の自然100選」に選定されました)
  • 森や川の生き物の良好な環境保全。
  • 竹林を間伐し、竹材を活用。
  • 住民の憩いの場、子どもの遊び場として、明るく、安心・安全な環境づくり。

こんな活動をしています

1.定例活動
毎月第3日曜日午前中(09:00~)に行っています。
ボランティア活動の趣旨を踏まえ、活動の参加は任意です。会員同士のコミュニティ醸成の場とし、また会員の生きがいづくりの場として参加されることも期待しています。
2.「水神の森を守る会の活動」の紹介
民有地における自然環境保全活動の進め方や運営について、実践したきた事例についてお話しします。
3.臨時活動
必要に応じて集まり、活動します。(森の掲示板を活用)

参加するには。。。

会員になる
入退会自由です。また活動参加も自由です。活動できるときに参加してください。
こんな団体です
活動分野
環境、子どもの健全育成
活動対象
一般
活動地域
西区西山町周辺(水神社周辺の森と東神田川の一部)
会費
正会員 1,000円/年 但しボランティア保険を含む
設立年
2006年6月10日
会員構成
男性 57名、女性 15名
代表者名
植田 善和(うえた よしかず)
連絡先
(住所)浜松市中央区西山町764-1 青野光男
(電話&FAX)053-485-0806
(ホームページ)http://suijin.hamazo.tv/
(2017年3月現在の情報です)

魅惑的倶楽部ロゴ


心のユニバーサルデザインを目指すまちづくり

認定NPO法人 魅惑的倶楽部
(エキゾチッククラブ)


さまざまな社会問題を解決するために、コンサートや音楽や演劇などを総合したエンターテイメントを手法として、さまざまな人の交流活動を行っています。


さまざまな人がいる中で、みんなが幸せに感じられ、弱い人が生きやすい社会をつくろうと言う思いで、自然と人間、農山村部などと都市部、障害のある人とない人、高齢者を含む異年齢などの交流活動を行っています。人と人をつなぎ合わせることで、思いもよらない笑顔を生みだせるよう活動しています。

はじまりは。。。

中学校で音楽の教員をしていた代表が、音楽や人とのコミュニケーション能力を活かして社会に貢献したいと思っていたところ、まちづくりの活動をしていたメンバーと出会いました。そこで特別支援学校でのコンサートを開催し、障害のあるこどもたちの素直でまっすぐな目に惹かれ、ここで出来ることをやりたいと思い、活動が始まりました。その後出会った人たちをつなぎ合わせていくうちに、活動が様々な分野に広がっていきました。

2015年9月に認定NPO法人になりました。

こんな思いでやっています

幅広い活動をしていますが、全ての活動は一つにつながっていると考えています。環境保全の活動で出会った人たちを障害のある人と出会わせたり、様々なところと協働して、協力し合えることは協力し合います。

自分や自分の周りの人のことだけ考えていたら、自分たちが幸せになることもありません。みんなが幸せになって、初めて自分も幸せになることができます。いろいろな団体と協働する時も、自分たちの要請だけをするのではなく、相手のメリットも提示します。そして、信頼し合える関係をつくっていきます。人や団体とつながりあえることで思わぬ波及効果が生まれることもたくさんあります。

