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歴史と川と里山が調和した美しい景観づくり

二俣みがきの会


二俣のまちの宝物を見つけ、みがき、育てて、次の世代に残していこうと集まりました。


天竜区二俣の街で、「歴史と川と里山が調和した美しい景観づくり」を目標に定め、「住む人も訪れる人も居心地の良さを感じる二俣のまち」をつくっていこうと活動しています。

はじまりは。。。

浜松市は二俣地区を「住民と行政の協働により景観づくりに取り組むモデル地区」と位置づけ、2007年6月に地域の住民といっしょに第1回の二俣地区景観ワークショップが開催されました。二俣を想う有志がその呼びかけに応えて集まり、積極的に二俣のまちを再発見していこうと二俣みがきの会が結成されました。

 二俣ぶらマップ二俣ぶらMAP
二俣には、かつて木材や繭の取引場所として繁栄した面影を残す古い旅館や、大小の蔵、看板建築など歴史的建造物の街並みがたくさん残っています。そんな街を気軽に巡り歩いてもらおうと、会では2011年に「二俣ぶらMAP」を制作しました。
皆さんに良く知られている秋野不矩美術館や鳥羽山公園などの他にも、二俣の魅力は沢山あります。地元グルメ情報も満載です。

こんな思いでやっています

二俣は歴史ある自然豊かな地域ですが、年々過疎化が進んでいます。しかしこの地域には脈々と受け継がれてきた歴史と文化があり、二俣川の清流や天竜美林を始めとする美しい自然があります。ここに暮らす者として、この「宝」を大事に守り、育て、みがいて次の世代に残していきたいと考えて活動をしています。

こんな活動をしています

1.歩きたくなる路地の景観
路地を活かした回遊ルートづくり
歴史的建築物や路地などの地域資源を巡るツアーガイド
2.美しい二俣川と里山の景観
放置竹林伐採と竹材利用
3.ものづくりワークショップ
NPO法人本田宗一郎夢未来想造倶楽部との協働で行っています。
地域の子どもたちも楽しめるワークショップです。

参加するには。。。

二俣みがきの会は、共に汗を流す仲間を募集しています。
 詳細は下記連絡先までお問い合わせ下さい。

団体からのメッセージ
どこの町にも先人がいて、歴史と景観を残してくれました。50年前、100年前の先人達の「この地域をこうしたい」という汗が、私たちの暮らすこの町をつくってくれました。
私たちは、50年後、100年後への「まちのこし」をしたいと考えています。
こんな団体です。
活動分野
まちづくり、河川、竹林整備
活動対象
一般
活動地域
天竜区二俣
設立年
2007年
会員
40名 50代中心ですが、若い世代のメンバーもいます。
会費
1,000円/年 
運営スタッフ
10名
代表者名
中谷 悟(なかや さとる)
連絡先
(住所) 〒431-3303 浜松市天竜区山東3115-5
(電話) 053-925-4707
(FAX) 053-925-1548
(Eメール) snakaya@m5.dion.ne.jp
(2012年1月現在の情報です)

遠州灘沿岸


遠州灘、天竜川を見つめて

Hamaumi-浜松の海を守る会-


遠州灘、天竜川周辺の自然環境や景観を守るための調査・実践・啓発活動をしています。


遠州灘沿岸は御前崎から伊良湖岬まで約117Kmの長大な海岸で、天竜川を頂点に東西にゆるやかに弧を描く日本有数の砂丘海岸です。最も気がかりなのは海岸侵食で、砂浜は年々やせる一方です。日本一の土砂供給量を誇る天竜川や渥美半島の海食崖によってつくられた砂浜に、ダムや地球温暖化などの影響が現れています。

はじまりは。。。

趣味のサーフィンをするために海へ入ろうとして、ガラスの破片で足を深く切りました。幼い頃から遠州灘の近くに住み、海と近しい関係で過ごしてきた代表にとって、それはショッキングな体験でした。

あらためて砂浜を見渡せば、気になることや目をおおいたくなることが…。まず、漂着ゴミを拾い集めることから始めました。砂浜や松林の不法投棄のゴミ処理が加わり、パトロールをするうちに防風・防砂の役目を果たす海岸林(マツ)のマツクイムシ被害が気になり、勉強を重ねるうちに海岸侵食の深刻な問題が立ちふさがりました。

拾っても、拾っても…
台風のあとは漂着ゴミがことのほか目立ちます。日本はもとより、中国、ハングル文字、MADE IN ENGLANDも存在し、ペットボトル・プラスチック破片・漁具が多数を占めるほか、針がついたままの注射器すらあります。全国展開した「漂着ゴミの海守モニタリング調査」への参加は興味深いものでした。
不法投棄の多くは、袋詰めの家庭ゴミ・電化製品です。活動成果を写真入りでブログにアップすることで、抗議の意を静かに表明しています。

こんな思いでやっています

hamaumi02「美しい遠州灘の自然を守りたい、白砂青松の海岸を次世代に伝えたい」、ライフワークとして活動しています。

目の前の課題を追求すると、漂着ゴミも、マツ枯れも、海岸侵食も、人の暮らしと密接に関わり、公共事業も絡みます。海を介して地球規模の問題にもなります。同じテーマに取り組むグループと情報交換をし、ゆるやかな連携をとりながら、サーフィンを楽しむ環境が良くなれば、子ども達も安心して駆けまわれる砂浜になるという思いで、初心を忘れず、さまざまな活動を続けています。