こんな活動をしています

1.障害のある人、高齢者等福祉に関する事業

マジックハートの写真

Magic Heart事業
2ヶ月に一度(奇数月の第4土曜日)知的障害のある方々に向けてコンサートを開催しています。地域のさまざまな団体にボランティアとして演奏してもらったり、スターバックスコーヒーが、企業のCSRとして、休憩時にコーヒーを出してくれたり、コンサートに最後まで参加してくれたりしています。
魅惑的生人四季事業
障害のある人とともに祝う成人式を開催しています。地域の成人式に出られない障害のある新成人を、他の事業で出会った多くの人達が、ボランティアとしてお祝いします。
レッドリボン・プロジェクト
エイズ・HIVの正しい知識理解の啓発活動を行っています。公益財団法人エイズ予防財団や全日本オートレース選手会浜松支部の協力を得てポスターを作成したり、浜松オートレース場で、「レッドリボンカップ」等キャンペーンを行っています。
2.地域づくりの交流及び普及啓発に関する事業
地域づくり及びNPO講座等講師派遣
3.音楽や演劇などの文化活動に関する事業
子ども会、障害者施設等クリスマス会、発達学級6年生を送る会等出演
4.森林や水など環境に関する事業
「竜水護森木札」の企画・運営・支援
3か所の知的障害者通所厚生施設に木札の作成を依頼し、就労機会の提供をしました。
5.青少年の健全育成に関する事業
青少年のための性教育講座への講師派遣(浜松市教育委員会主催、各小・中・高等学校主催他
青少年の社会参加と障害者理解のための講習会等講師派遣(浜松市手をつなぐ育成会主催)
6.指定管理・緊急雇用事業
浜松市市民協働センター 指定管理業務
さまざまな市民活動を支援していくためのまちづくりセンターを管理・運営しています。
緊急雇用対策事業「まちなか保健室事業」
どこにも相談に行けない性的少数者やDVの相談など受け付けています。
オートレースの写真みんなで模擬オートレース!
レッドリボン・プロジェクトで関ってくれたオートレースの選手が、成人式に出ていないということで、魅惑的生人四季に参加することになりました。そこで過去に実施された実際のオートレースの映像を見ながら、みんなで模擬オートレースを行いました。そしてそのレースで優勝した選手が突如登場するという演出に、参加者はみんな大喜びしました。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
  • 日本エイズストップ基金配当金(HIV、エイズ予防啓発活動)平成17年〜23年
  • 国土交通省「新たな公」によるコミュニティ創生支援モデル事業「みさくぼ大好き応援団」平成21・22年度
  • 浜松市緊急雇用創出事業「まちなか保健室事業」第1回平成22年11月〜平成23年5月、第2回平成23年11月〜平成24年3月
  • 静岡県緊急雇用創出事業「春野山の村安心・安全管理業務」平成23年4月〜平成23年10月

参加するには。。。

ボランティアをする
マジックハートコンサートに出演してくれる団体を募集しています。また、ボランティアの運営スタッフも募集しています。
会員になる
寄附する
■ こんな団体です ■
活動分野
福祉、文化芸術、子どもの健全育成、人権、社会教育、まちづくり、環境(森林)、活動支援、職業能力開発、男女共同参画、観光
活動対象
障害のある人、高齢者、子ども、一般
活動地域
静岡県内
設立年
1999年1月(2002年11月法人化、2015年9月認定)
会員構成
30名 20~80代
会費
個人 正会員 5,000円/年、学生正会員 2,000円/年、賛助会員 3,000円/年
団体 正会員 5,000円/年2口以上、(営利企業・公益法人) 賛助会員 3,000円/年2口以上
運営スタッフ
常勤 8名、非常勤 3名
総事業支出額
40,678,432円('22年度)
36,458,846円('21年度)
33,280,310円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
鈴木 恵子(すずき けいこ)
連絡先
(住所)〒432-8036 浜松市中央区東伊場一丁目25番14-3 スカイレジデンスⅡ202
(TEL)090-6589-7258
(E-mail)master0123@exotic-club.jp
(ホームページ)https://exoticclub.jimdo.com/
(ブログ)http://exotic.hamazo.tv/
(2015年10月現在の情報です)

画像


里山で親子の食と農、自然体験

みやこだ自然学校


ローテクをベースとした懐かしい里の暮らしをみんなで体験


自然環境がとても豊かな浜松市北区都田・滝沢地域で活動しています。これまで開墾しながら、「都田の畑」「滝沢あそび村」「森の遊び場」「山の田んぼ」とフィールドを広げました。2009年に「里の家」のフィールド、2011年度には築120年の古民家を借りることかでき、さらに活動が豊かになりました。

はじまりは。。。 

コンセプトは「循環型社会のミニモデルをつくり体験すること」。ここに至るまで試行錯誤を繰り返した、と代表は振り返ります。20代後半はエコビレッジを漠然と考えていましたが、一般の方が参加しづらいなどの理由で、新しい取り組みを模索していました。

そんな中、2001年にキープ協会で環境教育と出会いました。2002年11月から総務省の「e-ふるさとパイロットプロジェクト」で始めた中郡地区「土曜楽校」で、2005年3月までに41回の実験的な体験型プログラムを企画・実施しました。また、コンセプトにふさわしい地域を都田・滝沢地域に絞り込み、準備として2004年11月から2005年12月の間に自然保育を11回開催しました。

こうして、2005年4月から「みやこだ自然学校」を開始しました。2005~06年度は文部科学省の「子どもの居場所づくり事業」として全45回のプログラムを開催、その後自主事業として運営しています。