こんな活動をしています

1.海岸美化保全整備活動
海岸清掃、不法投棄片付け、不法投棄防止・防犯防災パトロール、漂着ゴミの調査
ゴミを拾い集め、パトロールをしています。漂着ゴミのモニタリング調査にも参加しました。
養浜(ようひん)活動、堆砂垣(たいさがき)の復元・設置
天竜川のダム上流からダンプで運んだ砂を海岸に広げる作業を手伝ったり、竹を編んだ垣根を立て冬の強い西風で飛散する砂を抑えたりしています。
海岸林の整備、海浜植物の保護・播種
マツの枝打ちや下草刈り、ハマボウフウ・ハマゴウ・コウボムギなどの手入れをしています。
2.啓発活動
はまうみ博物館、総合学習サポート、自然観察会、勉強会・講演会、こどもエコクラブ
漂着ゴミの展示や講師を招いて勉強会・講演会をしています。子どもを対象とする「読み聞かせ“空海プロジェクト”」やエコクラブも好評です。
hamaumi03はまうみ博物館
漂着ゴミや写真パネルを展示する「はまうみ博物館」は反響が大きく、小中学校や公共施設の開催が定例化しつつあります。
漂着ごみ・松枯れ・不法投棄・海岸侵食などの環境パネル約100枚、遠州灘や各海岸の航空写真・砂、外国語が表記された海外からの漂着物、漁具、家庭ごみやプラスチックごみ、海浜植物の種、ヤシの実、鳥やカメなどの骨、アカウミガメの甲羅、貝殻50種くらい、消波ブロックのサンプルなどを展示しています。

参加するには。。。

イベントに参加する
詳しくは団体ブログをご覧ください。
ボランティアをする、こどもエコクラブに参加する
ご協力いただける方を募集しています。
こんな団体です
活動分野
環境全般
活動対象
子ども、青少年、一般
活動地域
遠州灘、浜松市内、静岡県西部
設立年
2003年
運営スタッフ
7名
代表者名
清水 浩利(しみず ひろとし)
連絡先
(住所)430-0835 浜松市遠州浜2丁目34-5
(電話)080-6378-6304
(Eメール)hamaumi.shimizu@gmail.com
(ブログ)http://hamaumi.hamazo.tv/
(2017年3月現在の情報です)

写真


みんなで学び、かしこい消費者に

浜松市消費者団体連絡会


消費生活に関する調査、市民を対象とした情報提供・啓発・消費者トラブル防止の活動を行っています。


はじまりは。。。

スーパーマーケットが出店し始め、対面販売がなくなってきた時に、婦人会のリーダーを集めて、1972年、婦人会イコール消費者団体協議会(現「消費者グループはままつ」)が結成されました。川や水を汚さない市民運動や、ゴミ10%減量運動や家庭教育推進運動にも関わりを持って活動してきました。

その後、12市町村の合併に伴い、各地域で活動していた消費者団体が一つになり、2005年7月に浜松市消費者団体連絡会が発足しました。

こんな思いでやっています

経済のグローバル化や規制緩和によって、消費者問題は多様化・複雑化し、消費者教育がますます重要になっています。1人1人が必要な知識や情報をすすんで手に入れ、暮らしを見直し、よく考えてものを買うようになれば、作り手・売り手・経済に影響を与え、世の中はかわります。かしこい消費者としての選択が、環境にやさしく、より安心で安全な商品やサービスを生み出していくことにつながります。

水生生物調査、子どもの環境教室、食育、食と農の応援団、高齢者被害防止、パソコン講座など、消費生活に関わる調査研究や活動は多岐に渡りますが、ひとりでも多くの市民に、興味や関心を持ってもらい、様々な講座や講演会などに参加して欲しいと願っています。

グリーンコンシューマーになろう (Green-Consumer)
環境問題を考える時、消費者の役割が重要視されるようになってきており、買い物を通じて、生産者や流通業者へ環境負荷の少ない製品の支持を訴える「グリーンコンシューマー運動」が消費者運動の大きな柱となりつつあります。
環境に配慮した選択例(グリーンコンシューマー全国ネットワークより抜粋)
必要なものを必要なだけ買う・使い捨てでなく長く使えるものを選ぶ・季節に合った暮らしをする・近くで生産・製造されたものを選ぶ・環境問題に取り組んでいるメーカーや店を選ぶ など。

こんな活動をしています

1.消費生活問題調査研究事業(浜松市委託)
地球温暖化防止や食の安全、悪質商法被害防止など、消費者の目線で調べ、わかりやすく市民に情報提供します。

  • 調査活動 河川の水質パックテスト、水生生物による水質調査、大気環境調査、酸性雨調査など
  • 地産地消の推進 食と農の応援団、米消費拡大推進運動(米粉利用推進)
  • 視察研修、味噌作りなどの各種学習会の開催
  • ふれあい広場など市内のイベントで発表
  • 「くらしの健康カレンダー」の作成、啓発紙「はままつの消費者」発行/年2回
2.省包装運動事業(浜松市委託)
トレー廃止などによる包装の簡素化やマイバッグ持参運動で、ゴミの減量化を進めます。

  • トレー包装実態調査、店舗の環境度チェックを実施
  • マイバッグ運動の推進
  • 省包装やゴミ減量の学習会開催と啓発紙の発行
3.消費生活展事業(浜松市委託)
消費生活問題調査研究や省包装運動事業を含め、それぞれの グループが行っている活動(例えば、消費生活グループ雄踏では、味噌作りの講習会やゴキブリ退治のためのホウ酸団子作りの講習会を開催)や研究の成果を「消費生活展」として、年1回発表します。
「消費生活センター」開設まで10年!?
浜松市に消費生活センター(現:くらしのセンター)ができたのは2000年です。1990年ごろ、東京の消費者団体の講座へ参加した時、「60万都市の浜松に消費生活センターもないの?」と言われ、ショックでした。それから、市民生活課の課長や部長に「開設して欲しい」と要望を出し続けましたが、開設まで10年の歳月がかかりました。

参加するには。。。

写真

イベントに参加する
「消費生活展」、講演会、料理教室、講習会、各種講座に参加しませんか。
安心安全で健康的な食生活、エコな生活のヒント、遺伝子組み換えや放射線のことなど、いろいろな情報を発信しています。詳しくはお問い合わせください。
出前講座を利用する
「高齢者被害防止のための講演会」
被害の事例を説明し、ロールプレイで自分も体験してもらって、被害者になる前に、よく理解してもらうための講演会です。
会員になる
「消費者運動」「消費者活動」の流れ
昭和30~40年代、高度経済成長下の大量生産・大量消費によって表面化した消費者問題に対応するため、1968年(S43)に消費者を保護するための「消費者保護基本法」が制定されました。その後、全国の地方自治体に消費生活センターが開設された時の消費者の最大の関心事は「食品の安全性」だったそうで、モノの品質が問われる時代でした。
消費者問題の内容は、マルチ商法、消費者金融による多重債務、インターネットオークションなど、モノからサービスへと社会・経済状況の変化とともに移り変わっています。消費者がより自立するための支援を目的に、2004年(H16)に「消費者保護基本法」が「消費者基本法」に改正されました。浜松市にも、消費者トラブルのほか、民事全般・法律などの相談窓口があります。