こんな思いでやっています。

画像どんな子どもでも宝物。未来をつくる特別な存在です。代表の夢は、20年後「私たちの孫です。今、こんなことやってます」と遊びに来てくれて、その家族たちと一緒に薪釜ご飯でおにぎりをつくって食べること。

これからの20年先の社会を考えると、とても困難な状況が予想されます。石油生産量のピークは過ぎ、一層の気候変動があり水不足や災害が多くなる、世界の人口は増加し食糧が足りなくなる。一方、現代は早くて簡単・便利・快適な生活が、人のコミュニケーション力を奪っています。

画像

3.11を受けてローテクが災害に強いこと、人が人になるために必要なコミュニティや生きる体験が必要なことがはっきりとわかるようになってきました。「みやこだ自然学校」は人間本来の力を引き出す場をつくっています。昔の暮らしには戻れない、という声が聞かれます。でも、田畑の作業や森での遊びは発見や驚き、気づきの連続です。力を合わせて達成する充足感は、未来をつくる力になれると思っています。

こんな活動をしています

築120年の古民家、畑、田んぼ、自然林、人工林で田畑や森の復元・フィールド整備を行い、里山の懐かしい風景を再生しながら、自然体験と農林業体験、環境教育と環境保全の4つを統一したプログラムを年間100回以上、提供しています。

1.みやこだ自然学校のプログラム企画運営
「まめっちょ」(未就園児と保護者対象) 平日10:00~13:00 月4回
「風の子」(3歳以上の子どもと保護者対象) 土曜・日曜 10:00~15:00 月2回
自然体験をベースに多様なプログラムを展開
農の体験では、毎回収穫体験を行い、収穫した野菜は2時間以内に調理して食べています。家では食べない子どもがここではよく食べ、親たちがびっくりすることがあります。
林業体験ではしいたけのほだ木の伐採から菌打ち、間伐体験、竹の伐採などを行い、腐葉土・落ち葉を畑に撒くなどの作業をしています。
環境教育では、田んぼの神様づくり、草木染、竹馬づくり、リースづくりなどのクラフトも行っています。野生生物や野鳥、植物の専門家を呼び生態系や共生についてのレクチャー、木質ペレットのコンロの使用など多岐に渡っています。都田川の蛍観察、鷲沢風穴の探検、滝沢展望台での野鳥観察など、豊かな地域資源を活用したプログラムも実施しています。
2.田畑の日常管理
体験プログラムで使用する田畑の手入れをしています。田んぼの水路は都田川から浜名湖へつながっているため無肥料とし、環境汚染に配慮しています。
3.企業や団体への環境教育のサポート
講師として招かれたり、CSR活動の企画立案のサポートをしています。
4.環境教育の人材育成
緊急雇用対策「環境教育サービス」(2011年度)の講師などをしています。
連携している企業や団体
国産菜種油をつくっている浜北区の「なの花クラブ」、マルモ森下材木店、NPO法人はるの山の楽校、直売のとんきい、カクトコロなどとの連携があります。最近では、遠州トランジション浜松の青年たちと新春イベントを共催しました。
また、2009年度~2011年度は株式会社スクロールの森づくりサポートとして浜名湖・大草山における山桜の植樹と整備、2010年はトヨタ系労組の「スマイルリング」体験、浦川キャンプの企画実施なども行っています。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
  • 日本財団 助成事業
  • えんしん地域サポート 助成事業
  • セブン‐イレブン記念財団 助成金
  • 「はままつ森林環境基金」補助事業

参加するには。。。

プログラムに参加する、ボランティアをする、会員になる、スタッフになる
最新情報は、団体ホームページをご覧ください。
団体からのメッセージ
3.11後、この取り組みを広げるために、積極的にプロモーションをすることを決め、全国に発信するため行動しています。現在、50年先の未来を20年で実現する目標を掲げた次のビジョン「にっぽん里山MOTHER」を地域ビジネスとして成立させるため、2012年春に法人設立を目指し準備を進めています。
こんな団体です。
活動分野
環境全般、子どもの健全育成
活動対象
未就園児(保護者同伴)から大人まで
活動地域
浜松市内、主に北区の都田・滝沢地域
設立年
2005年
会員
風の子 親子63組、まめっちょ 親子25組
会費
年会費 1組 5,000円(半期は2,500円)
参加費は、親子2人1500円、ひとり増えるごとにプラス500円
運営スタッフ
8名
代表者名
加藤 正裕(かとう まさひろ)
連絡先
(住所)〒433-8105 浜松市中央区三方原町600-23
(電話)090-8540-6860
(FAX)053-437-3032
(Eメール)info@satono-ie.org
(ホームページ)http://satono-ie.org
(ブログ)http://naturesschool.blog96.fc2.com/
(2014年5月現在の情報です)