団体からのメッセージ
学ぼう! 正しい知識・そして実践・生活の知恵
こんな団体です
活動分野
まちづくり、環境(水環境・里山・温暖化防止・リサイクル・ゴミ減量)、防災、男女共同参画、消費者保護、食・農業
活動対象
子ども、青少年、高齢者、一般
活動地域
浜松市内、西部地区、静岡県
設立年
1972年 浜松市消費者グループ連絡会 (前後して周辺地域でもグループ創設)
2005年7月に浜松市合併に伴い、浜松、浜北市、天竜市、舞阪町、雄踏町、佐久間町の周辺グループが統合。
会員
6団体 8グループ 約160名
会費
団体会員 10,000円+団体在籍会員数×200円/年
個人会員 グループによって異なります。詳しくはお問合せください。
運営スタッフ
役員(会長1、副会長2、理事8)が月1回理事会を開いて、運営を話し合っています。
代表者名
土屋 京子(つちや きょうこ)
連絡先
(住所 事務局連絡先 〒435-0027 浜松市中央区下飯田町109 (加藤方)
(電話)053-425-8091
(FAX)053-425-8099
(2012年1月現在の情報です)

サンクチュアリジャパンの活動写真


自然保護は感動教育から

サンクチュアリ ジャパン


自然環境を守るために、アカウミガメをシンボルにして、調査活動や自然環境教室・観察会などを行なっている現場重視のボランティア団体です。


野生生物の保護を活動の前面に出しているのは、その生物の存在が地域の環境評価につながるからです。日本有数のアカウミガメの産卵地であるということは、遠州灘一帯には他の地域とは替え難い貴重な自然環境が残っていることを意味します。アカウミガメのほかにも、海浜植物や舞阪今切れ口東岸を営巣地とするコアジサシの保護などを行なっています。活動の目的は彼らが必要とする自然環境そのものの保全で、その結果、自然界の生き物はバランスを取り合いながら生きていくことができるでしょう。

はじまりは。。。

化学薬品の汚染を気に留めた代表が、浜松市周辺の水質調査を個人的に始めた結果、馬込川河口に広がるアシ原が10万羽のツバメのねぐらであることを発見したのがきっかけです。豊かな自然を守る保護区の必要性を感じて、当時その地で進められていた開発計画から野鳥を守ろうと1984年に市民運動の会「馬込川サンクチュアリ市民の会」を立ち上げました。11万人の署名を集め市に要望書を提出し、計画が変更され「野鳥の森」が建設されることになりました。

翌年「浜松サンクチュアリ協会」という会員制の協会を設立して自然保護活動に乗り出し、1992年「サンクチュアリジャパン」と名称を変更しました。2000年に会員有志でNPO法人サンクチュアリエヌピーオーを立ち上げて、現在はジャパンが実践の中心を担い、専従職員を要するエヌピーオーが企画運営の窓口となって活動の要として全体を仕切るという関係です。

政策提言で根本解決を
現場での調査データをもとにして、課題の根本的解決のために行政に提言を繰り返し、法令や制度に反映させて自然保護が円滑に進むよう力を注いできました。
1980年に日本最大のツバメのねぐらを確認、アカウミガメの産卵地としての価値に気づいて保護活動を始めたのが87年、以降毎年「海岸への車両乗り入れ規制要望書」を行政に提出しました。遠州灘の浜松海岸とアカウミガメを浜松市の文化財にするべく働きかけて90年に指定を受け、92年にはウミガメや卵の捕獲採取が禁止されました。静岡県自然公園条例により車両乗り入れが94年に湖西・新居、97年に浜松海岸で規制されました。98年に国土環境委員会に意見書を提出し、2000年には海岸法改正にこぎつけました。

こんな思いでやっています

知ってしまった、というところから活動は始まりました。自分たちに、市民にできることは何なのか知恵を絞り、粘り強く実践を重ねるうちに25年以上の時が流れ、同志は1877名に達しました。ツバメもアカウミガメもコアジサシも、この活動がなければ存在が公になることはなかったかもしれません。当初、一般的にまだ「市民活動=反体制の危ないヤカラ」というイメージがあった頃とは隔世の感があります。

初期の観察会の参加者の反応から、自然の素晴らしさを体感すれば環境への配慮が芽生えることを実感し、活動の方向性が定まりました。できるだけ多くの神秘的な出会い、そういう感動をどれだけ得られるかによって、自然を大切にしようという気持ちが育つと信じて体験プログラムを練ってきました。特に子どもたちの参加を大事にしています。

現在の活動や成果は、会の発足当時に思い描いたビジョンがすべて現実のものとして結実した結果です。アカウミガメが安心して産卵できる静かで闇に包まれた砂浜、子どもたちや人々が裸足で歩ける美しい砂浜を次世代に残したいという、これまでの活動はこれからもかわりません。

カメたちの受難
ワダチで前にすすめないカメの写真まだ車両乗り入れの規制がなかった頃のことです。砂浜を縦横にオフロード車やバイクが走り、ウミガメの産卵期5~8月には、釣りやらバーベキューやら昼夜を問わず人が押し寄せました。
海浜植物は踏みつぶされて枯れました。砂の中の卵は重みで割れ、砂浜に刻まれたタイヤの跡にはまった子ガメは、海にたどり着くことなく力尽きました。幾筋ものワダチは、産卵後に体力を消耗した親ガメの帰路もはばみました。