根っこの会の活動写真


みんなでつくろう里浜プロジェクト

根っこの会


遠州灘の海岸林を松枯れから守るための活動をしています。


先人が大切に守ってきたクロマツの林に、枯れて茶色く変色した木々が目立つようになりました。即効性のある具体的な手立てが見当たらない中、市民レベルでの活動を展開しています。

はじまりは。。。

 北遠の森林を大切にしたいと、山の林業家と街の人をつなぐイベントに参加したり、知り合いにも紹介したりしたのがきっかけです。初期の関心事は天竜のスギやヒノキの森林でした。

その頃、海岸林の松枯れがかなり目立つようになりました。遠州灘で活動する市民グループや行政や専門家が顔をそろえた座談会に加わり、松枯れをどうしたらよいか話し合ったのは2006年のことです。遠州灘の近くに暮らすメンバーもいたので、緊急性のある地域課題を目の前にして、海岸林に比重をおくことになりました。

海岸林のはたらき、松枯れ
 海岸林は、防砂・防風・防潮などのために、江戸時代初期から全国で植林されるようになったといわれています。強風と塩にさらされ、根をはる地盤は水や養分の少ない砂地という過酷な環境に適応する樹種として、試行錯誤の末にクロマツが使われるようになりました。風や砂の飛散を防ぎ、落ち葉や枝が燃料として重用され、人々の暮らしを支える松林は地域の人々によって大切に管理されていました。
人々の暮らしが変わり、放置された松林は、広葉樹の勢いにおされ、マツクイ虫にやられ、全国的にも危機的な状況です。輸入材から日本に入ってきたマツノザイセンチュウによって、耐性の弱い日本の松は、被害がどんどん広がりました。今、全国各地の海岸で、松林復活のためのさまざま取組みが行われています。

こんな思いでやっています。

メンバーの説明を聞く小学生 松枯れをチェックして、見つけたら被害が広がらないように伐って出す、とにかく林の外へ出すー。樹木医の正木先生のアドバイスに沿って、できることから始めてみよう、まずは3年続けてみようと2007年から松枯れチェックに取り組みました。松枯れは全国的に深刻な問題で、農薬散布や薬剤注入や住民の維持管理などさまざまな対策が講じられつつも、これぞという特効薬はないようです。

実際に、調査して搬出を依頼して、よくなったかと思えば、また枯れての繰り返しでした。3年という区切りがあったので、メンバー同士で協力してやり抜きましたが、今後の活動については検討段階に入っています。遠州灘で活動する複数の市民グループが協力するプロジェクトを柱にして、そのほかの動きは縮小するつもりでいます。

こんな活動をしています。

1.海岸林に親しむイベント
ほかの市民グループや行政と連携して、2010年から「みんなでつくろう里浜プロジェクト」を開催しています。子ども達や一般の方々を対象に、実際に海岸林の中に入って楽しもうという企画です。遠州灘で活動する4~5のグループが交替で主催を務めています。
2.そのほかの活動
メンバーの時間的なゆとりがある時に動くことにしています。

  • 枯れた松の調査、西部農林農林事務所に伐採・搬出の連絡
  • 抵抗性松の苗の補植、植栽場所の下草刈り
  • 森づくり県民大作戦へ参加、協力
  • 近隣小学校の出前講座(クロマツのはたらき・地域の歴史・松くい虫と松枯れ など)
下草刈り ただ今、奮闘中!(ブログより転載)
下草刈りの写真自分たちが植えた松はちゃんと成長してるかな?
夏の草刈りはなかなかハードですが、何故かメンバーはこの草刈りが好きなようです。
ジャングルの中に埋もれた松を見つける宝探しの如く…
松林のアロマテラピー効果と大量の汗をかくデトックス効果はやった人にしかわからない?
病みつきになりますよ!!

参加するには。。。

イベントに参加する
最新の情報は、団体ブログをご覧ください。
こんな団体です
活動分野
環境・里山
活動対象
子ども・一般
活動地域
遠州灘海岸林
設立年
2004年
会費
なし
運営スタッフ
4名
代表者名
小島 むつみ(こじま むつみ)
連絡先
(Eメール) ブログの問合せフォームをご利用ください
(ブログ) http://kaiganrinwomamoritai.hamazo.tv/
(2012年1月現在の情報です)

日本野鳥の会写真


野鳥も人も地球のなかま

日本野鳥の会 遠江


野鳥を通して、自然に親しみ、自然を守る運動を行っています。


「遠江(とおとうみ)」は、「公益財団法人 日本野鳥の会」の全国に88ある地域会のうちの一つです。
自然環境に恵まれたこの地で、趣味から専門的な分野まで野鳥に関わるさまざま活動をしています。

はじまりは。。。

遠州地方の野鳥の愛好家が集まり、自然にあるがままの野鳥に接して楽しむ機会を身近な場所でつくりたいと組織化しました。参加の動機や目的は人それぞれで、野鳥を見て楽しむ人、健康のために歩きたくて探鳥会に参加する人、野鳥の写真を撮るのが趣味の人など、同じ野鳥といえども一括りでは語れない面白さがあります。

多くの先輩方によって盛りたてられ、受け継がれてきて、2012年には創立40周年を迎えました。

こんな思いでやっています。

目で見て見分けがつくようになり、名前がわかると、散歩をするにも世界が広がります。幼鳥は愛らしく、繁殖期のオスは美しく、渡り鳥には夏鳥と冬鳥があり、1年を通じて楽しみは尽きません。この地方にはざっと200~300種類の野鳥がいますが、十数年かけても全てに遭えるとは限らず奥の深い世界です。昨年見られなかった種類に今年は会えたというささやかな喜びも、分かち合える同好の士がいればこその楽しみです。鳴き声が聞き分けられるようになると、面白さはさらに増します。「野鳥も人も地球のなかま」として、自然をいつくしむ心を大切にしています。

環境保全について、野鳥の生態をもとに提案・意見交換することもあります。いなさ湖では、営巣期にエンジン音が影響を及ぼす釣り船が自粛されました。また、釣りクラブ、引佐町との共催で、オシドリの渡来を前に湖面や湖岸の釣り糸やゴミのクリーンアップ作戦を行っています。他の分野のグループとの連携も大切です。

アオバトを知っていますか?
アオバトの写真 浜松で興味深い野鳥といえば、アオバトがあげられます。山を中心に生息する留鳥で、驚いたことに海水や温泉水など塩分を含む水を飲む、世界でも珍しい、面白い習性を持つ鳥です。全国でも5~6ヶ所しかない飛来地の1つが、この浜松、村櫛です。5~8月にかけて、アオバトが群れでやってくる様は壮観で、頭から胸にかけて美しい黄緑色した姿は大いに目を惹きます。
ほかの生き物に比べて、存在を目でとらえやすい野鳥は、自然環境の健全さをはかる指標になります。村櫛周辺の環境が良好に保てるように、アオバト飛来の価値を伝えていく必要があります。

こんな活動をしています。

1.探鳥会の開催
会員や一般の方を対象にして、月2~3回ずつ、県西部を中心に探鳥会を開催しています。
主に土曜日または日曜日の午前中で、現地集合・解散です。
2.野鳥の調査
環境省の依頼により、日本野鳥の会で、全国一斉ガン・カモ類渡来カウント調査を毎年実施しており、当会でも 約30ヶ所を担当しています。そのほか、会独自のモニタリング調査も行っています。
3.野鳥展の開催
会員が撮影した野鳥の写真や野鳥に関するいろいろな展示を公共施設などで行っています。