こんな活動をしています

1.文化財保護事業
浜松市指定文化財である浜松海岸の保護活動をしています。

アカウミガメ保護調査事業
5月から8月のシーズンには毎日早朝、調査員による産卵調査を行っています。6月から8月は、調査への体験参加を受け入れています。産卵跡を確認すると卵を掘り出し保護柵に保護します。
3月~5月初旬には保護柵整備作業も行っています。
砂浜回復事業
四輪駆動車が走行し海浜植物を枯らし窪地となったところに、砂とコウボウムギの種子を入れた麻袋の土のうを積み、砂を堆積させ植物群落を再生するための活動をしています。
2.環境教育事業(静岡県いきものふれあい事業)
親子環境教室や、遠州灘海浜公園自然観察会、子ガメ観察会、ビーチクリーンアップなどの活動をしています。
3.環境調査事業
動植物分布調査、水質調査
2010年度からは太平洋における海岸環境調査を始め、荒廃が続く海岸環境をどのように保全していくかを環境政策提言として実施しています。
ジュニアレンジャー制度
「子どもたちには、自然の中で大いに遊び、優しい心を育ててもらいたい、知識ばかりにかたよらない自然とコンタクトのとれる次世代の担い手に育って欲しい」という思いから、3~18才までを対象としたジュニアレンジャー制度を1992年につくりました。野生生物の保護活動を中心とする環境教育という位置づけです。
自然観察会や生物調査、自然教室などの活動に76回参加するとジュニアレンジャーに認定されます。その後、名刺などの七つ道具を手渡され、活動の仲間として迎えられ、今度は観察会の説明役などを担当します。調査員として活動したり、自分のやりたい調査に関して経費が出されたり、静岡県や日本の代表として国内外に派遣されたり、多くのジュニアレンジャーが活躍の場を広げています。

参加するには。。。

イベントに参加する
アカウミガメ産卵調査、子ガメ観察会、ビーチクリーンアップ、海岸ウォーク、コアジサシ保護活動など、さまざまなイベントがあります。詳しくは団体ホームページのイベントカレンダーをご覧ください。
ボランティアをする
イベントの準備や運営のサポートをしてくれる方を募集しています。詳細はお問い合わせください。
会員になる
寄付する
こんな団体です。
活動分野
海岸保護、子どもの健全育成
活動対象
子ども、一般
活動地域
静岡県西部
設立年
1984年
会員構成
1877名
会費
2,000円/1口
正会員 大人2口以上/年、子ども(中学生以下)1口以上/年、ジュニアレンジャー会員2口以上/年、賛助会員 5口以上/年、法人会員10万円以上/年
運営スタッフ
30名
代表者名
馬塚 丈司(まづか たけじ)
連絡先 
(住所)〒433-8123 浜松市中央区幸2-17-9
(電話)053-475-6535
((FAX)053-475-6548
(Eメール)dxcfp304@yahoo.co.jp
(ホームページ)http://sanctuarynpo.jp/
(2017年3月現在の情報です)


親子で農業体験しませんか?

とみつか未来塾


未来を担う子どもたちが、自然とふれあい健やかに成長するよう、田んぼや畑を借りて、お米やサツマイモやそば作りなどの農業体験をしています。


はじまりは。。。

富塚小学校PTAのお母さんたちが、学校が週休2日になることを契機に「子どもが土曜をどう過ごすか?」を考え、富塚地域の里山や佐鳴湖がある豊かな自然環境を生かし、地域の人たちとのあたたかな交流やふれあいを通しての体験学習の中で育んでいきたいと「とみつか未来塾」を2000年に立ち上げました。

こんな思いでやっています

地域の自然とのふれあい、他の家族の方たちとのふれあい、地域の方たちとのふれあいを大切にしています。自然環境に恵まれた”山川の田んぼ”を中心に、子どもたちが農作業等の体験を通し、あるがままの自然に直接五感で触れ、動植物との共生、生命のつながりや人々の協力の大切なことを知る場作りをしています。自然の美しさや危険を知ることで、観察力、注意力も養われていきます。

また、大人にも楽しく活動に参加していただくことで、コミュニティを拡げ、地域愛を深め、一人一人の心身の健康維持増進に役立てたいと思っています。

こんな活動をしています

1.川をきれいにして、ホタルを増やそう
毎月第二土曜日9:00~10:00に、権現谷川、段子川、新川のゴミ拾いと水質検査をして、水辺の生き物が住みやすい川にする活動をしています。
2.昔ながらのお米づくり体験
椎ノ木谷の「山川の田んぼ」で、お米をモミから育て、田おこし、田植え、草取り、案山子づくり、稲刈り、脱穀まで体験して、収穫祭でおにぎり、お餅つきをします。
3.サツマイモ、そば、サトウキビの栽培

とみつか未来塾写真2

秋の収穫祭でいただきます。
4.お茶摘み、お茶の手もみ体験
大平台のお茶農家の協力で、4月下旬と7~8月に行っています。

5.料理教室
収穫したそば粉やサツマイモでおやつを作ったり、味噌を作ったりします。
6.自然観察会

とみつか未来塾写真三枚目

椎の木谷の里山観察会、ホタルの観察会、川の生き物観察会、星空観察会などをしています。
7.昔あそび
百人一首、将棋、けん玉、おはじき、毛糸編み、おりがみなど、昔の遊びを楽しみます。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
2010年 セブンイレブンみどりの基金
2009年 子どもゆめ基金