参加するには。。。

探鳥会に参加する
最新情報は、団体ホームページの「探鳥会・行事案内」をご覧ください。
開催日時・集合場所地図・コース難易度などの案内をしています。双眼鏡や図鑑の貸出しもあります。
会員になる
特典として、双眼鏡など探鳥に必要な用品を割引き料金で購入でき、探鳥会などに優先的に参加することができます。
公益財団法人 日本野鳥の会(東京都)
 日本野鳥の会は、1934年(昭和 9)に設立された野鳥や自然を愛する人が集う自然保護団体です。野鳥や自然を守る事業、野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業が柱になります。その活動を支えているのは、全国4万人超の会員や支部です。各地の支部は、会員によりボランティアで運営され、各地で探鳥会の実施や自然保護活動を独自に行っています。
ホームページ http://www.wbsj.org/
こんな団体です
活動分野
環境
活動対象
子ども、青少年、一般
活動地域
浜松市、静岡県西部
設立年
1972年
会員
440名
会費
3,000円/年 入会金1,000円
種類によって異なります。詳しくは、団体ホームページ「入会案内」をご覧ください。
運営スタッフ
10名
代表者名
津久井 克美(つくい かつみ)
連絡先
(Eメール) tootouminotori@yahoo.co.jp
(ホームページ) http://wbsjtm.com/index.htm
(2012年1月現在の情報です)

はまなこ環境ネットワークのロゴ


つながる、ひろげる

はまなこ環境ネットワーク


浜名湖周辺の環境の保全・活用のために活動する、市民グループ・学校・企業・行政などのネットワーク組織です。


はじまりは。。。

静岡県は、環境基準の達成や維持、アオサやごみ問題の改善など、浜名湖の水環境保全のために流域住民との連携を考えていました。一方、漁業・観光・生活など目的が異なる多くの団体が存在し、浜名湖に関心を持ち、独自にクリーン作戦や水質調査などに取り組む市民グループや学校も複数ありました。

浜名湖の課題や当面の解決策を共有し、情報やノウハウを交換しながら、必要なときに協力し合えるネットワーク化を図ろう。それぞれの活動に成果を活かそうー。まず、「浜名湖憲章」に賛同する団体が集まって、浜名湖の現状と流域が抱える問題や、自分たちが何をすべきかを考えることから始めました。

2005年の創設には静岡県環境森林部自然保護室(当時)が取りまとめを担当し、団体や行政をつなぐコーディネーターを務めたNPO法人が2008年から事務局を担っています。現在、60を超える市民グループ・学校・企業・行政などがメンバーとして登録しています。

浜名湖憲章

  • 浜名湖に生活できる幸せと、自然の恵みに感謝し、豊かな浜名湖を守ろう。
  • 人、魚、水は語り合う喜びを大切にし、親しみある浜名湖をきれいにしよう。
  • 子供たちに自然を愛する心をはぐくみ、美しい浜名湖を永遠に伝えよう。

こんな思いでやっています。

活動の様子参加団体それぞれの活動が基本で、そのうえで浜名湖の環境に関する問題点や自分たちの団体だけでは解決できない課題を出しあったり、得意な分野を活かして協働したりするための機会をつくることをめざしています。活動内容を披露して、お互いの活動の現場に出向き、それぞれが持つ情報をあわせて浜名湖についての理解を深めています。

2010年9月には、環境省によって「ラムサール条約」湿地の潜在候補地として、全国172ヶ所の1つに浜名湖が選ばれました。豊かな生態系に支えられる浜名湖を守るために、先進事例や専門家に学ぶ場を設け、国際的な水辺環境を保全する「ラムサール条約」への登録を目標にしています。

こんな活動をしています。

1.浜名湖エコキッズ体験塾
活動団体のメンバーが交替で講師を務め、親子で浜名湖について体験しながら学ぶ「環境教育プログラム」を提供しています。
2.環境啓発、活動団体交流&学習会
浜名湖エコワークショップ、環境保全講演会、はまなこ環境交流会、活動の現場訪問 など。
互いの活動を知り、交流と連携を深めながら水環境について学ぶ機会をつくっています。
講演会では専門家による浜名湖の現状や先進事例について興味深い情報が得られます。
エキスパートが大活躍
イベントの様子市民グループ、学校、研究機関、各種団体、企業など、参加団体には、さまざまな分野の知識や技術をもったエキスパートがいるのが、当ネットワークの強みです。漁師、水産研究所職員、観光協会職員、野鳥の会メンバー、高校教諭、自然観察員、水質浄化に取り組む市民グループなど、主催イベントでは、かわるがわる講師を務めたり、話題提供をしたり、サポートにまわったりしています。