参加するには。。。

塾生になる
一期ごとに募集しています。年会費 1人2500円、2人5000円、3人以上は1人1500円加算。
ボランティアになる
日頃の畑仕事やイベントをお手伝いするボランティアを大募集しています。毎回でなくても都合のよい時だけでも結構です。老若男女、どなたでも力を貸してください。自然の中で心身をリフレッシュできます。
ボランティア年会費 2500円(保険料を含む)
活動を支える
賛助会員 一口1000円 子どもたちの健やかな成長と、富塚の自然を守る活動をご支援ください。
団体からのメッセージ
毎年4月に塾生を受け入れて始めています。富塚町周辺に残された貴重な里山で自然を相手に農作業など汗を流してみませんか、詳細はブログにアクセスを!
こんな団体です
活動分野
子どもの健全育成、河川・湖沼・海(水環境)、森林里山、リサイクル・ゴミ減量・清掃、食・農林水産
活動対象
子ども、一般
活動地域
浜松市中区富塚町周辺 
設立年
2000年10月
会員構成
会員 42名 富塚周辺のシニアが多い、塾生 33家族(2011年度)
会費
個人会員 2500円(保険代含む)、賛助会員 一口1000円
運営スタッフ
非常勤 20名
代表者名
塾長 川口 好市(かわぐち こういち)
連絡先
(電話) 053-471-5626
(FAX) 053-471-5626
(Eメール) ブログの『オーナーへメッセージ』のところから連絡ください。
(ブログ) http://tomitsukamiraijuku.hamazo.tv/
(2012年1月現在の情報です)

マングローブ植樹風景


環境保全と両立する水産養殖を

NPO法人 地域生物資源研究所


養鰻場跡地を利用した新しい自然環境型養殖を研究しています。

(NPO法人は2023年3月9日に認証取り消しされました)


自然環境の修復・保全・利活用や地域産業の再興・創成に関する事業を行い、地球温暖化問題への対処、地域自然環境の浄化や地域産業の振興に貢献することを目的としています。

はじまりは。。。

大学で教鞭をとっていた代表が提案した、廃養鰻池を耐寒性マングローブにより緑化する計画に対して、養饅施設の所有者が共感。浜名湖畔で既にマングローブ育成に成功している、学校法人オイスカ高校の協力を得て、研究が始められました。浜名湖の地域特産資源である、ドウマンガニ(トゲノコギリガザミ)やクルマエビと、マングローブ植生が共存すれば、これまでにない自然環境型養殖池となります。衰退しかけた浜名湖周辺養殖漁業の再興に繋げるため、NPO法人としての活動が始まりました。

ドウマンガニ(トゲノコギリガザミ)
地域の特産品である、ドウマンガニの稚ガニは浜名湖に放流されていますが、大型にまで成長して回収されるものは多くありません。食用として地域に供給するためには、養殖池内にてある程度の大きさにすることが考えられます。そのためのノウハウは地域の先人たちから集められつつあり、その維持と蓄積も研究所の使命の1つと考えています。

こんな思いでやっています

養鰻池の跡地利用
地域の大きな産業であった養鰻業は、最盛期の10分の1以下に衰退してしまい、地盤の軟弱さから跡地利用は限られており、多くは放置されているのが現状です。ここに植生と共存する養殖池が実現できれば、CO2を吸収して有用材となるだけでなく、多くの水産資源を産出することができます。また、浄化作用による浜名湖や佐鳴湖の水質問題にも結び付くため、地球温暖化への対処、地域自然環境の浄化、地域産業(農水商工)の振興という観点からも、有効な解決手段となる可能性があります。
研究所の現在

マングローブポット苗

現在は、マングローブの中で最も耐寒性のあるヒメルギを種子島で採取し、養鰻場跡地でポット苗として生育中です。越冬をさせることでより耐寒性のある個体を選び出しています。
また、ドウマンガニは跡地内の施設を実験場とし、育成ならびに採卵の実験を行っています。今後、自然環境型養殖池へと展開させ成果を得て、大きな取り組みに発展させること願い活動しています。

こんな活動をしています

1.廃養鰻池跡地の緑化による利活用
廃養鰻池にマングローブを植栽し、植生と共存する新しい自然環境型養殖池を目指しています。
2.地域生物資源活用事業
ドウマンガニの養殖を目指して、水槽飼育、採卵の実験を行っています。

参加するには。。。

ボランティアをする
ボランティアとして主体的に活動できる方を募集しています。
寄付をする
活動に賛同し、寄付を通じての協力を待っています。
団体からのメッセージ
マングローブの緑一面の樹海が皆様の目を楽しませ、その下に巣食うどうまん蟹を賞味していただけるという日が、私どもの目の黒いうちに来るよう願っています。
■ こんな団体です ■
活動分野
学術・文化、河川・湖沼・海(水環境)、温暖化防止、科学技術の振興、経済活動の活性化
活動対象
活動地域
設立年
2008年10月 →2023年3月NPO法人認証取り消し
会員構成
会費
運営スタッフ
総事業支出額
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
連絡先
(2012年1月現在の情報です)

路上清掃


地域に貢献する

NPO法人 えんしん地域サポート


活動資金の支援や、地域の住みよい環境づくりと発展の手助けとなるように、積極的に活動しています。


はじまりは。。。

遠州信用金庫のCSR活動を、NPO法人に移すことにより、一職員としてではなく、一社会人・一市民として、NPO活動・ボランティア活動を通じて、意義を理解し、「社会に貢献」する大切さを会員に浸透させるために始めました。

こんな思いでやっています

活動資金の援助だけではなく、「地域サポート」の名を表す通り、自ら体を使い、地域活動に参加・サポートすることに力を入れています。

こんな活動をしています

1.高齢者や障がい者の支援
自立支援のため、授産所などへの援助。視覚障害者を対象とした映画上映に向けた「シーンボイス浜松」へ、機材の提供、協力を行っています。また、視覚特別支援学校の点字後援会へ助成しています。
2.金融・経済知識の普及や消費者保護
多重債務者を対象に無料相談会の開催。高校生向けに、お金についてのセミナーを開催しています。
3.環境の美化・維持
毎月第3水曜日に全店の周辺の路上清掃、毎年一回、新入会員を中心に中田島海岸の清掃に参加しています。また、河川などの美化活動をしている団体への助成も行っています。
4.地域の安全や子どもの健全育成
子どもの発達・親の育児力に関るNPO法人へ資金援助しています。
5.健康・体力の増進・維持
少年野球、婦人バレーボール大会への助成を行っています。
6.地域振興と文化向上
市中心街の活性化イベント、音楽の街イベント、優良映画の上映に共催しています。
その他、「災害救援および復興支援」「科学技術の発展・振興」についての調査・研究を行っています。