参加するには。。。

イベントに参加する
浜名湖エコキッズ体験塾、はまなこ環境交流会 ほか
イベントの最新情報は、団体のホームページをご覧ください。
会員になる
団体のホームページから参加登録することができます。
こんな団体です
活動分野
環境、水産
活動対象
子ども、青少年、一般
活動地域
浜名湖周辺、浜松市(都田川の上流域を含む)、湖西市
設立年
2005年
会員
65団体(市民グループ・学校・研究機関・企業・行政など)
運営スタッフ
10名
代表者名
芥川 智孝(あくたがわ ちたか)
連絡先
(住所) 事務局 〒430-0917 浜松市中区常盤町133-13
      NPO法人地域づくりサポートネット浜松事務所
(電話) 053-455-0220
(FAX) 053-455-0328
(Eメール) info@shizuoka-t.net
(ホームページ) http://hamanako-kankyo.net/
(2012年1月現在の情報です)

写真


環境情報交差点

浜松環境ネットワーク


ネットワークによって地域環境のさまざまな情報を集約・発信し、浜松周辺の環境に対する理解を深める活動をしています。


はじまりは。。。

環境問題の講演会を聴講して地球の危機的状況に心を揺さぶられ、自分にできることは「伝える」ことだと判断した1人が呼びかけました。「もっと、たくさんの人に現実を知ってほしい。私たちの手で浜松でも講演会を開こう」。

実行委員会に参集した年齢も職業も多様なメンバーは、1996年以降4回にわたって講演会を毎年企画運営することになります。その中の有志によって、身近な環境を少しでも好転させるために自分たちにできることを実践しようと市民グループがつくられました。

こんな思いでやっています

写真散逸している断片的な環境情報を集積して一元化することで、地域の全体像をとらえ課題を明確にしたいと考えています。浜松市の環境グループや公的機関がそれぞれ所有している水・土壌・生物などの経年データを収集し、データベース化し、分析・情報発信するために、調査団体が多く、経年変化がとらえやすい水質から手を着けました。

データの評価や分析に現場検分は欠かせないと、佐鳴湖流域のフィールドワークも楽しさ優先で行っています。環境に関わる実践グループとも顔がつながり、いざという時に手を貸してもらえるのはありがたいことです。やりたいことがあるメンバーが企画を出して、残りのメンバーがサポートにまわる体制で取り組んでいます。

ネットワークの意義
地域のデータを持ち寄って環境情報交換会を開くことを市民グループや学校に呼びかけたところ、7組が応じ、テーマは奇しくも全て「水」環境。川遊びを介して子ども達が自然に目を向けるきっかけ作り、シジミによる水質浄化と生息復活調査、佐鳴湖の塩水化、大田川ダム問題と飲み水の安全性、アユの生息状況と天竜川の懸濁物質の関係、森林荒廃が招く土砂流出による諸問題など、水という共通項をめぐる多岐にわたる発表は、実践者ならではの「伝えたい、知ってほしい」事柄が凝縮され、参加者の胸に響きました。2002年の初開催で発表者も聴講者も大いに刺激を受け、これを機に実践者を招いた情報交換絵が定例化しました。

こんな活動をしています

1.浜松周辺地域、その他の地域の環境に関する情報の収集と発信
河川の水質データを中心にまとめています。

写真

2.環境教育、環境活動の場の提供
水生生物&水質調査、佐鳴湖ヨシ刈り参画は、毎年恒例のイベントです。源流をたどって川の中を歩いたり、都市型河川をサイクリングしたり、リバーウォッチングも趣向を凝らしています。
3.ネットワークの力を生かした市民活動の情報の交換と支援
実践グループを招いて、環境情報交換会を行っています。佐鳴湖、天竜川、森林から海に連なる水循環、市民に手による水質浄化などが、これまでの主なテーマです。
4.環境に関わる講演会、学習会の開催
年に1回の割合で講演会や学習会を主催しています。

参加するには。。。

イベントに参加する
詳しくは団体ホームページをご覧ください。
ボランティアをする
パソコンへのデータ入力ができる方を募集しています。
週1回、数時間程度、半年以上継続的な活動を希望。詳しくはお問い合わせください。
会員になる
自然が好きな方、環境に興味がある方、いっしょに活動しませんか。
こんな団体です
活動分野
環境全般
活動対象
一般
活動地域
浜松市内
設立年
1998年
会費
3,000円/年
運営スタッフ
4名
代表者名
木下 文恵(きした ふみえき)
連絡先
(住所)〒432-8021 浜松市中央区佐鳴台3-52-23 N-Pocket内
(FAX)053-445-3717
(Eメール)hamakannet@yahoo.co.jp
(ホームページ)http://www.hamamatsu-environ.org/
(ブログ)https://hamakannet.hamazo.tv/
(2019年7月現在の情報です)

佐鳴湖里山楽校写真


いっしょに汗を流しませんか

佐鳴湖里山楽校


多くの生き物がすむ「佐鳴湖公園」の自然環境を育てる里山ボランティアグループです。


佐鳴湖公園は、佐鳴湖とその周囲の斜面林からなる総合公園です。西岸の湿地や斜面緑地が広がる一角で、田んぼを耕し、雑木林の手入れをし、炭焼き窯をしつらえて、日本の原風景といえる「里山」の再現を試みています。

はじまりは。。。

佐鳴湖西岸部には、台地から湖岸までの斜面を緑地がおおい、湧き水のある湿地が横たわる良好な自然環境が残されていました。浜松市の「佐鳴湖西岸土地区画整理事業」によって、山林や農地の宅地化とともに、道路や公園など公共施設の整備がすすめられることになった時、恵まれた自然環境を守り育むための構想が練られました。 

市街地の貴重な自然景観を守り、市民の憩いの場として、だれでも気軽に自然に親しむことができる公共空間。生態系にも配慮して、多種多様な動植物が共存できる生息環境。市民組織「グランドワーク三島」(当時)を手本に、日曜大工ならぬ、日曜農業、日曜林業で汗を流すのはどうだろう。植物や昆虫、魚や鳥など、自然が好きなメンバーが口コミによって浜松市内外から集まり、市民ボランティアとして、楽しみながら学ぼうと「里山楽校」が誕生しました。

こんな思いでやっています

活動の様子いろいろな生き物がいる里山を次の世代にも伝えていきたいと願っています。人と自然がうまく付き合っていた昭和の初めごろ、このあたりには湿地や田んぼ、小川などがあり、両側には薪や落葉肥料を供給する雑木林が生い茂っていました。そこには、少しずつ違った生き物環境(ビオトープ)がモザイク状に交じり合って、豊かな生き物いっぱいの里山になっていました。

人と自然が共生していたこのような時代に少しでも近づけるよう、長い時間をかけても、昔この地域に生息していた多くの種類の生き物を呼び戻したいと考えています。

こんな活動をしています

毎月第1、第3日曜日の9時から、佐鳴湖西岸のひょうたん池駐車場南の炭焼き窯周辺で活動を行っています。

1.竹林・里山整備、炭焼き
竹の伐採・下草刈り・植樹など西岸の斜面林の手入れをし、伐り出した竹材で炭焼きをしています。
2.米づくり
多くの生き物がすむ水辺を復元するために、田植えから稲刈りまで全て手作業で米づくりをしています。
3.イベント開催
自然観察会、収穫祭(植樹・置き炭運動・自然探検隊・ミニ水族館 ほか)などを企画しています。
ボランティアの本領発揮メンバーによる作業の様子
佐鳴湖の水辺、湿地、斜面林の環境とそこに生息する生物、植物の保全と復元に取り組んでいます。
当初は、ずいぶん昔から放置されていたため、かつては田んぼだったところはヨシ原となり、竹林は人が入ることができないほど密に生え、暗い林となっていました。
熱意あふれる第一期メンバーは、こつこつと作業を繰り返し、田んぼや雑木林をフィールドとして整えていきました。毎回の成果が見える活動は励みになるものです。その後、活動に参加した多くのボランティアの手によって、今現在の里山の姿があります。

参加するには。。。

イベントに参加する
くわしくはお問い合わせください。
会員になる
佐鳴湖が好きな方、自然が好きな方、環境に関心のある方、鳥を見たい方、植物が好きな方、いっしょに活動しませんか。
団体からのメッセージ 
生物多様性を回復するには継続的に活動することが大切です。
里山楽校の活動は、楽しく誰でも参加できることを第一に考えています。たとえ、わずかな時間でも、いっしょに汗を流して「わたしたちの浜松の自然」を子どもたちに受け継いでいきませんか。お気軽に声をかけてください。
こんな団体です
活動分野
環境
活動対象
子ども、青少年、一般
活動地域
佐鳴湖公園
設立年
1999年
会員
約70名
会費
1,000円/年
代表者名
加藤 一正(かとう かずまさ)
連絡先
(住所)〒432-8005 浜松市中央区神ヶ谷町8948-3
(電話)053-485-0941
(2017年3月現在の情報です)