参加するには。。。

会員、ボランティアの募集はしていません。

■ こんな団体です ■
活動分野
保健・医療・福祉(健康)、まちづくり、河川・湖沼・海、リサイクル・ゴミ減量・清掃、 子どもの健全育成、消費者保護、その他
活動対象
障がいのある人、一般
活動地域
静岡県西部
設立年
2007年1月
会員構成
正会員 62名(遠州信用金庫の役員、部長・副部長・店長)
活動会員 296名(遠州信用金庫の一般職員)
賛助会員 5社
会費
正会員 5、000円/年、賛助会員 10,000円 /年、活動会員 0円/年
運営スタッフ
 
総事業支出額
508,970円('22年度)
460,753円('21年度)
229,213円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
鈴木 靖
連絡先
(住所)〒430-8689 浜松市中央区中沢町81-18 遠州信用金庫内
(電話)053-472-2127
(Eメール)wbs55950@mail.wbs.ne.jp
(ホームページ)http://www.enshu-shinkin.jp/support/
(2017年3月現在の情報です)

プールの中の子どもたち


水(アクア)は生命の源、みんなで心と身体を成長させよう!

NPO法人 NPOアクア


子どもや障害のある人を対象に、水泳教室や福祉や環境に関するイベントを行っています。



 水泳やその他の様々なスポーツ活動で、子どもや障害のある人がどんどん自分の出来ることに挑戦してほしい、スポーツに限らず福祉や環境などの活動にも興味を持って活動を広げていって欲しいという思いでさまざまな活動をしています。

はじまりは。。。

スイミングスクールで教えていた代表が、もっと一人一人の子どものペースに合わせた指導がしたいという思いから1991年水泳教室を始めました。それぞれの子どもの出来ることから先にのばしてあげるという指導をしています。
また、障害のある人も水の中では自由に動けるのではないかと考え、2006年NPO法人化し、障害のある人向けのクラスも作りました。

こんな思いでやっています

水泳教室その2水泳教室では、少人数で愛情をかけて接することによって、より一層上達するという思いのもと指導しています。
また、NPOアクアに参加すると、スポーツだけでなく、福祉や環境について体験する機会を持てます。自分も社会に参加している、貢献しているという意識を少しでも持ってほしいと考えています。
親とのコミュニケーションも大事にしていて、イベントは親子で参加するものがほとんどです。

こんな活動をしています

1.水泳教室
火曜日 浜松市総合水泳場<トビオ> 1)17:00-18:00  2)18:00-19:00
水曜日 可美プール 1)17:00-17:50  2)18:00-18:50
金曜日 可美プール 1)18:00-18:50
土曜日 湖西アメニティプール 1)09:00-09:50  2)10:00-10:50
ひまわりクラス(障害のある人)
土曜日 湖西アメニティプール 1)10:00~10:50  2)11:00~11:50
2.体育教室
火曜日 湖西市立新居幼稚園遊戯室
1)15:10~16:10  2)16:20~17:20  3)17:30~18:30
3.イベント開催
年に6、7回程度、在籍メンバー向けに、普通救命講習、環境学習、手話体験、親子スケート体験、アクアまつり、親子スキー体験等を行っています。浜松の他のNPO法人の協力を得て開催しているイベントもあります。

参加するには。。。

会員になる

教室に通う(詳細はお問い合わせください)

水泳教室その1団体からのメッセージ
障害者の水泳指導は法人化してから始めました。親とのコミュニケーションを大切にし、子供の特性に合った指導を心がけています。メンバーのほとんどは健常者なので、障害への理解が深まるような交流やイベントを行っています。
■ こんな団体です ■
活動分野
スポーツ、子どもの健全育成、福祉、環境
活動対象
幼児、子ども、障害のある人
活動地域
静岡県西部
設立年
1991年(2006年3月法人化)
会員構成
190名
会費
正会員 個人 1,000円/年、入会金 1,000円
賛助会員 個人 5,000円/年、団体 10,000円/年、入会金 いずれも1,000円
*教室に通う場合は、別途かかります。
運営スタッフ
常勤 2名、非常勤 19名
総事業支出額
8,627,612円('22年度)
8,881,217円('21年度)
10,363,833円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
堀内 ひろみ(ほりうち ひろみ)
連絡先
(住所)〒431-0211 浜松市中央区舞阪町舞阪27
(電話)090-5112-9488
(FAX)053-592-2077
(Eメール)hori-27@amber.plala.or.jp
(ホームページ)http://www10.plala.or.jp/npo-aqua/
(2021年2月現在の情報です)

アマモ観察


海のゆりかごを守ろう~魅力あふれる浜名湖をいつまでも~

NPO法人 はまなこ里海の会


浜名湖の水産資源と自然環境を守り、その魅力を伝えて行きます。


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はじまりは。。。

浜名湖・遠州灘は、基本的に活魚中心の沿岸漁業が行われています。もし、沿岸で魚介が取れなくなってしまったら、漁業全体に影響が出る危機感があり、稚魚の放流やアマモ場保全は重要な仕事の一つです。
そのために、浜名湖や遠州灘で操業している漁師が中心になってNPO法人を立ち上げ、浜名漁協と連携を取りながら、浜名湖の漁業資源・自然資源の増殖や保全、さらには自然保護の活動を行っています。

浜名湖ってこんなにスゴイ!?
浜名湖は海水と淡水が混じりあう汽水湖で、東京~大阪間では「最大にして最後のアマモ場」として知る人ぞ知る存在です。水深1~2mの海底に根を張る海草アマモの群落は「アマモ場」と呼ばれ、生物の産卵や稚魚のすみかとして大切な場所。海中に酸素を供給して、水質浄化にも役立っています。
「はまなこ里海の会」設立を機に漁協と協力しあって活動を始めたことで、海のプロたちがそれぞれの技を活かして参加してくれるようになりました。陸地だけでなく、海の中での活動ができるようになり、浜名湖の魅力を伝える手段がぐっと増えました。

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こんな思いでやっています

広大なアマモ場や豊富な水産資源が残っている浜名湖は、養殖や漁業も含めて、四季折々の様々な体験をすることができる場所です。浜名湖や遠州灘の海の恵みをより豊かに!それを育む自然環境を未来の子供たちに残していきたい!そんな思いを抱きながら、浜名湖中心に観察会や放流会の開催、地産地消イベントへの出展を通して、貴重な自然資源を守り、地域の魅力として伝えて行くことを使命に活動しています。

海を知っているからこそ、伝えられること
「浜名湖の価値が、地元も含めてまだあまり知られていないのが残念。本来ならラムサール条約に認定されて当然くらいの自然資産を持っている」と語るのは、南伊豆で30年間自然保護活動の実績を重ね、法人のコアスタッフとして白羽の矢が立った事務局長。「海の中に入って、どんなことができるかを私たちは提供しないといけない。ただし、陸に比べると海の場合のリスクは何十倍。安全管理、リスク管理も考えた上で、事前の準備とオリエンテーションを組み、最悪のケースを常に予想しておく。その最悪のケースに至らないように、どう手を打っておくかが大切で、それがないと海では活動できない」とは、実践者ならではの覚悟です。

こんな活動をしています

魅力いっぱいの浜名湖を知る機会を、たくさん用意しています。

1.アマモ場の観察会
アマモ場は「海のゆりかご」と言われ、魚にとって産卵の場でもあり、養育の場でもあります。
2.放流会(静岡県委託事業)
トラフグやガザミ、マダイなどの稚魚を放流しています。水産資源保全のために欠かせない事業です。
3.水産体験教室
トラフグ漁、アサリ漁、袋網漁、海苔摘みなどを体験できます。
漁協の女性たち
舞阪で働く女性たちが集まって、はまなこ里海の会員として活動する「浜のレディース」というグループを作りました。シラスのてんぷらやフリッターなどを朝市で販売したり、浜名湖に関するイベントを自分たちで企画・運営したりしています。
会のイベントで提供する昼食の調理や、地元で採れる海の幸の紹介も、彼女たちが担っています。参加者からの生の反応を、目の前で感じ取れることも、大きなやりがいです

参加するには。。。

イベントに行く
放流体験や水産体験、タッチプールなど、イベントへの参加者を募集しています。
ボランティアをする
イベント開催時の安全監視や受付など、ボランティアとして協力してくれる人を募集しています。
会員になる
正会員、賛助会員、それぞれに家族会員の制度があります。海の幸食べ放題、渡船料割引など特典を用意しています。
■ こんな団体です ■
活動分野
河川・湖沼・海、生涯学習、子どもの健全育成、食・農林水産
活動対象
すべての人
活動地域
静岡県西部
設立年
2007年8月
会員構成
90名程度
会費
*年会費 一口1,000円
正会員 入会金 20,000円、個人 5口以上(5,000円~)、団体 25口以上(25,000円~)
賛助会員 18歳以上 3口以上(3,000円~)、18歳未満 1口以上(1,000円~)、
家族 5口以上(5,000円~)、団体 10口以上(10,000円~)
運営スタッフ
非常勤 4名程度  放流体験などの開催は、漁師の方に協力してもらっています。
総事業支出額
提出なし('22年度)
505,000円('21年度)
586,520円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
鈴木 邦夫(すずき くにお)
連絡先
(住所)〒431-0211 浜松市中央区舞阪町舞阪2119番地の19
(電話)080-3633-4946
(Eメール)umiattyuu@yahoo.co.jp
(Facebook)https://www.facebook.com/p/Npo法人-はまなこ里海の会-100069215803711/
(2017年3月現在の情報です)

ウミガメの赤ちゃん


自然保護は感動教育から

NPO法人
サンクチュアリ エヌピーオー


自然環境を守るために、アカウミガメをシンボルにして、調査活動や自然環境教室・観察会などを企画運営しています。


身近な自然をよりよい状態で次の世代に引き継ぐことは今を生きる1人1人の務めです。ウミガメは保護対象の一つで、活動の真の目的は自然環境を守ることであり、自然を大切に思う心を持った子どもを育てることです。

川は古来より文化を育みながら流れてきました。自然保護は文化の礎です。アカウミガメが安心して産卵できる静かで闇に包まれた砂浜、子どもたちや人々が裸足で歩ける美しい砂浜を次世代に残したいと、文化活動を続けています。

はじまりは。。。

日本最大規模のツバメのねぐらがある馬込川河口にレクリエーションゾーン作るという整備計画が立てられ、その開発から野鳥を守ろうという市民運動の会「馬込川サンクチュアリ市民の会」が1984年に発足されました。11万人の署名を集め市に要望書を提出し、計画が変更され「野鳥の森」が建設されることになりました。翌年「浜松サンクチュアリ協会」という会員制の協会を設立して自然保護活動に乗り出し、1992年「サンクチュアリジャパン」に名称を変更しました。

活動をより継続的に広範囲で実施していくため、2000年に会員有志でNPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」を立ち上げて、ボランティア団体「サンクチュアリジャパン」をサポートすると共に、活動拠点となる「サンクチュアリネイチャーセンター」を運営しています。

こんな思いでやっています。

継続は力
25年以上、ウミガメの調査を続けています。コアメンバーは毎朝3時半に起きて海岸に出かけ、7時まで調査をしてから出勤するという日々を当たり前のようにこなして活動を支えてきました。毎日継続したデータを取ることによって、自然が語ってくれることがたくさんあります。
自然を大切にしようという気持ちは、自然との触れ合いや神秘的な出会い、そういう感動をどれだけ得られるかによって育まれると信じて体験プログラムを行ってきました。励みになるのは、子どものころ自然観察会や子ガメの観察体験に参加した人が、大人になり親になって自分の子どもを連れてきてくれることです。
何事も根本的な解決を!
どの事業でも、一回限りのイベントで終わらせず、物事を根本的に解決していくよう政策提言を行っています。また、文化財である浜松海岸の保護活動は、保護調査活動とともに、市民に見せ、話す機会を作っています。野生生物を保護し、その生育環境を守るだけでなく、特に子どもたちがそれを観察する・自然とじかに触れ合える場所としてのサンクチュアリ(野生生物保護区)を大切にして、環境教育=自然から感動を得られる活動を展開していきます。
法の整備に向けて
アカウミガメは日本の太平洋沿岸部を主な産卵地とする絶滅危惧種です。5~8月にかけて平均120個の卵を年に3~5回に分けて産み、親ガメになるまでに約20年かかり、その確率は1/5000といわれています。
法人化前のボランティア団体の時代から、毎日欠かさず取り続けた調査データを活かして、環境改善のために政策提言を行い、さまざまな法令や制度に反映させてきました。中でも、国土環境委員会に意見書を出し、国土保全のみを目的にした海岸法の40年ぶりの改正にこぎ着けたのは大きな一歩でした。2000年に施行された「新海岸法」は、「環境」と「適切な利用」を盛り込んだ法律に生まれ変わり、車両の海岸乗入規制が可能になりました。

こんな活動をしています。

1.文化財保護事業
浜松市指定文化財である浜松海岸の保護活動をしています。

アカウミガメ保護調査事業
5月から8月のシーズンには毎日早朝、調査員による産卵調査を行っています。また、文化財の保護啓発として「親と子のウミガメ教室」を開催し、産卵跡を確認すると卵を掘り出し保護柵に保護する調査体験参加を受け入れています。3月~5月初旬には保護柵整備作業も行っています。
海岸回復事業【一人一袋運動】(浜松市南区「地域力向上事業」)
四輪駆動車が走行し海浜植物を枯らし窪地となったところに、砂とコウボウムギの種子を入れた麻袋の土のうを積み、砂を堆積させ植物群落を再生するための活動をしています。

自然体験教室

2.環境教育事業
親子環境教室や、遠州灘海浜公園自然観察会、子ガメ観察会、ビーチクリーンアップなどの活動をしています。
3.環境調査事業
動植物分布調査、水質調査
2010年度からは太平洋における海岸環境調査を始め、荒廃が続く海岸環境をどのように保全していくかを環境政策提言するために実施しています。
4.コミュニティー事業
中田島砂丘入り口にサンクチュアリネイチャーセンターを開設して、情報発信や自然への窓口としています。また、喫茶コーナー、ウミガメに親しんでもらうための「ウミガメグッズ」販売や、環境商品を販売しています。
5.その他の事業
自動販売機デポジット制度
ネイチャーセンター横に設置している自動販売機で売られている飲料水にはバーコードが貼られていて、その空容器を戻すと10円戻ってくる回収機を設置しています。そのため、そこで購入した飲料水の空容器のポイ捨ては確実に減ってきています。
サンクチュアリ ネイチャーセンターサンクチュアリネイチャーセンター
活動の拠点は、年間100万人以上の観光客が訪れる中田島砂丘の入口にあります。絶好の地に位置するこの建物は、活動の存続発展を目指してメンバー有志が個人で入手したものです。調査や観察会で足を運ぶたびに、当時ビジネス旅館を経営していた先代所有者と顔をあわせて信頼を築き、後に廃業が決まった時に建物継承者として指名を受けました。おかげで、現場の目と鼻の先に拠点を構えることでき、あらゆる活動の段取りが格段にアップしました。
1階にはインフォメーション・環境ショップ・喫茶コーナーを常設し、遠州灘海岸などの自然や活動内容をパネル紹介したり、自然観察会や環境学習の案内をしたりしています。環境書籍やウミガメグッズを扱い、有機栽培による食材などを使用した軽食や飲物を楽しめ、売上げの一部が活動資金になります。2階はネイチャーギャラリーで、写真展やイラスト展を開催するほか、スライド等を使った自然環境教室やネイチャークラフト教室の場として活用しています。
<<委託事業、補助金・助成金事業など>>
1988年~:浜松市委託事業「アカウミガメの産卵調査」
1992年~:静岡県委託事業「アカウミガメの産卵調査」
2008〜2010年:地球環境基金「海浜植物の保護活動による遠州灘海岸の浸食防止対策」
2010年:こどもゆめ基金「浜辺の楽校野生生物との神秘的な出会い体験活動」
2010年〜:日本経団連自然保護基金「太平洋沿岸部における生物多様性の保全と絶滅回避への政策提言」

参加するには・・・

イベントに参加する
アカウミガメ産卵調査、子ガメ観察会、ビーチクリーンアップ、海岸ウォーク、コアジサシ保護活動、砂浜回復事業などさまざまなイベントがあります。詳しくは団体ホームページのイベントカレンダーをご覧ください。
会員になる
ボランティアスタッフになる
環境が好き、子どもが好きな方を募集しています。人前で話をしたり、パソコンでの作業もあります。詳細はお問い合わせください
寄付する
団体からのメッセージ 
私たちは、野生生物との神秘的な出会いに感動し、感動した心が環境を保護することに繋がると思い活動を続けています。また、環境保護には環境を大切に思う後継者を育てることが重要です。そのためには、一人でも多くの市民、特に親子の参加を希望します。多くの方々に参加して頂き、かけがえのない環境をみんなで保護していきたいと思います。
■ こんな団体です ■
活動分野
海岸保護、子どもの健全育成
活動対象
子ども、一般
活動地域
静岡県西部
設立年
1984年(2000年4月法人化)
会員構成
19名 20~80代
会費
正会員  個人 10,000円/年 入会金5,000円
賛助会員 個人 5,000円/年 入会金5,000円、団体 100,000円  入会金10,000円
運営スタッフ
常勤 4名、非常勤 3名
総事業支出額
33,978,033円('22年度)
33,163,334円('21年度)
35,803,643円('20年度)
内閣府NPO法人ポータルサイト
外部サイトへのリンク
代表者名
馬塚 丈司(まづか たけじ)
連絡先
(住所)〒433-8123 浜松市中央区幸2-17-9
(電話)053-475-6535
(FAX)053-475-6548
(Eメール)umigame@sanctuarynpo.jp
(ホームページ)http://sanctuarynpo.jp/
(2017年1月現在の情報です)